営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
12:00〜15:00
▶日帰り入浴料
800円
▶タオル
200円
▶お風呂の数
内湯露天(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
長野県松本市安曇4307
▶電話番号
0263-93-2392
休暇村乗鞍の外観と館内
休暇村乗鞍は乗鞍エコーラインに近い場所にあるホテル。
標高1600m。乗鞍高原温泉でも最も高い場所にあります。
小さなロッジや山荘が多い乗鞍高原温泉では唯一のホテルです。
館内はこんな感じ。
スイス風のオシャレなロビー。
乗鞍高原は夏がハイシーズン。登山やハイキングなどで賑わいますが、紅葉も終わる11月ともなるのだいぶ静か。
比較的大きなホテルですが、他にお客さんの姿はなし。
日帰り入浴は800円。タオルは200円です。
休暇村グループの宿はすべて同じデザインで、宿毎に違いはありません。
買うつもりはないのですが、「タオルはいかがですか?」と聞かれたのでつい。
さっそくお風呂へへ向かいましょう。
でっデカい。日帰り入浴施設さながらの入口。
しかも誰もいないというのが贅沢ですよね。
休暇村乗鞍はとにかく湯上がり処がすごい。
ここで何時間もくつろぎたくなるような充実っぷりなのです。
まず目を引くのは超オシャレなブックラウンジ。
図書館のような蔵書にびっくり。
広いキッズコーナー。
外を眺めながらくつろげるハンモックチェア。
お隣にはマッサージチェアも。
極めつけはこの大広間。
いかにも寝てくださいと言わんばかりの雰囲気。
いやもうこれは寝るしかないでしょ。
湯上がりにゆっくりくつろがせていただきました。
ずらりと並ぶ高山植物の写真。
図鑑さながらのラインナップです。
休暇村乗鞍の温泉
ようやく大浴場入口。
お風呂は天峰の湯という名前。
乗鞍高原温泉は白濁の硫黄泉ですが、ここだけ厳選が異なります。
脱衣所。
乗鞍高原の美味しい水。
こちらが大浴場。
小さな宿ばかりの乗鞍高原温泉では圧倒的なサイズ。
カランの数もこの充実っぷり。
ただ、ちょっと塩素臭がするのが残念。
こちらは露天風呂。ここから少し上は一般車も入れない乗鞍エコーライン。そんなわけで周囲は手つかずに近い大自然です。
このロケーションの中で露天風呂に入れるのは贅沢。
高原の冷たい風を感じながらの入浴。
温泉がしみますね。
泉質はカルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉。
旧泉質名では純重炭酸土類泉となる非常に珍しい泉質。
乗鞍高原温泉は休暇村だけ源泉が異なり、他の宿は強い硫化水素臭のする硫黄泉です。
鉄分を微量に含むため、オレンジ色の湯の花。
湯船も少し赤茶けています。
カルシウムを含むため、湯船の淵は真っ白の析出。
白骨温泉ほどではないにしても、なかなかお目にかかかれません。
白濁の硫黄泉を期待して来るとがっかりするかもですが、
この泉質は逆に貴重で、温泉好きにこそ入ってほしい泉質。
源泉かけ流しではなく、内湯は塩素臭が若干気になりましたが、
露天風呂は全然気になりませんでした。
日帰り入浴してみた感想まとめ
休暇村乗鞍は白濁の硫黄泉ではないですが、かなり珍しい泉質を楽しめます。
湯上り処が超充実しているので、時間に余裕をもってゆっくりくつろぐのがオススメ。
11月という閑散期だったため、広大なお風呂と湯上り処を独り占めできました。
休暇村乗鞍の泉質と効能