こんな人におすすめ
・ワイルドな露天風呂に入りたい
・珍しい天然の炭酸泉に入りたい
・少しぬるめの温泉が好き
営業情報とアクセス
大島鉱泉の外観と館内
草津や伊香保など温泉のイメージが強い群馬県ですが、富岡市を含む西上州と呼ばれるエリアは温泉不毛地帯。
有名な温泉地は磯部温泉くらい。他は小さな鉱泉宿しかありません。
外観はこんな感じ。
鉱泉を沸かす煙突からモクモクと煙。
ここだけ時間が止まっていますね。
群馬で最もひなびた鉱泉と言っても過言ではありません。
上信越道の高架橋に近い場所にあるとは思えないくらい。
キンチョールのホーロー看板。
後から付けたものではなく、昔からある感じ。
こんな場所が今でも残ってるなんてすごいですね。
現在は宿泊はやっておらず、日帰り入浴と食事のみの営業です。
館内はこんな感じ。右に帳場があり、正面に浴場があります。
「いらっしゃい」と宿のおじいちゃん。
銭湯的な雰囲気です。
縁側ものどかそのもの。
日帰り入浴は450円。
安いですねえ。
大島鉱泉の温泉
脱衣所。
すごく古い旅館でたまに見かける昔のマッサージ機。
扇風機もレトロです。
こちらが内湯。ピンクの壁に富士山のタイル画。
ここも昔と変わっていなそうなお姿。
ザ銭湯という感じのタイル画。
やっぱり銭湯は富士山ですね。
源泉は14度の鉱泉。薪で沸かしています。
泉質名のつかない鉱泉で、メタホウ酸の項目により温泉に該当します。
お湯は淡黄色で、黄色がかっています。
加温と加水はされていますが、源泉かけ流しです。
pH9.0もあるアルカリ性の鉱泉のため、少しぬるぬるします。
入った時は少しぬるめの湯加減でしたが、おじちゃんがバックヤードでゴソゴソする音が。
薪をくべて、沸かし直してくれているようでした。
薪を燃やすなんだか懐かしい匂い。ボイラーではなく薪というのがいいですねよね。
じわじわとかなり熱いお湯が攻めてくる。
ぬるゆが好きなので、ちょっとずつ端に移動。
日帰り入浴してみた感想まとめ
大島鉱泉は本物の昭和レトロが味わえる雰囲気が魅力。
黄色がかった色の温泉はよくあたたまります。
混み合わずにゆっくりと入浴できました。
大島鉱泉の泉質と効能