湯宿あかまつ
日帰り入浴時間 10:00〜 17:00
日帰り入浴料金 800円
露天風呂 なし
お風呂の数 内湯(男1・女1)
タオル 100円(ロゴなし)
客室数 6室
源泉 月岡温泉5号井
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
(含芒硝食塩硫化水素泉)
温度 50.4度 pH 8.1
成分総計 3510mg
源泉 月岡温泉6号井
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
(含芒硝食塩硫化水素泉)
温度 49.5度 pH 8.1
成分総計 3461mg
月岡温泉は新潟の奥座敷として名高い一大温泉地。全国的にも著名な巨大旅館が林立し賑やかな歓楽温泉街を形成しています。温泉の歴史は意外に浅く、大正時代の1916年。新潟の温泉によくある石油の掘削ボーリング中に湧き出した温泉です。日帰り入浴には厳しく、小規模の旅館しか受け付けてくれません。
湯宿あかまつは温泉街の中心にある足湯の近くにある旅館。
もとは2018年に閉館したさかえ館という旅館の建物でしたが、これまた廃業した赤松館という旅館の関係者の方が建物を買い取り、2020年に素泊まり専門宿としてリニューアルオープンしました。
月岡温泉は泉慶、華鳳、清風苑、摩周などの人気旅館を除き、苦戦を強いられている旅館も多く、特に足湯周りのエリアはホテル鴨井や高橋館など廃業した旅館も目立ちます。
あかまつは月岡で唯一と言っていいくらい日帰り入浴に積極的。玄関には日帰り入浴やってます!の看板があり入りやすいです。
またほとんどの旅館はお昼前後の数時間しか日帰り入浴できませんが、ここは17時まで受け付けてくれるのでありがたい限り。
ロビー。入浴料は800円。タオルは100円でロゴ無しです。
浴室周りは特にきれいに改修されていて、このあたりはゲストハウスのような雰囲気。
浴室棟は建物と微妙に離れていて、渡り廊下みたいな感じでつながっています。今時珍しい蚊取線香が焚かれていて、なんだか懐かしい匂い。
お風呂部分は完全に新築のようです。
浴室入口。
脱衣所。
浴室は内湯のみ。さかえ館の時代は年季の入ったしぶいお風呂ですが、普通にキレイな浴室です。源泉かけ流しのエメラルドグリーンのお湯。
泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。
月岡温泉の特徴はなんといっても硫黄分が全国2位であること。
また油臭が強いことです。アルカリ性でもあるため、とろみもあり個性的すぎるお湯。
外から見たお風呂部分。ここだけキレイに改装されていることがわかります。
【温泉分析書のみかた】
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物と硫酸イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。
また特殊成分として総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mgを超える硫黄泉となりますが、こちらは127mgで全国有数の圧倒的な量。そのほとんどは遊離硫化水素(硫化水素ガス)ではなく、硫化水素イオンとしてお湯に安定的に溶け込んでいるため、白濁せずこのような色になると考えられています。
月岡温泉の日帰り入浴情報リスト
旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
---|---|---|---|
白玉の湯華鳳 | 不可 | 不可 | |
白玉の湯泉慶 | 不可 | 不可 | |
ホテル清風苑 | 不可 | 不可 | |
摩周 | 不可 | 不可 | |
ひさご荘 | 11:00~14:00 | 900円 | |
村上館湯伝 | 不可 | 不可 | |
広瀬館 | 不可 | 不可 | |
割烹の宿いまい |
不可 | 不可 | |
東栄館 | 11:00~14:00 | 800円 | |
湯宿あかまつ | 10:00~17:00 | 800円 | |
ゲストハウスたいよう | 要確認 | 500円 | |
風鈴屋 | 15:00~22:00 | 800円 |