塔ノ沢温泉ってこんなところ
塔ノ沢温泉は神奈川県箱根町にある温泉。
箱根湯本温泉からほど近く、堂ヶ島、宮ノ下温泉などともに箱根七湯と呼ばれます。
江戸時代初期の1605年に弾誓上人が発見したと伝えられており、箱根七湯の中では比較的新しい温泉。
温泉街はありませんが、環翠楼や福住楼、一の湯本館など登録有形文化財の木造旅館が立ち並び、趣ある景観を作り出しています。
塔ノ沢温泉の泉質
甲子温泉の泉質は石膏を主成分とする単純温泉。
源泉温度は43度。少しぬるめでじっくりと入れる温泉です。
新甲子温泉はもともとは甲子温泉の引き湯でしたが、現在残る2件の宿は自家源泉。
泉質は、ナトリウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉で、微量の鉄分を含むため、茶褐色の濁り湯を楽しめます。
日帰り入浴おすすめランキング
1位 一の湯本館
江戸時代に創業した老舗旅館で、塔ノ沢を代表する宿のひとつ。
浮世絵にも登場した旅館で、建物は国の登録有形文化財になっています。
早川の渓流を聞きながら、源泉かけ流しの温泉を楽しめます。
昔ながらの「流れる上がり湯」を体験できます。
2位 陽だまり一の湯
2024年にリニューアルした一の湯グループの宿。
和風ステンドグラスがアクセントの内湯は珍しい畳敷き。
小さながらも塔ノ沢の自然を感じる露天風呂も楽しめます。
塔ノ沢温泉に日帰り入浴してみた感想
塔ノ沢温泉は環翠楼を始めとした豪壮な木造建築の旅館が立ち並び、他では味わえない雰囲気が魅力の温泉地。
箱根湯本駅から徒歩圏内ですが、箱根湯本のような喧騒はなく、日帰り入浴で訪れるお客さんも少ない印象。
有名な一の湯本館でも誰にも会わずに入浴できました。
以上、塔ノ沢温泉の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
塔ノ沢温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです