八塩(やしお)温泉ってこんなところ
群馬県といっても神流川を境に埼玉県となるので、ほぼ埼玉のような立地の温泉です。怪我を負った村人が滝壺の水神様にお祈りをしたところ、傷に効く水薬を賜ったとの由来があり、開湯時期は不明ですが、明治中期の頃から宿があったようです。
八つの塩の湯口があったことから、八塩という地名となったと言われています。
宿は3件のみで、神水館を除く2件で日帰り入浴可能。
八塩温泉の泉質
泉質はナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉。
源泉温度16度の冷たい鉱泉です。
食塩をかなり含む温泉で、成分総計は2万mg超えという超濃い温泉。
海から離れた山奥にこれだけの塩分濃度の温泉が湧くことが不思議ですが、6500万年前から200万年前の地層に閉じ込められた太古の化石海水だと考えられています。
日帰り入浴おすすめランキング
1位 鬼石観光ホテル
昭和レトロな雰囲気が漂うひなび系ホテル。
昔ながらの面影を残す館内は逆に貴重。今では珍しい古いゲーム機も。
名産の三波石を使用した贅沢な大浴場を楽しめます。
2位 八塩館
八塩温泉に日帰り入浴してみた感想
八塩温泉は神水館が最も有名ですが日帰り入浴不可。
他の2件は昭和レトロな面影を残す、味のある雰囲気が魅力。
いずれも大浴場は名産の三波石を使用しています。
ただ、八塩温泉は湧出量が非常に少ないため、大量の加水あり。
循環消毒もありのため、温泉感は弱めです。
以上、八塩温泉の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
八塩温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです