
日帰り入浴の料金と営業時間
| 入浴時間 |
13:00~16:00 |
|---|---|
| 入浴料 |
600円 |
| タオル |
300円 |
| お風呂の数 |
内湯(男1・女1) |
| 温泉の利用状況 | 100%源泉かけ流し |
| サウナ | なし |
| 貸切風呂 | あり |
| 混雑度 | 空いている |
| 住所 | 山形県最上郡大蔵村南山454-1 |
| 電話番号 | 0233-76-2259 |
肘折温泉「元河原湯」とは?外観と館内

肘折温泉の入口にある鉄筋四階建ての宿。

湯治色の強い肘折温泉では珍しい「普通」の旅館で、日本秘湯を守る会にも加盟しています。
肘折温泉では丸屋と並び人気を二分する存在。
丸屋は日帰り入浴不可ですが、元河原湯は日帰り入浴オッケイ。
時間は13時から16時まで。
休前日など混雑時は断れることもままあります。

コキアがきれいですね。

ロビー。
肘折温泉でこんなにきれいなロビーはなかなかない。
15時過ぎに到着。まだ時間内のはずですが、日帰り入浴をお願いしたところ、「すみません。今日はもう受付終了しちゃって。」
えー! やはり土曜日なので多くの日帰り入浴客が訪れたよう。
しかし、こんなところまで来て引き下がれない。
「あのー 午前中電話したんですけども」
「あっそうでしたか、それでしたらどうぞ」とのこと。
事前に電話してから来た旨を伝えれば、大抵の旅館は入れてくれます。確認してわざわざ来てる客を追い返すわけにもいかないですから。
というわけで、電話連絡は意外と大事。
日帰り入浴は600円です。

タオルは袋入りで300円。
袋はロゴ入りでめっちゃかっこいいのですが、タオルは無地。
これに300円を出すかどうかは悩みどころですが、ロゴにつられて買っちゃいました。

大浴場は最上階。エレベーターで5階です。
源泉かけ流しの展望大浴場

最上階に到着。

お風呂はこの奥にあります。

脱衣所。

脱衣所にはなぜか立派な応接セットが。

懐かしい。昔の通販でこんなのありましたね。

洗面台。もちろんドライヤーなどは一通り揃っています。

こちらが大浴場。最上階にあるため見晴らしが良いです。
誰もいなくてサイコー!

下に見えるのは銅山川。
露天風呂はなしです。
肘折温泉は基本的にどの宿も露天風呂はありません。
あるのは数件なので、露天風呂は期待しないほうがいいです。

露天風呂なんかなくても、肘折はお湯が素晴らしい。
どうです?この笹濁り色の温泉。

鉄分を含み金気臭のする温泉。キシキシとした浴感。
赤茶けた浴室もいいですねえ。

泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
旧泉質名では含重曹食塩泉。
鉄分は意外に微量なので、泉質名には現れません。
炭酸ガスやメタケイ酸なども豊富。

肘折5号源泉とぬる湯の元河原湯源泉を混合し、加水なしで適温に調整されています。もちろん源泉かけ流し。

そもそもお湯がちょっと熱いのと、塩分を含むため、あたたまりがめっちゃ良い温泉です。

露天風呂からの景色。肘折温泉街がよく見えます。

湯治宿では貧弱になりがちなカランですが、
さすがは元河原湯。シャワーもアメニティと充実しています。
まとめ:肘折温泉初めての方におすすめ
| 温泉 | ★★★★★ |
|---|---|
| 設備 |
★★★★☆ |
| 景色 | ★★★★☆ |
| コスパ | ★★★★☆ |
| 日帰り入浴のしやすさ | ★★★☆☆ |
元河原湯は肘折では珍しい湯治宿的な雰囲気はなく、施設も整ったキレイ系のお宿。
日帰り入浴も比較的安定して行っているので、肘折初の方にもおすすめ。
ただし、休前日は早めに終了する場合があるので、電話確認をした方が良いです。
元河原湯の泉質と効能
重曹を含む食塩泉。鉄分を含むため、笹濁り系の濁りがあります。
その他、炭酸ガスも399mgと比較的多めに含まれています。
肘折温泉で一般的な3号源泉や5号源泉の他、この宿独自の元河原湯源泉をブレンド。
元河原湯源泉はぬる湯のため、これにより加水なしで適温に調整しています。
