大露天風呂の日記

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長万部温泉「丸金旅館」日帰り入浴ブログ|露天風呂もある源泉かけ流しの温泉

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日帰り入浴の料金と営業時間

入浴時間 7:00~21:00
入浴料 700円
タオル レンタル200円
お風呂の数

内湯(男1・女1)

サウナ なし
貸切風呂 なし
混雑度 少し混んでいる
住所 北海道山越郡長万部町字長万部403
電話番号 01377-2-2617

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長万部温泉「丸金旅館」とは?外観と館内

 


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丸金旅館は長万部温泉にある宿のひとつ。

外観はこんな感じ。長万部温泉には7件の宿がありますが、いずれも結構ひなびていて、規模的にも違いはあまりありません。

どの宿も必ず玄関に赤提灯がついています。

 

一箇所にまとまっているため湯めぐりしやすいです。


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館内。大きな振り子時計とウミガメ。

日帰り入浴は700円。


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お風呂は一階の奥。


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廊下にびっしりと張られた魚の図鑑。

マルハニチロと書いてありました。

「おいしく食べてよ人間くん」


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これはトウモロコシの皮で作った工芸品。


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湯上がり処。この辺もひなびてますね。

 

長万部で唯一露天風呂もあり


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大浴場入口。鍵付きロッカーもあり。


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脱衣所。ドライヤーもあります。

他にアメニティはありませんが。ドライヤーがあるだけでもありがたい。

ここはリニューアルされているのか、少し新しくひなびた感じはありません。


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こちらが大浴場。

湯気で曇っていますが、左がぬる湯、右があつ湯。

このスタイルも長万部温泉流。

長万部温泉はすべて入りましたが、多くの旅館で2つに分かれていました。


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左側は41度と書いてありましたが、体感的にはそれよりも熱い。

ぬるくはなく、普通にこちらも熱いです。

 

お湯は黄緑色で、かすかにアンモニアが混ざったようなアブラ臭がします。

なめると出汁のような塩っぱさ。

泉質はナトリウム-塩化物泉。

成分総計は1万mgを超える濃い温泉です。


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右側はかなり熱い。一瞬だけ浸かって退散。


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カランは2つ。シャンプー、ボディソープ、シャワー完備。


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湯口がかなり独特。放射性石灰華と書かれています。

これは同じ長万部町にある二股ラジウム温泉のもの。

炭酸カルシウムの結晶で、微量の放射線を出しています。

 

それが湯口になっているのですから、これは効きそうです。


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丸金旅館は長万部温泉では唯一露天風呂があります。

厳重に囲われているので景色はないですが。。


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露天風呂は外気で冷やされ幾分か入りやすい温度に。

個人的にはこちらの方が好み。

 

 

まとめ:露天風呂に入りたいならココ

 

温泉 ★★★★★
設備

★★★☆☆

景色 ★★★☆☆
コスパ ★★★★☆
日帰り入浴のしやすさ ★★★★★

 

丸金旅館は長万部で唯一露天風呂がある宿。

日帰り入浴も受付時間が長いため利用しやすいです。

常連の方が多そうな感じでしたが、先客が2名ほどで、あとは空いていました。

向かいの長万部温泉ホテルはまあまあ混んでいますが、こちらは比較的ゆっくり入れます。

丸金旅館の泉質と効能

源泉温度は49度。

100%源泉かけ流しのため、お湯は少し熱め。

塩分を主成分とする温泉で、成分総計は1万mgを超える濃い温泉です。

強い塩味を有し、鉄を微量に含んでいます。

アンモニアや油臭がするクセの強い温泉です。


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ナトリウム-塩化物泉(純食塩泉)

✓源泉 長温R2号

✓温度 49.6度(高温泉)

✓pH値 8.0(弱アルカリ性泉)

✓成分総計 10090mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症