中野屋旅館
１．入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 9:00〜21:00
○日帰り入浴料金 500円
○露天風呂 なし
○お風呂の数 内湯(男1・女1）
○タオル 100円（ロゴあり）
○客室数 21室
〇公式HP http://satomi-nakanoya.com/
○混雑度 お風呂で会った人数 2人
○個人的オススメ度 ★★☆☆☆
２．場所・電話番号
〇電話番号 0294-82-3311
３．泉質
■源泉 横川鉱泉
■泉質 単純硫黄冷鉱泉
■温度 13.2度 pH 10.1
■成分総計 215mg
４．横川温泉について
横川温泉は茨城県北部の山間にある温泉。その歴史は意外と古く、1075年に源義家一行が奥州安倍氏討伐の折、この地で湯壺を発見したのが始まり。小屋を立てて戦の傷を癒やしたところ、4日で全快したと伝えられています。4日がなまり、「横川」になったそう。
現在は巴屋、山田屋、中野屋の3件の旅館があり、茨城県でも唯一湯治場の雰囲気を残す温泉です。山田屋は日帰り入浴休止中のため、2件で日帰り入浴可能。
５．外観・館内・お風呂
中野屋旅館は横川温泉で一番規模の大きい和風旅館。
茅葺屋根の巴屋や、ちょっとひなびた山田屋旅館とは異なり、結構新しい建物で立派です。その分ちょっと味気ない感じもしますが。
駐車場はかなり広く、平日だと言うのにたくさんの車が停まっていました。宿のバスまであり、お客さんも多そう。
こちらがロビー。ピカピカです。
土足は厳禁で、ここで下駄箱に靴を入れ、スリッパに履き替えます。
受付のおばあちゃんに入浴料500円を支払います。
特にお風呂の場所の案内などはなかったので、勘で館内を探します。
タオルは100円で買えます。しっかりとロゴ入り。
館内図が張ってあったので、お風呂の場所はすぐにわかりました。
途中の宴会場にはスリッパがずらり。
駐車場の車の方はほとんどここにいるようでした。
そういえば、事前に電話した際も、「お部屋は15時までです」と言われました。日帰り入浴の電話をしたのに、なぜお部屋？と思ったのですが、こちらの旅館は、別途たったの1500円払えば、客室休憩ができます。皆さん客室休憩付きの日帰り入浴か昼食プランだったのかも。
手前が女湯。奥が男湯。後で気づいたのですが、中野屋旅館は岩盤浴もあったようです。岩盤浴は日帰り入浴と混みで1000円のよう。
受付で岩盤浴があることを教えて欲しかった。。
男湯入り口。
脱衣所は小ぢんまりしていますが、清潔な感じで、必要なものは大体揃っています。
こちらがお風呂。露天風呂はなく、中規模サイズの浴槽がひとつ。
知らない人同士なら3人が限界かも。
泉質は単純硫黄冷鉱泉。湯口には白い析出物が付着しています。
源泉温度は13度と冷たいので、加温しています。循環ろ過もありのため、温泉らしい感じは弱めなのですが、強アルカリ性の温泉のため、少し肌にまとわりつくようなトロミと、ぬるぬる感を感じます。硫黄の匂いは感じませんでした。
お風呂からは上がろうとしたところ、このヌルヌルで浴槽の縁にツルッと滑り、左の脛を強打。ぬるぬる温泉はスリップ注意です。
お風呂からはちょっとした庭園を望めます。
他に2人お客さんがいましたが、気持ち良かったのか
うんうんと唸ったり、かすかに鼻歌を歌ったりしていました。
ちょっと怖かったので早めに退散。
中野屋旅館はお風呂は割と普通で源泉かけ流しでもないのですが、格安で客室付休憩や岩盤浴ができるので、温泉や岩盤浴を、休憩をはさみながらゆっくり満喫したい方にオススメ。
６．温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは215mgのため、単純温泉です。。
その他に総硫黄（硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計）が2mg以上で硫黄泉となりますが、こちらは4.0mg含むため、基準を満たします。
以上より、単純硫黄泉になります。
７．横川温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト
日帰り入浴時間は変更になる場合がありますので、事前の電話連絡をおすすめします。
山田屋旅館はHPにも看板にも日帰り入浴歓迎とありますが、現在休止しています。
| 旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
|---|---|---|---|
| 巴屋旅館 | 9:30～20:00 | 500円 |
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| 中野屋旅館 | 9:00～21:00 | 500円 |
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| 山田屋旅館 | 休止中 | 休止中 |
