
日帰り入浴の料金と営業時間
| 入浴時間 |
11:00~19:00 |
|---|---|
| 入浴料 |
600円 |
| タオル |
サービス |
| お風呂の数 |
内湯(男1・女1) |
| 温泉の利用状況 | 100%源泉かけ流し |
| サウナ | なし |
| 貸切風呂 | なし |
| 混雑度 | 空いている |
| 住所 | 山形県山形市黒沢253-1 |
| 電話番号 | 023-688-7523 |
黒沢温泉「一陽館」とは?外観と館内

一陽館は山形市に近い黒沢温泉にある宿。
山形でもマイナーな黒沢温泉。
もともと3軒の宿がありましたが、最も大きかった「ゆさ」はお風呂カフェに、喜三郎は最近閉館。
近くに蔵王温泉やかみのやま温泉など、メジャー温泉があるため、黒沢温泉はどうしても地味な印象になりがち。

昔から変わっていないのは一陽館だけです。

旅館は平屋建て。客室数13室の小さな宿です。
周囲は田園地帯と住宅地ですが、ここだけ雑木林に囲まれ、いい感じに落ち着いた雰囲気。

日帰り入浴にも昔から積極的で利用しやすい宿。
お安く素泊まりもでき、山形市中心部にも近いので、ビジネス利用もいいと思います。
私も過去に素泊まりでお世話になったことあり。

この日は、法事後の団体様なのかスリッパがたくさん。

それでは館内へ。感じの良いおかみさんが受付。
日帰り入浴は600円。

タオルは無料で貸してもらえました。
買取りもできるようです。ロゴ入りなら買えばよかった。

お風呂の前にちょっとだけ館内散策。
ロビーには八角形のおしゃれなテーブル。囲炉裏になっていました。

水槽には久しぶりに見たネオンテトラ。

こちらはおみやげコーナー。
眠くなる!?全国有数の芒硝泉

お風呂は受付のすぐ後ろ。
全体的にコンパクトにまとまったお宿です。

脱衣所。
混んでいるかと思いきや誰もいない!ラッキー。
日帰り入浴なら皆さん、お隣のお風呂カフェに行くのでしょう。
そちらは車がびっしりでした。

洗面台はレトロな感じ。

大浴場はこんな感じ。
内湯のみで露天風呂はありません。
外は日本庭園になっていて、緑が差し込む落ち着いた雰囲気。

写真ではわかりにくいですが、照明が抑えられているため、少し薄暗いです。

温度も適温で気持ちよく、絶妙な暗さも相まって、しばらく入っていると眠くなってきました。

泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
旧泉質名では含食塩芒硝泉。
注目すべきはその濃度。
通常の芒硝泉は、成分総計1000mg前後のものが多いのですが、こちらはなんと4700mg!
これは私も初めて見る値で、全国でも有数だと思います。
芒硝泉は苦いところ多いのですが、ここはわずかな塩味だけで苦さはありません。

温泉は若干、有機物系の香りあり。
源泉温度は48度。温度が下がらないよう加温されています。
循環ろ過、塩素消毒あり。
塩素臭はあまり感じませんでした。

カランは6つもあります。小さな旅館なので足りなくなることはないでしょう。
まとめ:日帰り入浴でも利用しやすい宿
| 温泉 | ★★★☆☆ |
|---|---|
| 設備 |
★★★☆☆ |
| 景色 | ★★☆☆☆ |
| コスパ | ★★★☆☆ |
| 日帰り入浴のしやすさ | ★★★☆☆ |
一陽館はいつ行っても日帰り入浴を歓迎してくれます。
ワンコインで利用できるのもありがたい。
終始誰にも会わずに入浴できました。
一陽館の泉質と効能
成分総計は5000mg以上とかなり濃い目の温泉。芒硝泉でこれだけの濃度になることはまれです
源泉温度は48度。加温、循環ろ過、塩素消毒あり。
消毒作用のあるメタホウ酸も48mgと比較的多めに含み、その他微量のヒ素を含むちょっと面白い泉質です。
