
日帰り入浴の料金と営業時間
| 入浴時間 |
14:00~21:00 |
|---|---|
| 入浴料 |
1000円 |
| タオル |
バスタオル・フェイスタオル付 |
| お風呂の数 |
内湯露天(男1・女1) |
| 温泉の利用状況 | 循環ろ過、塩素消毒あり |
| サウナ | あり(男女入れ替え) |
| 貸切風呂 | なし |
| 混雑度 | 空いている |
| 住所 | 石川県加賀市片山津温泉乙30-1 |
| 電話番号 | 0761-74-6104 |
片山津温泉「季がさね」とは?外観と館内

季がさねは片山津温泉の中心部にあるホテル。
これで「ときがさね」と読みます。
今回はこちらのホテルの日帰り入浴をご紹介。
片山津温泉では最も早い14時から日帰り入浴可能です。

外観はお世辞にもキレイとは言えず、だいぶくたびれております。
ですが、こちらは食事が美味しいと評判の旅館。
お色直しをするのか、絶賛工事中でして。
元は一番左に映る矢田屋松濤園の別館で、梅光閣という名前でした。
片山津でも名門旅館として知られた矢田屋は倒産。
その後は、加賀観光ホテルの別館となりましたが、加賀観光ホテルも2020年に休館。
別館だけが生き残るなんてなんとも皮肉です。
ちなみに真ん中の細長い旅館は旧せきや。
かなり前に倒産し、バリバリと音を立てて解体工事中でした。
どんどん旅館がなくなっていくのは悲しい限り。

それでは季がさねの館内へ。いかにも昭和な感じの吹き抜けのロビー。
和風な雰囲気はあまりありません。

日帰り入浴客にもすこぶる丁寧な対応。
バスタオルとフェイスタオル付きで1000円。
このあたりの温泉では良心的なお値段。

ウェルカムドリンクの神戸紅茶。
日帰り入浴でも飲んでいいのか分かりませんでしたが、
14時でもスタンバイされていたので、多分いいのかしら?
一杯だけいただきました。

ラウンジ。オールインクルーシブプラン用のドリンクやお菓子。
もちろんこれは飲んでいませんよ。

こちらは選べる浴衣コーナー。

面白いのは男性用の浴衣もあること。
めっちゃイケメン。
その隣には岩盤浴コーナー。
古い旅館ですがいろいろと頑張っている感じがしていいです。

大浴場はこの先。
左に中庭を望みながら、長い廊下を進みます。

大浴場は2階です。
フィンランド式サウナを備える大浴場

お風呂の名前はその名も織姫と彦星。
日によって男女入れ替えとなります。

とても広い脱衣所。しかも誰もいない!
14時に訪れたので、まだ宿泊客もおらず終始貸切状態でした。

洗面台はこんな感じでまあ普通です。

こちらが大浴場。湯気が立ち込めてサウナのよう。
白亜の壁が特長的なお風呂ですね。
お湯はちょっと熱めくらい。
手前にも小さな湯船がありますが、温度の違いなどはないような。

カランもたくさんあります。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
塩分を豊富に含むお湯で、舐めるとしょっぱいです。
そのため、石鹸やシャンプーはあまり泡立たないそう。
源泉泉温度は70度超と熱め。

それだけ熱い源泉だと普通は加水して冷ますのですが、

こちらのお宿は独自のシステムで源泉100%を実現しているそう。

ただ、源泉かけ流しというわけではなく、循環ろ過と塩素消毒はたぶんありだと思います。

続いて露天風呂。
方向的には湖ビューなのですが、残念ながら分厚い壁。

昔はこの壁はなく、インフィニティのような露天風呂だったようです。
他のホテルの客室から丸見えのアングルですし、これはしょうがないか。
露天風呂は最近改修されたようでピカピカでした。
ちょっと背伸びをすれば、このような絶景。
柴山潟を見渡せます。

最近増設されたフィンランド式サウナ。
天井に星がきらめく、おしゃれなサウナでした。
ちなみにサウナはこちら側のお風呂にしかありません。

水風呂も完備。
まとめ:随所に遊び心を感じる宿
| 温泉 | ★★★☆☆ |
|---|---|
| 設備 |
★★★☆☆ |
| 景色 | ★★★☆☆ |
| コスパ | ★★★★☆ |
| 日帰り入浴のしやすさ | ★★★☆☆ |
季がさねはぱっと見は古い旅館ですが、館内はいろいろとリニューアルされており、お客を喜ばせる工夫が随所に見られます。
露天風呂の眺望は残念ですが、フィンランド式サウナで整うのもいいかもです。
季がさねの泉質と効能
片山津温泉で最もポピュラーな2号源泉を使用。
カルシウムを含む高温の食塩泉で、成分総計は14000mgを超えるかなり濃い温泉。
高温の源泉ですが、加水をしていないため、本来の濃い源泉を楽しめます。
