基本情報
【日帰り入浴時間】
13:00〜21:00
【日帰り入浴料】
600円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
25室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
023-694-2110
泉質
■源泉
近江屋3号源泉
■泉質
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
■温度
43.8度
■pH値
pH1.6
■成分総計
2939mg
山形県 蔵王温泉ってこんなところ
蔵王温泉の起源は1900年ほど前。日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征に随行していた吉備多賀由(きびのたかゆ)が偶然発見し、矢の毒がたちまち全快したと伝えれています。
神話時代の話なのでどこまでが本当かはわかりませんが、山形県最古の温泉と言われています。長らく最上高湯などと呼ばれていましたが、1950年に蔵王温泉に改称しました。
30件以上の旅館や宿泊施設がある大温泉地で、特にスキーシーズンは多くの人で賑わいます。日帰り入浴にはかなり寛容でほぼ全ての旅館で可能。
日帰り入浴可能な旅館の件数は東北でも有数です。
しかも300円~500円が相場で安く湯めぐりできるのも魅力。
瀟洒な雰囲気の洋風ホテル
ホテルオークヒルは蔵王温泉スキー場にほど近い場所にある洋風ホテル。
かつては道路沿い玄関がありましたが、現在は裏側がメインと玄関になっていて、駐車場も裏側にあります。
ぐるっと裏側に回るとこんな感じ。
ちなみにホテルオークヒルは蔵王温泉中心部にある吉田屋旅館と姉妹館。宿泊者は無料で吉田屋旅館のお風呂にも入れちゃいます。
そんなわけで、ホテルの前には吉田屋旅館のワゴンも停まっていました。
館内に入るとこんな感じ。ガラス窓が大きく明るい雰囲気。
四角いシャンデリアもオシャレですね。
シャンデリアの下の部分は食事処。
ちょうど夕食前に訪れたので、お肉を焼くいい香り。
日帰り入浴は600円。スタッフさんは超丁寧に接客してくれます。
日帰り入浴は13時から。
夜の21時まで比較的遅くまで営業しています。
お風呂はフロントの真横にあります。
貴重品のロッカーもあり。
廊下突き当り右側が男湯、左側が女湯です。
大自然に囲まれた森林浴露天風呂
こちらが男湯。内湯には2つの湯船。
どちらもちょっと熱めです。
露天風呂は内湯から外階段で降りた先にあります。
マイナスイオンたっぷりの緑に囲まれたお風呂です。
奥が岩風呂で手前が檜風呂。
どちらも少しぬるめでちょうどいい温度でした。
この日は宿泊したので、日帰り入浴では女湯側になっているお風呂もご紹介。朝に男女入替えになります。
内湯はこんな感じ。
男湯は小さめの湯船が2つありましたが、女湯は大きめ1つのみ。
カランはこんな感じ。全てにケロリン桶を完備。
泉質は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。
近江屋3号源泉を使用。
成分総計は2939mgで蔵王でも有数の濃度。
pH1.6という強酸性のお湯はかなり酸っぱい。
酸性泉は殺菌作用に優れ、慢性皮膚病などにも効能あり。
ただし、目に入ったりすると超痛いので注意です。
それにしてもキレイな色じゃないですか?
黄色いケロリン桶も良く似合う。
硫黄分は4.9mgで蔵王温泉では少なめ。
そのためか白濁はせず、透き通った鮮やかなスカイブルーのような色。
ラムネやブルーハワイみたい。
蔵王温泉で一番青みが強いように感じました。
お次は露天風呂へ。
テラス的な所に木造の露天風呂があります。
露天風呂はもう一つ。
男湯と同じように階段を下りた先にも露天風呂があります。
こちらが露天風呂。
こちらも森林浴をしているかのような緑あふれる露天風呂。
ブルーのお湯に緑が映えて鮮やか。
ホテルオークヒルはマイナスイオンたっぷりの緑の中の露天風呂がオススメ。美しいブルーのお湯も魅力です。
温泉分析書の説明 硫黄分は少な目
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは2939mgで1000mgを超えます。
陽イオンはアルミニウム、陰イオンは硫酸塩と塩化物イオンが20%を超えるので、アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。
特殊成分として、水素イオンを1mg以上含むと酸性泉となりますが、こちらは20mg。
蔵王温泉では多い方です。
また硫黄分を2mg以上含むと硫黄泉となりますが、こちらは5mg含みます。
以上より酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉となります