ホテル大島
日帰り入浴時間 10:00〜18:00(要予約)
日帰り入浴料金 500円
露天風呂 あり
お風呂の数 内湯露天(貸切1)
客室数 7室
タオル 200円(ロゴなし)
源泉 1号源泉・2号源泉・3号源泉・5号源泉・8号源泉
泉質 単純温泉
温度 57.2度
成分総計 465mg pH8.2
湯野上温泉は会津若松から車で30分ほど。大内宿にほど近い温泉です。
湯野上温泉の正確な起源は実はよくわかっていません。猿が湯浴みをしていたところから発見と伝わり、明治の中頃には宿があったそう。現在は旅館と民宿合わせて20件程度もありますが、小さい旅館や民宿が多いため、大旅館が立ち並ぶ隣の芦ノ牧温泉とは打って変わってかなり静かな温泉地。
湯野上温泉のシンボルの駅舎。茅葺きの駅舎は全国的に見ても珍しいもの。さすが大内宿の最寄り駅だけあります。
温泉民宿がひしめく湯野上温泉の中では数少ないホテル。
外観は結構年季入ってます。
ロビー。宿の方はすぐ出てきてくれました。
こちらのホテルは貸切での利用となるため、入浴予約制です。予約と言っても直前に電話一本入れればオッケイで、ハードルは高くありません。入浴料は500円。
タオルは200円でロゴなし。
お風呂はホテルから道路を挟んで向かい側にあるこの建物。
なんとこれ全部がお風呂のためだけの建物です。
宿の建物の中にも内湯はあるようですが、日帰り入浴の場合はこちらの離れを案内されます。
建物は大川の断崖絶壁の崖スレスレに建っています。
これは眺望が期待できそう。
内鍵なので入浴客がいなければ鍵はしまっていません。
勝手に入らないよう張り紙。
脱衣所。さながらログハウスを貸し切ったのような楽しさとわくわく感があります。左が内湯、右が露天風呂への入口。
なんだか探検したくなる建物。
洗面台やドライヤーもちゃんとあります。
右側のドアを開けると、まず最初に現れるのはカランだけの変な部屋。
もう一つ奥のドアを開けると内風呂です。
湯温の低下を防ぐため、保温シートが被せてあったので、少しぬるめかと思いきやなかなか熱め。
美しいタイル貼りの浴槽。
お湯はこのパイプを通して浴槽の中に直接注がれているようでした。
泉質は単純温泉。
弱アルカリ性で肌に優しい温泉です。温度は適温。
湯野上温泉は単純温泉ですが、成分的には食塩と芒硝がほぼ半々含まれています。飲むと塩味はせず苦味のみです。
単純温泉は不眠症やうつ状態の改善など精神疾患にも効能があるとされています。
露天風呂は内湯の窓からも普通に出入りできます。
渓谷を望む開放感抜群の露天風呂。
左に見える階段が気になります。
展望休憩所みたいでしたが、入れないようにロープがしてありました。残念。
露天風呂も最初は保温のためシードが被せてありました。
露天風呂も温度の熱さは十分。
囲いがしてあるので、露天風呂に入りながら直接景色は見えませんが外はこんな感じ。
なかなか高度感あります。
露天風呂は温泉の投入口がどこにあるのか分からず。
こんなところにホテルの名前が。
対岸からは絶対に見えないと思います。
可愛らしい温度計。
【温泉分析書のみかた】
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちらは465mgで単純温泉。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。
もし1000mgを超えていればナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(含食塩芒硝泉)となる温泉です。湯野上温泉の成分は硫酸塩ナトリウム(芒硝)と塩化ナトリウム(食塩)がちょうど半々で、旅館によってどちらが多いか微妙に異なります。