
日帰り入浴の料金と営業時間
| 入浴時間 |
10:00~15:00 |
|---|---|
| 入浴料 |
500円 |
| タオル |
200円 |
| お風呂の数 |
内湯(男1・女1) |
| 温泉の利用状況 | 循環ろ過、塩素消毒あり |
| サウナ | なし |
| 貸切風呂 | なし |
| 混雑度 | 少し混んでいる |
| 住所 | 山形県東根市温泉町2-2-2 |
| 電話番号 | 0237-42-1511 |
東根温泉「民謡の宿あづまや」とは?外観と館内

民謡の宿あづまやは山形県東根温泉にある宿。
昔からある旅館という感じの落ち着いた佇まい。
とかく山形県は「あづまや」という名前の旅館が多い。
東根温泉にもあったんですね。
思いつくだけでも、小野川温泉、かみのやま温泉と何件かあります。

東根温泉の裏通りにあるため、ちょっと分かりにくい。
鉄筋の建物にくっつくように相当に年季の入ったトタン屋根の建物。
これは旧館かしら?

巨大な家紋のようなマークも気になる。
調べてみると、この旅館は東根温泉最古の宿だそうで。
東根温泉が開湯した明治時代末期の創業です。

言われてみれば老舗の貫禄。

宿の真横に東根温泉の源泉。
東根温泉の宿はすべて同じ源泉でここから各旅館へ配湯されているはず。ということは、こちらの宿が湯元のような感じでしょうか。
いずれにしても、真横に源泉があるので温泉の鮮度は良さそうです。

では館内へ入りましょう。玄関にもこのマーク。

ロビー。日帰り入浴は500円。

タオルは200円。ロゴ入りなので買いました。
ところでなぜ「民謡の宿」?
昔の温泉本を見ると、民謡好きが時々集まってショーをやると書いていました。今でもやっているのかは不明ですが。

お風呂は一階なのですが、途中は画廊のようになっています。
かなり大きな洋画。パリの街並みだそう。
ここだけ切り取ったら美術館ですね。

温泉旅館には正直全然あっていない気もしますが、オーナーの趣味なのかも。

これは創業当時のあづまやの写真。
地元の方に人気の温泉

湯殿は一階の突き当たりにあります。

脱衣所。
ここで地元のおじいちゃんに急に話しかけられる。
「外雨降ってきた?毎日が休みだから暇でねえ。」
そんなわけで温泉に入っていたおじいちゃん。
でも近所にこんな温泉あったら羨ましい。

こちらが大浴場。内湯のみで露天風呂はありません。
超シンプルな感じで浴室にこれといった特徴はなし。
写真だとちょっとわかりにくいですが、琥珀色の温泉です。

泉質はナトリウム・塩化物-炭酸水素塩泉。
旧泉質名では含重曹食塩泉。
うすいアブラのような有機物系の芳香があります。
循環ろ過、塩素消毒ありですが、温泉の個性が強いのでほぼ分かりません。
まとめ:地元のおじいちゃんに人気
| 温泉 | ★★★☆☆ |
|---|---|
| 設備 |
★★★☆☆ |
| 景色 | ★★☆☆☆ |
| コスパ | ★★★★☆ |
| 日帰り入浴のしやすさ | ★★★★☆ |
あづまやは露天風呂もなく、内湯も割と普通なのですが、なぜか地元のおじちゃんで賑わう人気の温泉。
安定的に日帰り入浴を行っているので、利用しやすいのが魅力。
民謡の宿あづまやの泉質と効能
重曹を含む食塩泉。食塩は微量なので舐めてもさほどしょっぱくはありません。
東根温泉は少数派の第14号源泉を使用。
モール泉とも呼ばれる琥珀色の美しい温泉は、特有の有機物系の芳香がありりませます。源泉温度は50度で熱めの温泉です。
