蓼科温泉郷ってこんなところ
八ヶ岳の山麓に親湯、滝の湯、三室温泉などの総称で、明治から大正にかけて開発されました。温泉街はなく、高原に宿が点在しています。
最奥部にある渋御殿湯、渋辰野館、明治温泉などは奥蓼科温泉郷とも呼ばれます。
冷たい鉱泉が多く、高原の避暑地にあることから、夏にぴったりの温泉です。
蓼科温泉郷の泉質
泉質は様々ですが、硫黄や炭酸を含む冷鉱泉が多いのが特徴。
その他、含鉄泉や酸性泉など貴重な泉質が勢ぞろいで、湯めぐりしていて飽きません。
高温の源泉は少なく、ぬる湯が好きな方向けの温泉地。
美肌成分として知られるメタケイ酸や重曹を含む温泉もあります。
日帰り入浴おすすめランキング
1位 渋御殿湯
奥蓼科温泉郷の最奥にある秘湯。冷たい硫黄の鉱泉を楽しめます。
西の湯と東の湯という二つの浴場がありますが、通常の日帰り入浴は東の湯のみ。
オススメは部屋付き休憩プランでのみ楽しめる西の湯。
湯船の底から湧出する炭酸ガスたっぷりの極上のぬる湯を楽しめます。
▶泉質
単純酸性硫黄冷鉱泉
▶日帰り入浴時間
10:00〜15:00
▶日帰り入浴料
東の湯 1100円
西の湯 部屋休憩付2500円
▶住所
長野県茅野市北山5520-3
▶電話番号
0266-67-2733
2位 渋辰野館
3位 唐沢鉱泉
八ヶ岳の中腹、標高1870mにあるダート道でしか行けない秘湯。
山小屋風の宿ですが、館内はオシャレで登山客にも人気。
苔むした天然岩を配した浴室は雰囲気満点。
温泉は貴重な二酸化炭素泉で、神秘的な源泉地帯も必見。
4位 横谷温泉旅館
渋川の渓谷沿いにある近代的な和風旅館。
探検気分をくすぐるワイルドな露天風呂が魅力で、冷たい源泉を楽しめるお風呂も。
温泉は珍しい含鉄泉で、茶褐色の濁り湯を楽しめます。
5位 小斉の湯
7箇所ものお風呂を有する温泉天国の宿。現在は日帰り入浴のみ営業しています。
それぞれのお風呂は迷路のように複雑な渡り廊下で連結。
手作り感のある露天風呂は、野趣満点で見晴らしもバツグンです。
高温の酸性泉は長野県でもここだけで、源泉かけ流しで楽します。
▶泉質
酸性-含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
▶日帰り入浴時間
8:00〜21:00
▶日帰り入浴料
700円
貸切風呂1000円
▶住所
長野県茅野市北山蓼科403
▶電話番号
0266-67-2121
6位 明治温泉
赤いトタン屋根が印象的な秘湯の一軒宿。
浴室からは美しいおしどり隠しの滝を望むことができます。
「明らかに治る」ことから名づけられた温泉は、鉄分を含む茶褐色の鉱泉。
温冷交互浴により健康になると言われています。
▶泉質
メタケイ酸、メタホウ酸、遊離二酸化炭素の項目により温泉に該当
▶日帰り入浴時間
11:00〜20:00
▶日帰り入浴料
1000円
▶住所
長野県茅野市豊平4734
▶電話番号
0266-67-2660
7位 蓼科グランドホテル滝の湯
蓼科温泉郷で最大規模を誇るホテル。
蓼科の大自然を満喫できる棚田露天風呂が魅力です。
湯上り処やカフェなども充実し、ゆっくりと滞在することができます。
メタケイ酸や重曹を含む美肌効果のある温泉を楽しめます。
▶泉質
メタケイ酸、メタホウ酸の項目により温泉に該当
ナトリウム-炭酸水素塩泉(純重曹泉)
▶日帰り入浴時間
13:00〜21:00(受付20:00まで)
▶日帰り入浴料
1500円
▶住所
長野県茅野市北山4028
▶電話番号
0266-67-2525
8位 テラス蓼科リゾート&スパ
▶泉質
ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(含芒硝食塩泉)
▶日帰り入浴時間
15:00〜22:00(受付21:00まで)
▶日帰り入浴料
1500円
▶住所
長野県茅野市北山蓼科4035-949
▶電話番号
0266-67-0100
蓼科温泉郷に日帰り入浴してみた感想
蓼科温泉郷は源泉かけ流しの宿が多く、秘湯的な雰囲気もあり人気の温泉地。
八ヶ岳登山の拠点ともなっているため、登山客の利用も多いです。
渋御殿湯や渋辰野館、唐沢鉱泉などは比較的混み合いますが、他は比較的混みあわずに日帰り入浴が可能です。
冷たい鉱泉をそのまま楽しむ宿が多いため、冬は少し勇気がいるかも。
訪れるなら真夏がおすすめです。
以上、蓼科温泉郷の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
蓼科温泉郷に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです