基本情報
【日帰り入浴時間】
13:00〜17:00
【日帰り入浴料】
800円
【タオル】
150円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
20室
【公式HP】
https://www.marunuma.jp/winter/chalet/
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0278-58-221
泉質
■源泉
座禅温泉
■泉質
ナトリウム-カルシウム-硫酸塩泉
(含石膏芒硝泉)
■温度
45度
■pH値
pH6.7
■成分総計
2217mg
群馬県 座禅温泉ってこんなとこ
周辺に点在する片品、尾瀬戸倉、鎌田、白根、幡谷、丸沼温泉などどに片品温泉郷と呼ばれます。
丸沼高原スキー場に併設する温泉で一軒の宿があります。
ゲレンデに近い山小屋風の宿
シャレー丸沼はスキー場のゲレンデに隣接するホテル。
シャレーとは、古民家や山小屋風の宿のこと。
スイスのアルプス山脈にあるようなアレです。
スキー場のホテルということで、大箱のホテルをイメージしていましたが、意外にもこぢんまりとした宿。
日光白根山のロープウェイも至近距離。
日光白根山は標高2578m。関東以北の最高峰で、北海道を含めて、これより北に日光白根山を超える山はありません。
その割にはロープウェイでだいぶ上まで行けるので、難易度は高くありません。
いつかは登ってみたいです。
宿の前まで車で行けます。
標高1400mを超えるため、下界に比べて空気もだいぶひんやり。
丸沼高原から金精峠を超えると、もう奥日光。
それだけ山深い環境にあるため、空気も美味しいですね。
標高が高いため、6月上旬でツツジが満開。
これはレンゲツツジという種類のよう。
真っ赤に燃えるような色がなんともキレイです。
シャレー丸沼は日帰り入浴歓迎なのがありがたい。
日光白根山の登山口に近いため、登山後にも重宝しそう。
館内。シャレーという名前の通り、ロッジ風で統一された館内。
日帰り入浴は800円。
タオルは150円。ロゴ入りです。
ロビー右手は昔ながらの食堂という感じ。
シャレー丸沼は素泊まりプランのみで、宿泊客はこちらの食堂など食事を取ります。
売店も山小屋風。
キャンプ場も併設されているため、キャンプに必要な品やお菓子、カップラーメンなどなど。
じゃがりこは300円でしたが、このあたりはスーパーはおろか、コンビニすら数十キロ先までもないので、この値段でも買っちゃいますね。
お風呂はロビー左手。
このあたりでは珍しい黄金色の濁り湯
こちらが大浴場。
スキー場併設の温泉って、特徴のない単純温泉が一般的ですが
なんと茶褐色の濁り湯じゃないですか!
こんなところで濁り湯に会えるなんて想像していませんでした。
というのも片品エリアは基本的に全て単純温泉
近くに濁り湯の温泉は他になく、なぜかここだけ特異な泉質なのです。お隣の丸沼温泉とも全然違う。
泉質はナトリウム-カルシウム-硫酸塩泉。
旧泉質名で含石膏芒硝泉です。
鉄分を5.1mg含み、お湯の色や感じは伊香保温泉にかなり近い。
ただそこまで鉄の香りはしません。
スキー場で伊香保のような黄金の湯に入れるとは思いませんでしたねえ。
しかも露天風呂もあります。
高原の緑を感じる爽やかすぎる露天風呂。
片品エリアは露天風呂がある宿が少ないのですが、その点でもシャレー丸沼は優秀です。
岩組の隙間からは先ほどのレンゲツツジ。
自然を感じる露天風呂って最高です。
大駐車場ビューですが、これはこれで景色が良いです。
カランもしっかりしています。
温度は適温。本当に伊香保温泉に使っているような気分。
成分総計は2000mgを超えており、伊香保温泉の約2倍の成分量を誇ります。
循環消毒ありかは不明ですが、これだけ濃い温泉なので入っていても気にならず。
予想外に素晴らしいお湯で、しばし長居してしまいました。
登山後の客で混んでるかと思いきや、この日は天気が悪かったこともあり、結局誰にも会わず。
風呂上がりには日光白根山の伏流水も楽しむことができます。
冷たくてめっちゃうまい。
そこらのウォーターサーバーの水とは全然違いますね。
シャレー丸沼はスキー場併設の山小屋風ホテル。
まるで伊香保温泉のような泉質で、黄金色の濁り湯は温泉に入った満足感が高いです。泉質が良い割には、温泉好きにもあまり知られていないため、穴場かもしれません。
温泉分析書 鉄分は意外と少ない芒硝泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは2217mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは硫酸塩イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉です。
その他、鉄分が20mg以上で含鉄泉となりますが、こちらは5mgで届かず。