瀬波はまなす荘
入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 12:00〜16:00
○日帰り入浴料金 500円
○露天風呂 なし
○お風呂の数 内湯(男1・女1)
○タオル 100円
○客室数 26室
○公式HP https://www.ctv-yado.jp/yado/hamanasu/
○混雑度 お風呂で会った人数 1人
○個人的オススメ度 ★★★★☆
場所・電話番号
〇電話番号 0254-52-5291
泉質
■源泉 瀬波海岸温泉配湯有限会社 2号井
■泉質 ナトリウム-塩化物泉(食塩泉)
■温度 94.1度
■成分総計 3624mg
瀬波温泉について
瀬波温泉は1904年開湯の新しい温泉。
石油掘削中に突如150度の高温の源泉が噴出し、温泉として利用したのが始まりです。
昭和になると、海岸線沿いに大型旅館が建設され、大きな温泉街に発展しました。
海水浴場が目の前にあることから、夏場は特に賑わいを見せ、新潟県でも有数の賑やかな温泉街となっています。
源泉はあちらこちらで湯気を上げていて、温泉街らしい景観となっています。主要な源泉である高台の源泉は地下252mに湯脈があり1951年頃までは自噴していましたが、現在は空気を送り込んでお湯を噴き上げさせているそう。
市町村共済組合のホテル
リハビリセンターのような施設ですが、ちゃんとした旅館で、正確には全国市町村職員共済組合の施設です。
瀬波温泉の海岸線北部の旅館やホテルは景気が悪く、ホテル瀬波観光やニューハートピア瀬波など廃虚となった旅館が目立ちます。
入り口には日帰り入浴の案内看板があるので入りやすいです。
入り口付近におじいちゃんがたむろしていたので、混んでるのかと思いましたが意外にも空いていました。まだ14時ちょっとでしたが、家族連れもチラホラとチェックイン。
2層吹き抜けのロビー。アロハシャツの若いお兄さんが受付。
入浴料は500円と、瀬波温泉にしてはかなりお安めの価格設定。
タオルはたった100円ですが、しっかりとロゴ入り。
お風呂は二階です。
この廊下の先が男女別のお風呂。
右側が男湯です。
脱衣所はなんと畳敷きです。
見渡す限り日本海の超絶景風呂
こたらが内湯。日本海を一望できる絶景のお風呂に思わず嬉しくなります。瀬波温泉は病院みたいな臭いがする温泉。独特な臭いもは少し弱めですが、しっかり感じます。
お湯は少し熱め。加水ありの循環ろ過消毒です。
瀬波はまなす荘は露天風呂もあります。
あとからベランダ部分に増設したような感じです。
露天風呂は想像以上に絶景!
正直ここまでの絶景露天風呂は期待していませんでした。
露天風呂のほうが内湯よりも少し熱め。
露天からは粟島もくっきり見えます
遠くにうっすら見えるのは日本海の孤島粟島。
入浴目線だとこんな感じ。青空と相まって圧倒的な解放感です。
瀬波温泉の人気旅館である大観荘や汐美荘なども海沿いに露天風呂がありますが、こちらは少し高台にあることもあり、解放感では負けていません。ちなみに海岸線沿いにある大観荘や瀬波ビューホテルは夏休み中日帰り入浴不可。この時期、海を見れる露天風呂に日帰り入浴できるのはおそらくここだけです。
泉質はナトリウム-塩化物泉。成分の殆どは食塩ですが、他の瀬波温泉の旅館と異なるのは微量の鉄分を含むこと。そのため、湯口は少し赤茶けた析出物が付着しています。
温泉分析書 ヨウ素やメタケイ酸多めの食塩泉です
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは3624mgで、陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物泉となります。
また臭素や、ヨウ素、アンモニアなど、普通の温泉ではあまりお目にかからない臭いそうなイオンが含まれているのも特徴。
独特の臭いはこの辺にも由来するのかもしれません。
ちなみにフッ素は2mgで温泉ですが、こちらは5mgでおよそ倍量。
臭素は5mgで温泉ですが、こちらは7mg含まれ、その他ヨウ素も基準値を超えています。
また、保湿力が高く美肌成分と言われるメタケイ酸も134mgと基準値の2倍ほどの量を含みます。
瀬波温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト
日帰り入浴時間は変更になる場合がありますので、事前の電話連絡をおすすめします。
日帰り入浴はほとんどの旅館で可能ですが、16時前後までの受付時間が多いため、遅い時間の日帰り入浴には向きません。