
日帰り入浴の料金と営業時間
| 入浴時間 |
13:00~20:00 (最終受付19:00) |
|---|---|
| 入浴料 |
1200円 |
| タオル |
200円 |
| お風呂の数 |
内湯露天(男1・女1) |
| 温泉の利用状況 | 加温、循環ろ過、塩素消毒あり |
| サウナ | あり |
| 貸切風呂 | なし |
| 混雑度 | 少し混んでいる |
| 住所 | 石川県小松市湯上町い18 |
| 電話番号 | 0761-65-1311 |
粟津温泉「満天ノ辻のや」とは?外観と館内

辻のやは石川県粟津温泉の旅館。
粟津温泉のはずれにある近代的な和風旅館です。
今回はこちらの日帰り入浴をご紹介。
かつては辻のや花乃庄という名前でしたが、コロナ禍により破産。2021年にHISホテルホールディングスに買収され、現在は満天ノ辻のやという名前でリニューアルしています。

もともとは粟津温泉を代表する高級旅館でしたが、気軽に日帰り入浴できます。

館内も非常に立派です。ちょっと恐縮しちゃう。
館内はピアノのBGMが流れる上質な空間。
日帰り入浴は1200円。
バスタオル、フェイスタオル付きだと1400円です。
日帰り入浴は13時からですが、気合いを入れすぎて15分前に来てしまいました。時間までロビー周辺をうろうろ。

こちらは売店。庶民派のお土産から、九谷焼や漆器までありました。

館内はピアノが流れる優雅な雰囲気。

ラウンジもモダンな感じにリニューアルされていました。

時間になりましたので、大浴場へ向かいましょう。
屋根付きの重厚な入り口をくぐると

立派な茶室が。さすがは加賀温泉郷の有名旅館。

こちらは湯上がり処。
超豪華!九谷焼の大陶壁風呂

大浴場入口。
男湯は白鳥の湯という名前。

脱衣所もモダンな感じにリニューアル。非常に綺麗です。

アメニティも豊富。ディスプレイもおしゃれすぎます。

これだけあれば不足はありませんね。

こちらが大浴場。
度肝を抜かれる豪華さ。

きらびやかすぎてまぶしいお風呂にびっくり。

大浴場を彩るのはなんと九谷焼の大陶壁画。
文化勲章を受けた九谷焼作家浅倉五十吉氏の手によるものだそう。
白鳥の湯は陶壁に描かれた白鳥にちなんでいます。
ちなみに女湯側は鴛鴦(おしどり)の湯。
同じように鴛鴦が描かれた九谷焼の陶壁画があります。

見ているだけで豪華な気分になりますね。
お風呂もかなり広いです。湯船は全体的に浅め。

花型のジャグジーも付いています。
泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物冷鉱泉。
粟津温泉はそれぞれの宿で源泉が異なるのが特徴。
こちらも辻のやだけの源泉を使用しています。

奥側には寝湯もあります。
ただ、寝湯に浸かるとせっかくの陶壁画は見えません。

サウナと水風呂もあります。

サウナは小さめなので、おまけ程度で。
ただ、15時前でもちゃんと稼働していました。

こちらな露天風呂。
大浴場が派手過ぎたのでしょぼく見えちゃいますが。
すぐ隣に川が流れているので、せせらぎを聞きながら入浴できるのがポイント。

ととのい用の椅子も完備。

お風呂上がりにオススメしたいのは庭園散策。
辻のやには超立派なお庭があるのです。

この大自然は宿のお庭の中。
なんと粟津川の流れをうまく庭園に引き込んでいます。

庭園からみた旅館全景。
温泉雑誌などでよく使われるアングルです。

お庭はさらに続きます。

これは何でしょう?大きな池にバラの造花が大量に浮かんでいます。
和風旅館には合わない感じもしますが、これはこれで面白い。
まとめ:金沢らしい豪華なお風呂
| 温泉 | ★★☆☆☆ |
|---|---|
| 設備 |
★★★★★ |
| 景色 | ★★★☆☆ |
| コスパ | ★★★☆☆ |
| 日帰り入浴のしやすさ | ★★★☆☆ |
辻のやは粟津温泉で最も立派な和風旅館。
館内もお風呂も超清潔で万人受けする旅館です。
九谷焼の陶壁はまさに圧巻。日帰り入浴も混み合うほどではありませんが、ちらほらとお客さんが来ていました。
満天ノ辻のやの泉質と効能
この宿だけでの自家源泉である辻のや2号源泉を使用。
源泉温度20度の鉱泉のため、加温されています。
成分総計は他の粟津温泉に比べて低く、若干薄い温泉です。
おそらく循環ろ過、塩素消毒有りのため温泉らしさは弱め。
