大露天風呂の日記

旅館大好き温泉ソムリエのブログ 日帰り入浴情報と泉質を解説します

新甲子温泉 五峰荘 熱めの金泉に日帰り入浴

五峰荘

日帰り入浴時間 10:00〜15:00
日帰り入浴料金 800円
露天風呂    あり
お風呂の数   2箇所
タオル     200円(ロゴあり)
 

源泉    五峰荘源泉

泉質    ナトリウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉

      (含食塩・重曹-芒硝泉)

温度                71.3度

成分総計  1620mg     pH 7.66

 


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新甲子温泉白河市街から20分程で到着する温泉。

国道沿いにあるのでアクセスしやすいです。

 

新甲子温泉は「しんかっし」と読みます。「新」がつく温泉は大体どこかの温泉の引湯であることが多いですが、新甲子温泉ももともとは上流にある秘湯の宿として大人気の甲子温泉からの引湯です。

 

昔は何件か旅館がありましたが、ほとんどが廃業し、今は甲子温泉とは異なる独自源泉を持つ五峰荘と隣のみやま荘の2件だけとなりました。

 

ちなみに五峰荘とみやま荘は姉妹館で全く同じ源泉を使っています。

 

五峰荘のほうが万人受けする少しきれいめな旅館、みやま荘はロッジ風で温泉好きが好みそうなタイプの旅館です。

 

看板が大きいので国道からもばっちり見えます。



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建物はちょっと高級なマンションのような見た目で旅館感はあまりありません。


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館内にはいると広いロビーがあり、とても綺麗な建物です。


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受付は右手にあります。


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なにやらグラスが並べられていました。

ご自由にお持ち帰りくださいとのこと。

えっ これもらっていいんですか!?


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受付で800円を払い、温泉へ。お風呂はロビーから階段を降りたところにあります。


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タオルは200円で買えます。宿名の刺繍入りで高級感あります。


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途中お茶室のような休憩所も。


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階段を降りてすぐのところには貸切風呂がありました。

おそらく宿泊者専用なのでここはスルー。


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お風呂は福寿の湯と美麗の湯の2つがあり、この日は福寿の湯が男湯でした。この他にも鰍(かじか)の湯という露天風呂がありますが、冬季は入れません。残念。。


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脱衣所は広く、ドライヤー等も完備です。脱衣所にきれいなトイレがあるのもポイントが高いです。


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源泉からどのように配湯しているかのイラストがありました。姉妹館のみやま荘もまったく同じ源泉です。


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中に入ると内湯の浴槽が3つあります。手前の八角形のお風呂はジャグジーか何かだったんでしょうか。お湯ははられておらず入れません。


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奥左側は寝湯でぬるめに設定されています。


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メイン浴槽はこんな感じ。


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この他にサウナもありましたが、コロナのせいか休止中でした。


さすがきれいなホテルだけあり、シャワーやアメニティ類は完璧です。


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こちらは露天風呂もあります。


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内湯も露天風呂も同じ源泉のはずですが、露天風呂は少し赤茶色のお湯です。湿度や気温等で変わるのでしょうか。湯口には「金泉」と書かれていました。露天は少し熱めです。


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浴槽の縁には析出物がとげとげにこびりついており、成分の濃い温泉であることが分かります。


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泉質は含食塩重曹芒硝泉ですが、舐めてみても明らかな塩味はありません。ただ、お風呂からあがった後の浴感は食塩泉特有のべたつきがあり、確かに塩分を含んでいるようです。 

浴感は芒硝泉特有のしゃっきり感もありました。

 

ちなみに温泉名でしか見ない「芒硝」は「ぼうしょう」で、硫酸ナトリウムのことです。飲用すると腸の活動が活発になると言われています。

重曹は炭酸水素塩ナトリウムで、洗剤などにも使われる通り皮脂な

などの汚れを落とす作用があります。

 

複雑な泉質でななかなか面白い温泉なのでオススメです。

 

こちらの旅館は平日でもお客さんがちょこちょこ来ており、地元の方にも人気があるようでした。


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【温泉分析書のみかた】

成分総計1000mg以上の場合は陽イオン-陰イオンの順で名前をつけます。温泉名に入るイオンは温泉分析書のミリバル%が20以上のものだけを多い順に並べます。こちらの温泉はミリバル20%以上の陽イオンはナトリウムのみ、陰イオンは、硫酸イオン、塩素イオン、炭酸水素イオンの順に3つもあります。よって泉質名はナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉となります。

旧泉質名では硫酸ナトリウムを芒硝といいます。主成分は芒硝で、副成分として塩化ナトリウム(食塩)と炭酸水素ナトリウム(重曹)を含みますので、含食塩・重曹-芒硝泉となります。

 

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