大露天風呂の日記

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塩原温泉郷  元湯温泉  元泉館 日によって色が変わる!不思議な硫黄泉に日帰り入浴

元泉館

 

1.入浴時間・料金・混雑度

○日帰り入浴時間 8:00〜 20:00
○日帰り入浴料金 800円  (湯巡り手形使用で400円)
○露天風呂    あり
○お風呂の数   内湯露天 高尾の湯(男1・女1)

○タオル     350円(ロゴあり) 

         250円(ロゴなし)  

○客室数     35室

〇公式HP                 http://gensenkan.com/

○混雑度     お風呂で会った人数 4人

○個人的オススメ度 ★★★★★

 

2.場所・電話番号

〇住所  栃木県那須塩原市湯本塩原101

〇電話番号  0287-32-3155

 

 

 

5.外観・館内・お風呂


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元泉館はゑびすや旅館の隣りにある旅館。

奥が元泉館です。


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外観は3件の旅館の中で最も近代的で、鉄筋3階建て。


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ロビーも広い。湯めぐり手形持参ですので受付で半額の400円を払います。


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タオルはロゴありが350円、無地は250円で売店で購入できます。


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もちろんロゴ有りを購入。


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お風呂はロビーから左の廊下を進みます。


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突き当りを左へ曲がります。廊下は少し暗め。


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一度外へ出て渡り廊下を進みます。


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渡り廊下。

 


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日帰り入浴で入れるのはこの高尾の湯のみです。

高尾の湯というのは、江戸時代の吉原遊郭の花魁 高尾太夫にちなんでいます。高尾太夫は塩原出身で、当時大変な賑わいであったこの元湯温泉にもつかったんだとか。それにあやかり、美人の湯としても有名です。

 

他にも邯鄲(かんたん)の湯という岩風呂(混浴)と、宝の湯という檜風呂(男女別)がありますが、宿泊者専用です。。残念。

 

この時は奥が女湯で手前が男湯。日によって変わりますが、どちらもそれほど造りは変わりません。


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脱衣所。とても広いです。ドライヤーもあり。

元湯温泉の中では一番設備が充実しています。


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湯気でよくわかりませんが、こちらが内湯。

写真ではわかりにくいのですが、10人くらいは入れそうな大きな湯船です。

カランは秘湯では珍しく、シャワーやボディソープ、シャンプー類完備。

 

お湯の色は薄灰色に濁っていましたが、その日の気温や湿度等によって色が変わります。


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続いて露天風呂。露天風呂は小さな渓谷に面していて、川の音を聞きながら入浴できます。

こちらも薄灰色に濁っています。少しぬるめでちょうど良い温度。

元湯温泉は独特の甘い臭いがする硫黄泉ですが、ここの硫黄の香りは他の2軒に比べてマイルドです。ところが、硫黄の含有量は元湯温泉でダントツの量。臭いの濃さと硫黄の濃度があまりリンクしていないのも、元湯温泉の面白いところ。


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ちなみにこちらが別の日の露天風呂のお湯の色。どちらかというとこのような緑白色の時が多い気がします。同じお湯でもこれだけ色が異なります。不思議。。

 

泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。

主成分は食塩と重曹です。

他の2件が炭酸水素塩の方が多いのに対して、こちらは塩化物が優勢。硫黄など他の成分も多いため、なめてもしょっぱさはあまり感じません。

 


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ちなみにロビーには高尾の湯の温泉の素や、温泉持ち帰り用のポリタンクも売っていました。

 

元湯温泉の中では日帰り入浴時間帯が一番長く、設備も整っており利用しやすい秘湯です。

 

 

 

 

 

 

6.温泉分析書の説明



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含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)

✓源泉 高尾の湯

✓温度   49.1度

✓pH値 6.5(アルカリ性泉)

✓成分総計 3927mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症