基本情報
【日帰り入浴時間】
10:00〜17:00
【日帰り入浴料】
400円
【タオル】
300円
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
19室
【公式HP】
https://www.zao-yoshidaya.com/
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
023-694-9223
泉質
■源泉
近江屋3号源泉
■泉質
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
■温度
45.4度
■pH値
pH1.7
■成分総計
2894mg
山形県 蔵王温泉ってこんなところ
30件以上の旅館や宿泊施設がある一大温泉地で、特にスキーシーズンは多くの人で賑わいます。
日帰り入浴はほぼ全ての旅館で可能です。
日帰り入浴はたったの400円
吉田屋旅館は蔵王温泉の中心部高湯通り沿いにある小さな旅館。
鉄筋四階建てのお宿です。
ペット宿泊オッケイの宿。
ホテルオークヒルは完全な洋風ホテルなので、全然雰囲気が違います。
以前も入浴で訪れたことがあったので、アポ無しで訪問。
問題なく日帰り入浴を受付けてもらえました。
日帰り入浴は400円。蔵王温泉はやはりお安くて良いですわ。
タオルは貸してもらえます。
こちらはロビー。
朝の11時前。
館内はあちらこちらで、忙しなくお掃除ロボットが仕事中でした。
お風呂は一階の奥へ。女将さんが案内してくれます。
一度外のような所に出ます。
お風呂があるのは別棟のよう。
お風呂入口。源泉かけ流しの湯と書いてあります。
蔵王温泉は基本的に全ての旅館で源泉かけ流し。
毎分1万5000リットルという豊富な湧出量を誇ります。
お風呂は多賀由という名前。
ちょっと暗めの脱衣所。
とにかく熱い!鮮度バツグンの温泉
こちらが内湯。おー なんてきれいなお湯。
蔵王温泉は何度も通っていますが、この日はひときわ美しく見えました。
カランも渋い。
白いタイルの浴室に青白いお湯が映えます。
透明度が高いのは、しばらく誰も入っていない証拠。
鮮度がいい温泉です。
硫黄分が底に沈んでいるので、足をつけるとフワッと濁ります。
表面にも硫黄の小さな粒子が浮いていました。
床は手前に向かって傾斜がついており、湯船からは溢れ出したお湯がどんどん流れてきます。
そして、こぼれ湯が超熱い。
入ってみるとこれまた超熱い。体感的には蔵王温泉でも一番熱かったかも?
後から入ってきたお客さんも、「あちっ!」と独り言をつぶやくくらいの温度。
とりあえず頑張って肩までつかりました。
泉質は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。
蔵王温泉は源泉が無数にあり、使用する源泉は各旅館で様々。
同じ蔵王と言えども、酸性度や硫黄の量、濁り方などが絶妙に異なるのです。
硫酸アルミニウムはいわゆるミョウバンです。
酸性泉や明礬泉は特に皮膚病に効能があります。
こちらは近江屋2号源泉を使用。pH1.7の強酸性です。
硫化水素は8.0mgでそこまで多くはありません。
酸性が強いため、強い収斂味(すっぱさ)があります。
あまり舐めると胃がただれそうなので、ちょっとだけにしておきました。味は爽やかな酸っぱさでイケる味。
蔵王温泉は元々は海水だったらしいです。
吉田屋旅館は蔵王温泉で最も熱いお湯。
温泉の鮮度もよく、熱めの温泉好きの方にオススメです。
温泉分析書 強酸性の明礬泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはアルミニウム、陰イオンは硫酸塩と塩化物イオンが20%を超えるので、アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。
特殊成分として、水素イオンを1mg以上含むと酸性泉となりますが、こちらは20mg。
蔵王温泉では多い方です。
また硫黄分を2mg以上含むと硫黄泉となりますが、こちらは8mg含みます。
以上より酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉となります。