万蔵旅館
1.入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 11:00〜17:00
○日帰り入浴料金 600円
○露天風呂 なし
○お風呂の数 内湯(男1・女1)
○客室数 10室
○タオル 100円(ロゴなし)
〇公式HP なし
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇住所 栃木県日光市湯元2553
〇電話番号 0288-25-3333
5.外観・館内・お風呂
万蔵旅館は日光湯元温泉の中心部にある旅館。大きな共同駐車場に面して4件の旅館が密集しています。
万蔵旅館といういかにも老舗のような名前ですが、オープンは2016年で比較的新しい建物旅館。もともとは山びこ荘という旅館でしたが、廃業し、現オーナーが買い取りリニューアルあるしたもの。
なので、館内はかなり新しい感じでキレイです。
私も日光湯元温泉に万蔵旅館という名前の旅館があることは知らず、グーグルマップでたまたま発見。試しに電話してみたところ、「日帰り入浴やってます」とのことで、思わぬ発見でした。
受付には誰もおらず、呼んでも気づかれませんでしたが、
インターホンで呼び出すと、すぐに来てくれました。
入浴料は600円。
万蔵旅館はロビーと食堂が一体になっています。
正面には立派な几帳。
お風呂は勝手に二階だと思いこんでいましたが、お風呂は食堂を横断し、奥の階段から地下一階へ下りたところにあります。
階段を下りるとすぐにお風呂です。
脱衣所は木造。脱衣所やお風呂は真新しい感じがしないので、山びこ荘時代のままかもしれません。
こちらが大浴場。半地下のような場所にあり、露天風呂はありません。昔ながらのお風呂ですが、あまりレトロ感はなく。
強いていうなら、どこかの合宿所にありそうな感じのお風呂です。
湯船に高さがあったので、多少深いのかなと思いましたが、意外にも浅いお風呂。お風呂は一段高い位置になっています。
お湯は日光湯元らしい緑白色の硫黄泉。
日光湯元温泉は熱いところが多いのですが、ここは熱くなく入りやすい温度。浴室やお風呂は普通であまり期待していなかったのですが、この温度が絶妙で、かなり気持ちの良いお湯でした。
ちょっと浅い湯船に足を伸ばしながら、ゆっくりと入浴できました。
泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉。
食塩が泉質名に入るのは日光湯元温泉でもここだけ。
成分総計も他の旅館よりも濃い目の上質なお湯です。
硫黄分のほとんどをガスとして含む場合は、硫化水素泉という名前になります。このタイプの温泉は濁り湯になることが多いです。
日光湯元は全国でも4位と言われる硫黄の含有量。
浴後は、体や服にしっかりと硫黄の匂いが残り、温泉に入ったなあという気分になります。
カランはしっかりしていました。
万蔵旅館はオープンしてまだ新しく、知名度もあまりないため、比較的空いています。温度も日光湯元では珍しい少しぬるめのお湯で、ゆっくりと日帰り入浴したい方にオススメ。
まだまだあります 日光湯元温泉
【日光湯元温泉を入りつくせ!】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのオススメ10選) - 大露天風呂の日記
6.温泉分析書の説明
✓源泉 奥日光開発5号・6号混合泉
✓温度 61.4度(高温泉)
✓pH値 6.3(中性泉)
✓成分総計 1677mg
✓効能 やけど、きりきず、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症、高血圧症、糖尿病、虚弱児童