甲子温泉ってこんなところ
甲子(かし)温泉の歴史は古く、室町時代の1384年。州安和尚が霊夢により源泉を発見したと伝えら、ちょうどこの年が甲子(きのえね)に当たる年であったことから甲子温泉という名前がついたと言われています。
その後、江戸時代になって会津藩の浪人武士が現在の大黒屋を開き、白河藩から湯守に任じられ庇護を受けました
1961年には甲子温泉から引き湯して新甲子温泉が開湯。
新甲子温泉は多くの宿が廃業し、現在では2件のみ営業しています。
甲子温泉の泉質
甲子温泉の泉質は石膏を主成分とする単純温泉。
源泉温度は43度。少しぬるめでじっくりと入れる温泉です。
新甲子温泉はもともとは甲子温泉の引き湯でしたが、現在残る2件の宿は自家源泉。
泉質は、ナトリウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉で、微量の鉄分を含むため、茶褐色の濁り湯を楽しめます。
日帰り入浴おすすめランキング
1位 旅館大黒屋
白河藩主にも愛された湯元の老舗旅館。
長い階段を降りた先に木造の湯小屋があります。
混浴の大岩風呂は横幅15mもある巨大なお風呂で、足元の岩盤から温泉が湧出。
豊富な湯量を活かし、少しぬるめの温泉を源泉かけ流しで楽しめます。
女性専用の内湯もあり。
2位 みやま荘
3位 五峰荘
甲子温泉に日帰り入浴してみた感想
大黒屋は知名度もあり、温泉好きのファンも多い宿。
日帰り入浴も大人気で県内外からも多くの入浴客が訪れます。
一方、新甲子温泉はそこまで混み合うことはなく、ゆっくりと楽しむことができます。
以上、甲子温泉・新甲子温泉の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです