こんな人におすすめ
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
11:00~15:00
▶日帰り入浴料
1000円
▶タオル
フェイスタオル付き
▶お風呂の数
内湯露天(男2・女2)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0256-47-2211
嵐渓荘の外観と館内
日本秘湯を守る会にも加盟している人気の宿です。
越後長野温泉は大正時代に掘削された比較的新しい温泉です。
堂々とたる構えの木造3階建ての建物は国の登録有形文化財。
燕駅前にあった旧小川屋旅館を移築したもの。
三条市と言っても山あいの旧下田村にあります。
近くには八木ヶ鼻という大岩壁もあり風光明媚な土地。
こんなのどかな場所に温泉があります。
これだけでも癒やされる。
嵐渓荘は私の中でも結構好きな温泉。
泊まったこともありますし、何度も日帰り入浴に訪れています。
ただ、周囲に他に温泉がないので湯巡りには不向き。
宿の敷地内には小川が流れていて水車も。
水がめっちゃ綺麗で感動。
雰囲気サイコー。これは人気なものもわかる。
ちょうど紅葉も進み、秋晴れの空気も爽やか。
さっそく館内へ。いつ見ても立派な建物。
下からだと見えにくいですが、てっぺんに特徴的な望楼を載せています。
秋もいいですが、個人的には冬が一番好き。
こんなに素敵な景色になるんです。
床がピカピカに磨かれたロビー。日帰り入浴は1000円。
フェイスタオルはついてきます。
男女別のお風呂はそれぞれ2箇所。
通常の大浴場の他に、山の湯と石の湯というお風呂があり、日帰りでも利用可能です。
ところが、山の湯と石の湯は12時〜13時の間は清掃中で入れません。
ちょうどこのときは12時ピッタリ。
山の湯か石の湯狙いだったのに一番悪い時に来てしまった。。
「お時間たっぷりありましたら、石の湯もどうぞ」とご主人。
とりあえず通常の大浴場に入ることにします。
ラウンジはなかなか高級感があります。
これはカナリアナス。
かわいらしい黄色の実で観賞用です。
ちなみに毒があるので食うことはできません。
この日はなかったのですが、いつもならココに源泉が入った鍋があり、お茶で割っていただくことができます。
ちょうど切れていたのか、ひしゃくのみ。。
通常はこんな感じです。
この温泉がマジでうまいです。まさにお出汁そのもの。
いろいろな温泉を飲んできた私ですが、ここが一番かも。
ちなみに宿泊すると、この温泉で炊いたお粥をいただくことができます。もちろですけど、これもまずいわけない。
嵐渓荘の温泉
大浴場入口。
脱衣所。丸いカゴがオシャレ。
こちらが大浴場。
露天風呂もあります。
ここだけでも十分いいお風呂です。
泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉。
無色透明の温泉ですが、なんと成分総計は一万4000mg超えの濃い温泉。この塩分濃度が、美味しいと感じる量なのでしょう。
塩分濃度が高いため、よく見ると湯船の岩に温泉成分がびっしりと付着。
源泉温度は13度のため加温あり。循環ろ過と塩素消毒もありですが、露天風呂の方は塩素はあまり感じませんでした。
この日は時間もなかったので大浴場のみにしておきましたが、
以前訪れた石の湯と山の湯もご紹介。
日帰り入浴では男性は11時〜12時が石の湯、13時〜14時までが山の湯。女性は逆になります。
ということは3時間たっぷりいれば、全てのお風呂に入ることが可能。
こちらが石の湯。木造の半露天風呂のような趣ある浴室。
通常の大浴場もいいはいいのですが、嵐渓荘に来たらこれに入りたい。
やっぱり冬のほうが温泉もいい雰囲気。
露天風呂はこんな感じ。温度が下がらないよう冬場はシートがかけてあります。まさに雪見露天の鏡のようなお風呂。
ちなみにこのあたりは、新潟でも有数の豪雪地帯。
真冬なら露天風呂からそそり立つ雪の壁を見ることができます。
こちらは山の湯。内湯の雰囲気はほぼ石の湯と同じ。
露天風呂はちょっと深めになっていて、立ち湯のような感じで楽しみます。
日帰り入浴では見れませんが、夜になるとライトアップされ、このような幻想的な雰囲気になります。
以上、嵐渓荘の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです。
日帰り入浴してみた感想まとめ
嵐渓荘は文化財の建物と濃厚な温泉を楽しめる宿。
旅館も温泉も雰囲気もパーフェクトなので、日帰り入浴もなかなか人気です。
石の湯と山の湯がおすすめなので、清掃で入れない正午の時間帯以外に訪れるのがオススメです。
嵐渓荘の泉質と効能