大露天風呂の日記

現在647湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

月居温泉 滝見の湯白木荘 地元民が運営する湯治温泉に日帰り入浴

滝見の湯 白木荘

 

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

 

○日帰り入浴時間 8:00〜18:00
○日帰り入浴料金 500円 
○露天風呂    あり
○お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

○タオル     100円(ロゴあり)

〇客室数     11室

〇公式HP                https://shirokisou.com/

○混雑度     お風呂で会った人数 4人

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号


 
〇住所  茨城県久慈郡大子町小生瀬2879-4

〇電話番号   0295-76-0373

 

 

 

3.泉質
 
 

■源泉   月居温泉

■泉質   アルカリ性単純温泉

■温度             41.8度  pH 9.0

■成分総計  468mg

 

4.月居温泉について

 


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月居(つきおり)温泉は国道461号線沿いにある温泉。

 地区民の管理組合が運営している温泉で、日帰り入浴施設ではなく宿泊がメインの湯治宿です。宿は白木荘一件のみ。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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白木荘は月居温泉の一件宿。

ビレッジクラブと書かれていますが、これは温泉とは無関係で、近くにある廃業したゴルフ場のようです。

地元民が運営する珍しい温泉ですが、地区民以外の一般人の利用も大歓迎。ジモ専の雰囲気はなく、誰でも入りやすい感じです。

 

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ログハウス風の見た目ですが、玄関は旅館風の立派な入母屋造り。


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当方勝手に山間にひっそりとたたずむ温泉だと思っていましたが、意外にも国道沿いに面したアクセス抜群の立地。

周囲は温泉という雰囲気はゼロなので、意識していないと見逃してしまいそう。


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広い駐車場は車がびっしり。

日帰り入浴施設並の混雑を覚悟し、玄関へ向かいます。


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白木荘は玄関?みたいな紛らわし入口が3箇所もあります。

先程の入母屋造りの玄関は宿泊棟の玄関のよう。

温泉だけなら一番手前が正解ですが、どこから入っても繋がっています。

帳場では宿のおばちゃんが番台越しににぎやかに会話中。

日帰り入浴をお願いすると、会話に水を差してしまったようで、一瞬空気が止まるのを感じましたが、快く受付してくれました。

入浴料は500円。


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タオルは黄色でロゴ入り。

貴重品はロッカーに入れるよう言われます。

帳場はちょっとした銭湯のような雰囲気です。


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ガラガラと男湯の入口を開けます。

畳敷きの落ちついた脱衣所。暖房もしっかり効いていてあたたかい。

ひなびた旅館や年季の入った旅館は脱衣所がくそ寒かったりしますが、ここはほっとするくらい暖かかったです。

あれだけ駐車場に車が停まっていたのに、脱衣所もお風呂もガラガラでした。皆さんどこへ行ったのやら。


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こちらが大浴場。

正直、国道沿いの温泉にあんまり期待はしていなかったのですが、湯治宿と言うだけあって、木造の広い空間の浴室は雰囲気あります。


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泉質はアルカリ性単純温泉

ドバドバとお湯が注がれていますが、循環消毒ありで、飲用はできないとありました。

温泉感はそこまでありませんが、アルカリ性なので、すこしぬるぬるします。


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カランは2つのみで少なめ。

お湯は適温にです。浴槽の底には3箇所腰掛け用の石が置いてあって、これが妙にしっくりきます。

お湯に特徴はあまりありませんが、浴室の雰囲気も相まって、思わず長湯してしまいそうでした。

 

ちなみにずっと人がいたため、写真はありませんが、露天風呂もあります。露天風呂は宿の裏手にある小高い丘が迫る独特の景色。

アルミ缶に切り込みを入れた風車や超リアルなトンボの置物が吊り下げてあったりと、ツッコミどころの多い露天風呂だったので、気になる方はぜひ。

 

白木荘は一応、旅館ですが、日帰り入浴施設のような入りやすさがあります。タイミングによってはちょっと混んだりもしますが、日帰り入浴施設のような混雑はないため、ドライブがてらにフラッと入るにもオススメです。

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは468mgのため、単純温泉です。

 

またpH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH9.0のため、アルカリ性単純温泉になります。

 

単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-硫酸塩泉になる温泉。泉質的には芒硝を主成分とする温泉です。