
日帰り入浴の料金と営業時間
| 入浴時間 |
14:30~19:30 |
|---|---|
| 入浴料 |
1000円 |
| タオル |
バスタオル・フェイスタオル付 |
| お風呂の数 |
内湯露天(男1・女1) |
| 温泉の利用状況 |
循環ろ過、塩素消毒あり |
| サウナ | なし |
| 貸切風呂 | あり |
| 混雑度 | 空いている |
| 住所 | 石川県加賀市片山津温泉64-1 |
| 電話番号 | 0761-74-4854 |
片山津温泉「かのや光楽苑」とは?外観と館内

かのや光楽苑は石川県片山津温泉にあるお宿。
今回はこちらのお宿の日帰り入浴をご紹介。
片山津温泉は廃業した旅館がかなり多く、大江戸温泉やアパホテルなどの資本が入っていますが、ここは創業100年以上、昔から変わらず営業している貴重なお宿。
建物はあまり目立たない感じですが頑張っています。
柴山潟という湖畔に面しています。

隣にある森本というお宿は和風でまあまあ立派。
ここは高級旅館なので日帰り入浴はやっていませんね。

ではでは早速館内へ。
玄関はなかなか立派な感じでテンションがあがる。
おっと玄関前に何かいる。

こいつは「かもやん」という片山津温泉の公式キャラ。
マガモの子供だそうです。
頭の上に屋形船が乗ってるのがとても気になります。

おお 館内は意外と立派じゃないですか。
変にギラついたりせず、落ち着いた和風旅館という感じですね。

バスタオルとフェイスタオルが付いて1000円。
かなり良心的です。
日帰り入浴は14時半から。
まだ宿泊客もチェックインしていない時間なので静かです。
これはお風呂も誰もいない予感。

大浴場は一階の奥にあります。

どんどん進みます。

途中にあった美術品のサロン。

これだけ美術品があるということは、歴史のある宿なのでしょうか。

隣のお部屋は温泉卓球ルーム。
湯使いは片山津でナンバーワン 温泉らしいお湯

大浴場入口。
お風呂前に神棚があるのが珍しい。
このあたりの温泉ではたまに見かけます。

脱衣所。案の定誰もいない!ラッキー!

しかし脱衣所もこんな立派。さすがは金沢の奥座敷。

こちらが大浴場。
プールは言い過ぎですが、広いお風呂です。
柴山潟ビューを期待していましたが、残念ながら湖は見えず。
まあでも和風庭園を望みながらのお風呂も悪くないですね。

こちらは露天風呂。
サイズはそこまで大きくありません。
すだれが掛けられた純和風の露天風呂が素敵です。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
熱海温泉などに近い泉質。
無色透明でパット見特徴のなさそうなお湯ですが、成分総計は1万mg を超えるかなり濃い温泉です。
こちらのお宿は片山津温泉の源泉に近く、湯量豊富で高温の温泉をのまま引いています。

ということで露天風呂はかなり熱い!
ピリピリくる熱さでした。
皮膚病や神経痛、胃腸病などに効能があります。

塩素消毒ありですが、基本的には加水なしの源泉かけ流し。
なので源泉の湯口は飲泉可能です。
これは片山津温泉ではかなり貴重なこと。
日帰り入浴できる宿の中では、間違いなくここの温泉が一番良いです。
舐めるとにがっ!しょっぱ!という感じで決してうまいもんではありませんが。
ちなみに大浴場はバリバリ塩素臭がしました。
温泉は圧倒的に露天風呂の方がよいです。

ちなみに貸切風呂は完全な源泉かけ流しのようです。
まとめ:片山津温泉の源泉を感じるならココ
| 温泉 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 設備 |
★★★★☆ |
| 景色 | ★★★☆☆ |
| コスパ | ★★★★☆ |
| 日帰り入浴のしやすさ | ★★★☆☆ |
かのや光楽苑は片山津温泉の源泉に近く、湯使いも源泉かけ流しに近いため、しっかりと温泉らしさを感じることができます。
飲泉ができるのもここだけ。
他の旅館は加水や循環ろ過ありで、片山津本来の濃い食塩泉はなかなか堪能できません。温泉好きなら断トツでこちらの宿がおすすめです。
かのや光楽苑の泉質と効能
片山津温泉で最もポピュラーな2号源泉を使用。
カルシウムを含む高温の食塩泉で、成分総計は14000mgを超えるかなり濃い温泉。
源泉かけ流しに近いため、強烈な苦みと塩味を感じることができます。
保温効果も高く、湯上りもずっとポカポカ。
