大露天風呂の日記

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新那須温泉 石川荘 レンガとアーチのレトロな温泉に日帰り入浴

石川荘
 

 

 

基本情報 

 

【日帰り入浴時間】

要確認

【日帰り入浴料】

500円

【露天風呂】  

なし

【お風呂の数】 

内湯(男1・女1)

【客室数】

13室

【公式HP】

https://isikawasou.com/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

住所・電話番号

 

 【住所】

栃木県那須郡那須町湯本203-167

【電話番号】

0287-76-2214

 

泉質

 
■源泉

平成の湯・新那須の湯

■泉質   

ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉

■温度           

 63.3度 

■pH値

pH8.3

■成分総計  

2565mg

 

栃木県 新那須温泉ってこんなところ 

 


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新那須温泉那須湯本温泉よりも麓の高原地帯に地帯にあるホテルや旅館の総称で、那須温泉など名乗り方もいろいろ。一口に新那須温泉と言っても泉質は様々です。

 

多くは湯量豊富な大丸温泉北温泉の源泉を引いていますが、無色透明から湯本温泉に近い白濁した硫黄泉などホテルや旅館毎に特徴があり、独自源泉を持つ宿もあります。

那須の高原地帯にありますので、旅館よりも大型のリゾートホテルが多い地区です。

 

 

那須高原では珍しい小さな旅館


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石川荘は那須湯本温泉の近くにある小さな旅館。

那須街道から離れた裏通りにあるため、目立ちません。

 

新那須温泉のある那須高原エリアは大型ホテルが多く、このような小さな旅館はとてもレア。

 

私も最近までその存在を知りませんでした。

日帰り入浴に関する情報もほとんどなし。


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日帰り入浴可能か電話したところ、「何時ころ来られますか?」とのこと。特に時間は決まっていないようですが、日帰り入浴は歓迎してくれます。

割と融通が効きそうな感じでした。

 

ロビーはこのようにアットホームな感じ。

日帰り入浴は500円。

安心のワンコインです。


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アメジストなどの天然石。


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アニメ的なグッズがいろいろと置いてあります。

石川荘はコスプレ歓迎旅館のです。

コスプレーヤー向けの宿泊プランもあるほど。


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最近そういう旅館が増えてきているような。


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大浴場は廊下を真っ直ぐ行くとすぐにあります。

途中の大広間はコスプレーヤー様用の更衣室になっていました。

 

独特の雰囲気!超レトロな浴室


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お風呂入口。


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脱衣所はトリックアートでも出てきそうな色使い。

ちょっと落ち着かない。。

これも撮影に使えるのかしら?


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お風呂はというと。

おー なんと渋い。コスプレーヤーではなく温泉マニアを喜ばせそうな古い造り。


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コンクリートむき出しのアーチ型の柱がいい味出してます。

壁はレンガ。作られた当時は洋風のお風呂を目指していたのでしょうか。


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お湯は少ししじみ色の濁りがあり、無色透明ではありません。

早速入ってみるとめっちゃ熱いお湯。。

体を慣らさないと入れませんでした。


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泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。

旧泉質名では含芒硝食塩泉。

那須湯本に近い場所ですが、湯本温泉の乳白色の硫黄泉は引いていません。

 

平成の湯と新那須の湯という源泉を使用。

ホテルサンバレー那須と同じ源泉です。

源泉温度は63度で、熱めの温泉。


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特に何も書いてませんでしたが、この感じからすると源泉かけ流しだと思われます。メタホウ酸を59mgと比較的多く含むため、少し薬品のような臭いがあります。

成分総計は2565mgで新那須温泉でも最も濃い源泉の一つです。

 

石川荘は渋い浴室と個性のある源泉が魅力。

マニアックな旅館なので誰にも会わないと思ってましたが、帰り際におじさん一人に遭遇。この方は温泉目当てでいらしたよう。

思いがけずいい温泉に出会えました。

 

 

温泉分析書 2000mg超えの濃い温泉

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは2565mg。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸塩イオンmンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉です。