大露天風呂の日記

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新那須温泉 ホテルフロラシオン那須 超貴重!澄み渡る青色の温泉に日帰り入浴

ホテルフロラシオン那須

 

基本情報

〇日帰り入浴時間 14:00〜 20:00
〇日帰り入浴料金 1500円  
〇露天風呂    あり
〇お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

〇タオル     バスタオル・フェイスタオル付

〇公式HP     https://www.floracion.co.jp/

〇客室数     50室

〇混雑度     お風呂で会った人数 4人

〇個人的オススメ度  ★★★☆☆

 

場所・電話番号

 

〇住所  栃木県那須郡那須町高久1796

〇電話番号  0287-76-6333

 

 

泉質

 

■源泉   敷島源泉

■泉質   ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉

     (含食塩重曹芒硝泉)

■温度             48.6度  pH 7.5

■成分総計  1460mg

 

新那須温泉にってこんなところ

 

 

 

新那須温泉那須湯本温泉よりも麓の高原地帯に地帯にあるホテルや旅館の総称で、一口に新那須温泉と言っても泉質は様々。

多くは大丸温泉の源泉を引いていますが、無色透明から湯本温泉に近い白濁した硫黄泉などホテルや旅館毎に特徴があります。

那須の高原地帯にありますので、旅館よりも大型のリゾートホテルが多い地区です。

 

ヨーロピアン風のオシャレなホテル

 


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ホテルの入り口。


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入り口から牧場の中をしばらくずっと走ります。いかにも那須らしい景色!敷島ファームと書かれていました。敷島は那須焼肉屋さんなので、肉牛を育てているんでしょうか?


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こちらがホテルの外観。規模はそこまで大きくないですが、ヨーロピアン調のオシャレな建物。


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結婚式場みたいな立派な建物。温泉があるようには見えない。ちなみに写真左側にチャペルもあったので、結婚式場にもなるんだと思います。


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中に入るとびっくり!ロビーも圧巻。巨大なシャンデリアで高級感爆上がりです。


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入浴料は1500円とかなりお高めですが、この建物なら納得です。日帰り入浴客への対応も丁寧。


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ガチな暖炉もありました。中の火はホンモノ。


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お風呂へはロビーからの廊下を左に曲がります。写真の左の階段です。ここがちょっと分かりにくい。

 

新源泉の掘削に成功!那須でここだけの青い温泉

 


大浴場入口。

ホテルフロラシオン那須は2023年9月に新たな源泉を掘削。

新源泉は那須でもここだけの青色の温泉という貴重なもの。

のれんも「碧ノ温泉」に変わっていました。

 

 


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湯上がり所は畳敷き。

 

脱衣所。ドライヤーもダイソン製の高級品に変わっていました。


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バスタオルとフェイスはここから自由に借りるシステム。

ウォーターサーバーあり。


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内湯です。手前が少し熱めです。奥の浴槽は少し塩素臭が強めでした。


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シャワー、シャンプー、ボディソープ類。

 

こちらが噂の青い源泉。おお すごい!

確かにうっすらと青みがかったお湯で、なかなかお目にかかれない温泉です。

 

泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉。

旧泉質名では含食塩重曹芒硝泉です。

泉質自体もあまり聞いたことがない非常に珍しいものです。

 

天然の保湿成分として知られるメタケイ酸が多量に含まれていると、このようにお湯が青っぽくなることがあります。こちらはメタケイ酸が171mg。

含有量は多い方ですが、このくらいの含有量で青くなる温泉は初めて。

 

ちなみに那須では、大丸温泉のニューおおたかがメタケイ酸含有量ナンバーワン。

ニューおおたかはメタケイ酸を260mg含んでいますが、ここまで青くはありません。

 

なぜこんなに青くなるのか謎です。

 

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ちなみに現在は入れませんが、

以前の泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。

旧泉質名では含塩化土類芒硝泉。

お湯も無色透明で、新源泉とは全く個性が異なります。

 

ただし、成分総計は以前は2800mg以上と新那須温泉で最も濃い源泉でしたが、新源泉は1400mgで、成分量だけで言えば半分になっています。

 

 

ここのお風呂は露天風呂がウリ。

階段を降りると、先ほどの大浴場の下に大きな露天風呂があります。

 

かなり広い露天風呂!ちょうど先程の内湯が露天風呂の上に屋根のようにせり出しているちょっと面白い造り。

 

ただ、なぜか露天風呂は青くない。。

なんなら少し緑色っぽいです。

同じ源泉なのに面白いです。

 

ホテルフロラシオン那須那須でもここだけの珍しい泉質と、新源泉の青いお湯が魅力。高級そうな外観とは裏腹に、日帰り入浴は那須高原でも以前から人気なほうで、比較的お客さが多いです。

 

温泉分析書 メタケイ酸を豊富に含む温泉

 

 

成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1460mgでなかなか濃い温泉。陽イオンはナトリウム、陰イオンは硫酸塩イオン、塩化物イオン、炭酸水素イオンが20%を超えるので、ナトリウム-硫酸塩・塩化物炭酸水素泉となります。