営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
10:00〜14:00
▶日帰り入浴料
800円
▶タオル
200円
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0266-27-5526
神乃湯の外観と館内
神乃湯は毒沢鉱泉に2件ある宿のうちのひとつ。
下諏訪温泉から車で10分程の場所にあります。
こちらは日本秘湯を守る会にも加盟している人気宿。
もう一件の宮乃湯はツウ向けの雰囲気ですが、こちらは万人受けしそうなオシャレ秘湯宿です。
神乃湯は少し山を登ったところにあるのですが、最後の坂がなかなかキツイ。非力な車だと登るのは苦労するかも。
それにしても毒沢鉱泉というのはかなり恐ろしい名前。
温泉名に毒とつくのは日本唯一では?
武田信玄が温泉を隠すために、毒と付けたとも言われています。
立派な秘湯を守る会の提灯がお出迎え。
神乃湯は日帰り入浴は昔から寛容です。
毒沢という珍しい名前に惹かれ、私も訪れるのは2回目。
毒沢鉱泉は2件とも日帰り入浴可能なので、湯巡りしてみてもいいかもです。
さっそく館内へ。土間の先は畳敷き。
神乃湯という名前らしく、右手には本物の祠があります。
日帰り入浴は800円。
駐車場には車がいっぱい停まっているように見えましたが、意外と空いてました。
タオルは200円。ばっちりロゴ入ってます。
お風呂は別棟。ここでサンダルに履き替え、渡り廊下を進みます。
渡り廊下には干し柿が吊るされ、ノスタルジックな雰囲気。
神乃湯の温泉
脱衣所。床は竹すのこ。足ツボみたいで感触が面白い。
こちらが内湯。
これはすごい。鮮やかなオレンジ色のお湯が目を引きます。
ちょっと薄暗い浴室に日光が差し込み、神秘的なオーラさえ感じますね。
人参ジュースみたいな色してます。
毒沢という名前にふさわしい、あまり見かけない温泉の色。
こんなすごい鉱泉は初めて。
気になる泉質は含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉。
旧泉質名では含明礬緑礬泉となる温泉で、非常に珍しい泉質。
特に鉄分の含有量が半端なく、132mgというの驚異の数値。
お隣、宮乃湯の倍近い含有量です。
鉄分が100mgを超える温泉は初めて。
あれだけ鮮やかなオレンジになるのも納得ですわ。
源泉はわずか2度とかなり冷たいので、いい感じの湯加減に加温。
循環はありですが、塩素消毒はありません。
加温浴槽の隣に小さな源泉浴槽。
こちらは100%源泉かけ流しです。
ただ、この温度に入るのはかなりキツイ。
常連と思われるおじさんは、一瞬ですが入っていました。
すげえ。
非加熱の源泉は無色透明。
空気に触れ酸化すると、人参ジュースのような色になります。
この源泉は飲用も可能。
あの色だし、名前も毒沢ですし、さぞかしまずいのでは?
試しに飲んでみると。
あら? めっちゃ美味しい。
少し酸味があり、レモネードのような味。
冷たいので清涼感もあり。衝撃的な美味しさでした。
ゴクゴク飲める味で、思わずもう一杯おかわり。
今考えただけでも、また飲みたくなってきた。。
1日100ミリリットルが目安らしいので、三杯目はやめておきました。
飲泉すると貧血や慢性消化器病に効能あり。
ちなみにこの源泉は一本1000円で販売もされていました。
家のお風呂にコップ3杯ほど入れると、よくあたたまるそう。
通販もしているので、気になる方はぜひ。
日帰り入浴してみた感想まとめ
神乃湯は鉄分豊富な珍しい泉質。
いかにも毒々しい鮮やかなオレンジ色
館内は古民家風のオシャレな感じで、快適過ごせます。
人気の温泉ですが、月曜日ということもあってか、先客1人にしか会わず、ゆっくり入浴できました。
神乃湯の泉質と効能
含鉄(Ⅱ)-アルミニウム・硫酸塩冷鉱泉
✓源泉 毒沢鉱泉
✓温度 2.0度(冷鉱泉)
✓pH値 不明(酸性泉)
✓成分総計 1509mg
✓効能 神経痛、筋肉痛、五十肩、慢性消化器病、痔疾、冷え性、月経障害、慢性皮膚病