大露天風呂の日記

現在662湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

福島県の温泉
栃木県の温泉
群馬県の温泉
新潟県の温泉
千葉県の温泉
山梨県の温泉
埼玉県の温泉
静岡県の温泉

【大島鉱泉】日帰り入浴記「本物の昭和レトロが味わえる温泉銭湯」

f:id:zenigame1:20241110191205j:image


こんな人におすすめ

 
・ワイルドな露天風呂に入りたい

・珍しい天然の炭酸泉に入りたい

・少しぬるめの温泉が好き
 

営業情報とアクセス
 

▶日帰り入浴時間

13:00〜19:00

▶日帰り入浴料

450円

▶お風呂の数

内湯(男1・女1)

▶サウナ

なし

▶住所

群馬県富岡市大島148

▶電話番号

0274-62-1490

 

大島鉱泉の外観と館内



f:id:zenigame1:20241110185613j:image

大島鉱泉群馬県富岡市にある鉱泉

草津伊香保など温泉のイメージが強い群馬県ですが、富岡市を含む西上州と呼ばれるエリアは温泉不毛地帯

有名な温泉地は磯部温泉くらい。他は小さな鉱泉宿しかありません。


f:id:zenigame1:20241110185640j:image

外観はこんな感じ。

鉱泉を沸かす煙突からモクモクと煙。

ここだけ時間が止まっていますね。

群馬で最もひなびた鉱泉と言っても過言ではありません。

 

上信越道の高架橋に近い場所にあるとは思えないくらい。 


f:id:zenigame1:20241110185908j:image

キンチョールのホーロー看板。

後から付けたものではなく、昔からある感じ。

こんな場所が今でも残ってるなんてすごいですね。

現在は宿泊はやっておらず、日帰り入浴と食事のみの営業です。


f:id:zenigame1:20241110190117j:image

館内はこんな感じ。右に帳場があり、正面に浴場があります。

「いらっしゃい」と宿のおじいちゃん。

銭湯的な雰囲気です。


f:id:zenigame1:20241110192037j:image

縁側ものどかそのもの。


f:id:zenigame1:20241110190725j:image

日帰り入浴は450円。

安いですねえ。

 

大島鉱泉の温泉


f:id:zenigame1:20241110190646j:image

脱衣所。


f:id:zenigame1:20241110190747j:image

すごく古い旅館でたまに見かける昔のマッサージ機。


f:id:zenigame1:20241110191133j:image

扇風機もレトロです。


f:id:zenigame1:20241110191205j:image

こちらが内湯。ピンクの壁に富士山のタイル画。

ここも昔と変わっていなそうなお姿。


f:id:zenigame1:20241110191827j:image

ザ銭湯という感じのタイル画。

やっぱり銭湯は富士山ですね。


f:id:zenigame1:20241110191341j:image

源泉は14度の鉱泉。薪で沸かしています。

泉質名のつかない鉱泉で、メタホウ酸の項目により温泉に該当します。

お湯は淡黄色で、黄色がかっています。

加温と加水はされていますが、源泉かけ流しです。

pH9.0もあるアルカリ性鉱泉のため、少しぬるぬるします。

 

入った時は少しぬるめの湯加減でしたが、おじちゃんがバックヤードでゴソゴソする音が。

薪をくべて、沸かし直してくれているようでした。

薪を燃やすなんだか懐かしい匂い。ボイラーではなく薪というのがいいですねよね。


f:id:zenigame1:20241110191616j:image

じわじわとかなり熱いお湯が攻めてくる。

ぬるゆが好きなので、ちょっとずつ端に移動。

 

日帰り入浴してみた感想まとめ

 

大島鉱泉は本物の昭和レトロが味わえる雰囲気が魅力。

黄色がかった色の温泉はよくあたたまります。

混み合わずにゆっくりと入浴できました。

 

 

大島鉱泉の泉質と効能

 


f:id:zenigame1:20241110191756j:image

 

 

メタほう酸の項目により温泉に該当

✓源泉 大島鉱泉(榊の湯)

✓温度 14.5度(冷鉱泉

✓pH値 9.2(アルカリ性泉)

✓成分総計 750mg

✓効能 病後回復期、疲労回復、健康増進