大露天風呂の日記

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長万部温泉「長万部温泉ホテル」日帰り入浴ブログ|地元の方に愛される昭和な大衆浴場

 

 

 

日帰り入浴の料金と営業時間

入浴時間 6:00~21:00
入浴料 490円
タオル

有料レンタル

お風呂の数

内湯(男1・女1)

サウナ なし
貸切風呂 なし
混雑度 かなり混んでいる
住所 北海道山越郡長万部町字長万部402
電話番号 01377-2-2079

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長万部温泉長万部温泉ホテル」とは?外観と館内



長万部温泉ホテルは長万部温泉では中心的な宿。

激安価格ながら料理がすごいことで有名です。

7件ある旅館の中でも特に賑やかな雰囲気。


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日帰り入浴歓迎とデカデカと書いているので入りやすいですね。



というのもこちらのお風呂、大衆浴場も兼ねています。

地元の方も銭湯代わりに使うので、長万部温泉の日帰り入浴では一番混んでいました。


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左が旅館側の入口。


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右が大衆浴場の入口です。


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こちらは長万部町のゆるキャラまんべくん

下半身はカニ。調べてみると過去にツイッターでいろいろあったそうな。

 

地元の方に愛される公衆浴場


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大衆浴場側から入るとこんな感じ。

中央が番台のようになっていて、まさに銭湯。

館内に入ると演歌のBGM。めっちゃ昭和な雰囲気だなーと思っていたら、急に廻廻奇譚が流れたり。

選曲のギャップに驚き。

 

正面にはドーンとアイスクリームの自販機。

ロッカーもしっかり完備。

 

日帰り入浴は500円。

他の旅館はすべて700円なので、ここだけちょっと安いです。


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昔懐かしい瓶のコーラの自販機。しかもまだ現役なのです。


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脱衣所はこんな感じ。中央にテーブルという斬新な配置。

ドライヤーは10円です。

このあたりもまさに銭湯。

無駄にドアが自動だったりで、ここでも驚き。



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こちらが大浴場。めっちゃレトロ。

サイズは意外と小さく、勾玉のような不思議な形をしています。 

手前が熱めの湯船。


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お湯は少し緑がかった色。

泉質はナトリウム-塩化物泉。

天然ガスの採掘中に出てきた温泉ということもあり、アブラ臭がします。

味は出汁のような塩っぱさ。


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熱めの湯船は結構な熱さ。

常連さんは普通に入っていました。

入れないとほどではないですが、ここはパス。

 

宿泊すれば食べきれないほどのカニ


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この日は宿泊したので旅館側もご紹介。


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玄関は植物やら置物やらでごちゃついています。


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特にスゴイのが招き猫の数。ウン百個はあると思います。


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実は、旅館の2階にもお風呂があります。こちらは宿泊者専用。

男女の区別もなく、一つだけ。

混浴というよりかは事実上の貸切風呂のような感じ。


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こちらが噂に聞いていた夕食。いやすげえ。

これで1万3750円というから本当に信じられない。


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毛ガニ一杯にズワイガニもまるまる一杯。

更にズワイガニの足が半分ほど。

一人あたり、2.5杯分くらいのカニがスタンバイ。


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刺し身や煮魚もとにかく量が多い。アワビなんて贅沢ですよ。


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長万部名物のカニ飯もちゃっかり付いてました。


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カキにホタテのグラタン。大きな焼鮭に海老。


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肉もあります。

案の定食いきれず。いやはや恐れ入りました。

 

旅館の建物は古く、設備も昔ながらですが、料理だけはぶっ飛んでます。コスパがとんでもないので、どうせなら宿泊がオススメ。

 

まとめ:長万部で一番安い

 

温泉 ★★★★★
設備

★☆☆☆☆

景色 ★☆☆☆☆
コスパ ★★★☆☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★★★

 

長万部温泉ホテルは長万部温泉で最も安く、最も朝早くから営業しています。

日帰り入浴は利用しやすいですが、設備面では弱いです。

地元の方が続々と訪れる感じですが、お湯が熱いためか皆さん回転が速く、お風呂は広々入れました。

 

長万部温泉ホテルの泉質と効能

源泉温度は49度。

100%源泉かけ流しのため、お湯は少し熱め。

塩分を主成分とする温泉で、成分総計は1万mgを超える濃い温泉です。

強い塩味を有し、鉄を微量に含んでいます。

アンモニアや油臭がするクセの強い温泉です。

 


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ナトリウム-塩化物泉(純食塩泉)

✓源泉 長温R2号

✓温度 49.6度(高温泉)

✓pH値 8.0(弱アルカリ性泉)

✓成分総計 10090mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症