基本情報
【日帰り入浴時間】
14:30〜20:00
【日帰り入浴料】
1000円
【タオル】
200円
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
42室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0278-58-2002
泉質
■源泉
丸沼温泉1号泉、2号泉
■泉質
■温度
42.5度
■pH値
pH7.2
■成分総計
910mg
群馬県 丸沼温泉ってこんなとこ
周辺に点在する片品、尾瀬戸倉、鎌田、白根、幡谷、座禅温泉などどに片品温泉郷と呼ばれます。
日光国立公園内にある風光明媚な丸沼のほとりに一軒宿があります。
温泉は昭和8年に丸沼湖畔から湧き出したもので、宿もこの当時に開業しています。
丸沼一帯を所有する老舗ホテル
環湖荘(かんこそう)は丸沼温泉で唯一の宿。
外観は少しクラシックホテルのような格式を感じます。
というのも、もともとは別荘。
昭和8年に丸沼観光ホテルとして開業しました。
そこまで有名な旅館ではないのですが、実は歴史のあるスゴイ旅館。
場所は国道120号から小さな道を丸沼沿いに進んだ先。
この先には環湖荘しかなく、宿専用の道。
というか丸沼全体が環湖荘の所有。
スケールがでかすぎる。。
丸沼の美しい景色。
旅館は丸沼の北側のほとり。
冬季は11月から4月まで閉鎖されます。
標高は1430m。さすがにここまで来ると空気もひんやり。
丸沼には多くの釣人が。
もちろん入漁料も環湖荘に払います。
玄関。
欄間と中国風の書が特徴的。
なんと書いてあるかは私には解読できず。
ロビー。スタッフはびしっとスーツを着ていて、まさにクラシックホテルなサービス。
日帰り入浴料も1000円でこのあたりでは最も高い。
建物は奥へと長い。ロビーから階段を登るとラウンジと売店。
老舗ホテルですが古さは感じず、キレイに維持されています。
客室が並ぶ廊下。この奥が大浴場。
大浴場入口。その名もニジマス風呂。
いったいどんなお風呂なのか?
脱衣所。
精巧なニジマスの湯口がお出迎え
こちらが有名なニジマス風呂。
窓が大きく取られた三角屋根の下に大きな湯船。
あっ 真ん中にニジマスいますね。
正統派クラシックホテルな雰囲気ですが、
お風呂はなかなかぶっ飛んでます。
中央には特徴ありまくりの巨大なニジマスの湯口。
奥に見えるのは水槽で、なんと本物のニジマスがいます。
金魚や錦鯉がいる水槽があるお風呂は見たことありますが、ニジマスっていうのが斬新。
丸沼ではよく釣れるのだと思いますが、それを風呂に使おうというアイデアがすごいですわ。
ニジマスがいる風呂なんて日本で唯一かも?
ニジマスをしっかり見つめるのは初めて。
生け簀ではないので、こいつらは塩焼きとかにはされないと思います。
ニジマス型湯口もすごい。
なかなか精巧に出来ています。
湯口マニア界隈では有名なお風呂のよう。
こんな湯口は他には絶対ないでしょう。
泉質は単純温泉。
芒硝を主成分とする温泉。成分総計は901mgでほぼ芒硝泉と言ってもいいくらいの濃度。
温度は適温でした。
丸沼温泉は環湖荘にしか引かれていないため、毎分200リットルもの豊富な湯量が源泉かけ流しにされています。
浴室だけではなく、温泉にもこだわっているのが嬉しいところ。
まじまじと見ると、食われそうで怖い、、、
カランも独特な感じ。三角屋根の隙間には植物。
私が訪れたときは誰もいなくてラッキー。
その後、おじさま四人組。
釣り客みたい感じでした。
釣りの後にそのまま温泉に入れるなんて、なかなかないと思います。
日帰り入浴も人気ありそう。
ちなみに女湯側はその名も「ヒメマス風呂」
そちらはヒメマスが描かれたタイルが使われているみたいですが、
ヒメマスの湯口や、ヒメマスの水槽はなく、ニジマス風呂のようなインパクトはありません。
ちなみにニジマスよりヒメマスの方が流通量が少なく高級らしい。
環湖荘はクラシックホテルのような格式とオシャレさを持つ旅館。
しかも源泉かけ流しというのだから文句なしです。
丸沼の近くを通る際はぜひ。
温泉分析書 芒硝系の単純温泉
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。 こちらは910mgのため、単純温泉です。 単純温泉と言っても何も入っていないわけではありません。 もし1000mgを超えていればナトリウム-硫酸塩泉となる温泉です。