長野県高山村にある奥山田温泉「レッドウッドイン」を日帰り入浴で訪れました。
樹齢1650年の巨木を利用した露天風呂が自慢の宿。
本記事では、「レッドウッドイン」の日帰り入浴の魅力を、温泉ソムリエの視点でたっぷりとお伝えします！
日帰り入浴の料金と営業時間
| 入浴時間 |
10:30〜13:00 |
|---|---|
| 入浴料 | 800円 |
| タオル | 300円 |
| お風呂の数 |
内湯（男1・女1) |
| サウナ |
なし |
| 貸切風呂 | なし |
| 混雑度 | 空いている |
| 住所 | 長野県上高井郡高山村奥山田3681-347 |
| 電話番号 | 026-242-2418 |
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奥山田温泉「レッドウッドイン」とは？外観と館内
レッドウッドインは奥山田温泉にある宿。
山小屋風の外観の洒落た建物です。
奥山田温泉は信州高山温泉郷のひとつで、七味温泉よりもさらに奥、
1500mの高原にある温泉です。
山田牧場の牧草地に面してポツポツと宿があります。
冬はヤマボクスノーパークのゲレンデが目の前。
そこまで大きなスキー場ではないのですが、結構なお客さんの数。
駐車場に停めきれず、ずらりと路駐している車が。
私のような温泉だけを目当てに来る客はこの時期少ないようで、駐車スペースを探すのに一苦労しました。
レッドウッドインもスキー客向けにランチと温泉をアピール。
ビッグチキンバーガーがおすすめのよう。
館内もロッジ風。右側はレストランになっていて、何組かお客さんがおりました。
日帰り入浴は800円。感じの良い若いお兄いちゃんが受付。
バスタオルレンタルは300円です。
お風呂は受付のすぐ左側。
急に人のお宅に上がり込むかのような玄関が出現。
ここで靴を脱いで、２階へ。
2階は客室が並んでいました。全８室の小さな宿ですが、ロフト付きやハンモック付きなどかなり面白そうな部屋も。
（ドアが空いていたので、ちょっとだけ中を覗かせていただきました）
お風呂は２階から更に階段を登った先。
このワイルドな感じがそそられますねえ。
お風呂入口。
現在では入手困難な巨木を使用した露天風呂
脱衣所はかなり小さめで、洗面台やドライヤーなどはなし。
こちらがお風呂。まずは正方形の小さな内湯。
乳白色でいかにも温泉らしい色。
泉質は単純硫黄温泉。お隣の七味温泉も同じ硫黄泉ですが、七味温泉ほどの刺激はなく、幾分マイルドな感じがします。
硫黄の小さな湯の花が舞う白濁の湯。
カランは２つ。アメニティはシャンプー、ボディソープ、コンディショナーの3点セット。
レッドウッドインと言えばやはり露天風呂。
サンダルが置いてあるので、これを履いて外へ。
おー とっても雰囲気あります。
なんですけど裸なので死ぬほど寒い。。
急いで露天風呂へ。
雪まつりのように間接照明でライトアップされてるのがいい感じです。
出ました露天風呂！
巨木をくり抜いたお風呂にこれまた乳白色のお湯。
天然木で、滑りやすいので要注意。
先客のお兄さんは出る時にツルッと滑って転んでいました。
意外と深いので慎重に入りましょう。
この巨木はただモノではありません。
アメリカから輸入した樹齢1650年、直径5メートルの巨木です。
先代がアメリカのメタセコイアナショナルパークで見つけたものだそうで、幾多の困難を経てここにあるそう。
宿の名となっているレッドウッドとはこの木の名前です。
現在は風倒木でもアメリカ国外に持ち出すことはできない貴重なもの。
樹齢1650年に包まれる入浴はまさに至福。
温泉も乳白色の源泉かけ流しでこれまた最高。
この雰囲気だと、新緑の時期なんかも素晴らしそうです。
周囲はこんな感じの大自然。
アメリカのロッキー山脈だと思ってお湯につかることにします。
ゲレンデのBGMがかすかに聞こえるのが気になりますが。
スキー場の前ですし、日帰り入浴の案内もあったので混んでいるかなと思いましたが、先客はボーダーと思われる若い男性1人のみ。
私が露天風呂へ行くと、気を使ってくれたのか、すぐに譲ってくれました。
その後は、終始貴重な巨木風呂を貸切状態で楽しめました。
まとめ：巨木風呂は他では味わえません
| 温泉 | ★★★★★ |
|---|---|
| 設備 |
★★★☆☆ |
| 景色 | ★★★☆☆ |
| コスパ | ★★★★☆ |
| 日帰り入浴のしやすさ | ★★★★☆ |
レッドウッドインは貴重な巨木を利用した露天風呂が魅力。
日帰り入浴の看板を出しているくらいなので、かなり歓迎してもらえます。
混みあわないのも良いです。
レッドウッドインの泉質と効能
微量の食塩などの成分を含む硫黄泉。硫黄分は36mgと比較的多めに含まれています。
美肌成分のメタケイ酸や、消毒作用のあるメタホウ酸も100mg超えの含有量。
特にメタホウ酸はかなりの含有量です。
