大露天風呂の日記

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白石湯沢温泉「やくせん」日帰り入浴ブログ|飲泉もできる!源泉かけ流しの温泉

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日帰り入浴の料金と営業時間

入浴時間 10:00〜18:00
入浴料 700円
タオル 210円(ロゴあり)
お風呂の数

内湯(男1・女1)

温泉の利用状況 源泉かけ流し(加温あり)
サウナ なし
貸切風呂 なし
混雑度 空いている
住所 宮城県白石市小原八幡前19-1
電話番号 0224-29-2670

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白石湯沢温泉「やくせん」とは?外観と館内


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白石湯沢温泉は白石市の山奥にある一軒宿の温泉。

「やくせん」といういかにも効能がありそうな名前の旅館です。


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旧七ヶ宿町にある温泉で、小原温泉からは車で10分ほど。

国道沿いにちょこちょこ看板があります。

 

小原温泉は知っていても、白石湯沢温泉を知っている人はなかなか少ない。私も訪れるのは今回が初めて。

 

 


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館内はこんな感じ。日帰り入浴は700円。


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タオルは210円。


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吹き抜けの天井。

民芸調の雰囲気で落ち着きます。照明もいい感じ。


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こちらの旅館はヤーコン畑があり、夕食にもヤーコンを取り入れて入れているそう。

ヤーコンとは芋の一種でシャキシャキした食感と、ナシのような甘さが特徴。

オリゴ糖の塊と言われているそうで、栄養も抜群なんだとか。

宿泊したら食べてみたいですね。


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お風呂は一階の奥。


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途中にあった小さな売店

ちょっとしたお土産や漬物類などのシブいラインナップ。

売っているものはほぼコンニャクでした。

この辺の名産なんでしょうか?


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ちょっとした休憩スペース。ハートマークがかわいい。

インスタ映えしそうな一角。


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左が大浴場入口。


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こちらが脱衣所。

 

少しぬるめの温泉を源泉かけ流し


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大浴場はこんな感じ。

天井が高く明るく開放的な浴室です。


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泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。

旧泉質名では含石膏泉芒硝泉です。

なんとなく循環ろ過、塩素消毒ありだろうと思っていましたが、

こちらの温泉は源泉かけ流しです。


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湯口は竹筒。2本とも同じような温度。

 

源泉は35度のぬるゆのため加温されています。

ぬるゆのまま楽しみたいところですが、加温も少しぬるめくらいの優しい感じで入りやすい。

とても気持ちいい温泉でびっくり。

浴後は驚くほど肌がさらさらになりました。

 


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こちらの温泉は飲泉することも可能。

一階の突き当たりに飲泉場があります。


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左の蛇口が飲泉用の温泉水。

ドバドバと源泉がかけ流しになっています。

こちらは35度の源泉そのままの温度。


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紙コップに汲んで飲んでみます。

お風呂では気づきませんでしたが、ほのかに硫黄の香り。

その他は特に味はなく、クセがなくて飲みやすい。

35度なのでぬるま湯を飲んでいるような感覚です。

 

便秘や胆嚢炎、胆石、肥満症などに効能があるそう。

飲用の限度は1日牛乳瓶2本まで。まあそんなには飲めませんが。


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温泉に入り、さっぱりして帰ろうとすると、女将さんから「休憩室もありますのでどうぞ」とのこと。

この障子戸の向こうが休憩室。


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こちらが休憩所。宿の大広間ですが、なんと食堂になっていました。

蕎麦や白石名物のうーめんなど様々なメニューも。

周囲に飲食店がないエリアなので、ここで食事を済ませるのもいいかも。

 

畳敷きなのでここでごろ寝している方も。

大きないびき声が響いていました。

 

まとめ:予想外に温泉が素晴らしい

 

温泉 ★★★★★
設備

★★★☆☆

景色 ★★★☆☆
コスパ ★★★★☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★★☆

 

やくせんは小原温泉の更に奥にありあまり目立たない温泉ですが、日帰り入浴客が結構訪れていました。地元の方に人気の温泉という感じ。

源泉かけ流しというのが素晴らしく、絶妙な湯加減の温泉はかなり気持ちいです。

 

やくせんの泉質と効能

源泉温度は35度。東北では珍しいぬる湯の源泉です。

100%源泉かけ流しですが、加温されているため、源泉そのままの温度で味わえないのがちと残念。

石膏と芒硝を主成分とする温泉で、飲用すれば慢性胆のう炎や胆石などに効能があると言われています。

 

 


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ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(含石膏芒硝泉)

✓源泉 湯沢温泉

✓温度 35.5度(温泉)

✓pH値 8.4(弱アルカリ性泉)

✓成分総計 1059mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症