新潟県湯沢町にある越後湯沢温泉「いなもと」を日帰り入浴で訪れました。
源泉かけ流しで温泉を楽しめる大浴場が魅力。
本記事では、「いなもと」の日帰り入浴の魅力を、温泉ソムリエの視点でたっぷりとお伝えします!
日帰り入浴の料金と営業時間
入浴時間 |
12:00〜17:00 |
---|---|
入浴料 |
1500円 |
タオル | 200円 |
お風呂の数 |
内湯(男1・女1) |
サウナ | あり(15:00~) |
貸切風呂 | あり |
混雑度 | 空いている |
住所 | 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2497 |
電話番号 | 025-784-2251 |
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越後湯沢温泉「いなもと」とは?外観と館内
いなもとは越後湯沢駅前にある和風旅館。
越後湯沢ではまあまあ有名な老舗旅館です。
昔はカタカナ表記でしたが、現在はひらがな名。
立地的には駅に最も近い宿なのでアクセスは抜群です。
徒歩2分くらいです。
折からの豪雪で積雪がすごいことになっていました。
越後湯沢は近年のインバウンドで外国人の人気も急上昇中。
そこら中にスキー目当ての外国人の姿が。
旅館やホテルも結構潤っているようです。
そんなわけで、日帰り入浴は1500円と強気の値段設定になっております。
12時から18時まで入浴可能ですが、宿泊客が多いときは早めに終了することも。
それではさっそく参りましょう。
提灯がいい感じに雰囲気を出しています。
いなもとの家紋もかっこいい。
ロビー。
日帰り入浴は大浴場のみですがよろしいですか?と釘を差されます。
いなもとは景色の良い露天風呂が2階にあるのは知っていましたが、日帰り入浴では利用不可です。
うーん、残念。大浴場だけで1500円はちと高いかな。
タオルは200円。
ロゴはありませんが、立派な巾着袋付きなので買っちゃいました。
中庭を望むラウンジはモダンな造り。
大浴場は一階の奥にあります。
途中にガチなパチスロ台があります。
温泉旅館で見かけるのは初めて。
やる人いるんでしょうか?
大浴場入口。
「山手ののぼちゃ」と書いてありますが、ぼちゃとはこのあたりの方言でお風呂のことです。
湯上がりのお水。
脱衣所はかなり大きい。
洗面台。アメニティはシンプルです。
鍵付きロッカーもあり。
駅前に旅館の番頭さん達がお出迎えに集合。
イナモトの提灯も持つ人の姿も。
源泉かけ流し!ちょっとレトロな大浴場
こちらが大浴場。
少しレトロさも感じる昔ながらの大浴場って感じ。
ただ、ひなびた感じはなく全体的に清潔感があります。
湯船は2つに分かれています。
奥側の方が微妙にあつめかな。
ほぼ違いはわからないくらいの温度差。
泉質は単純温泉。主成分は食塩です。
これだけ大きなお風呂なので、循環消毒ありだろうと思っていましたが、なんと源泉かけ流しです。
イナモトやりますね。
サウナもありますが、15時から。
昼一番では利用できません。
陶器風呂だと思って入ると死ぬと思います。
こちらはサウナの水風呂です。
ちなみに露天風呂はこんな感じです。
越後湯沢温泉で景色の良い露天風呂は意外にも少なく、いなもとくらい。
日帰り入浴で利用できないのが残念。
まとめ:温泉は最高ですがちょっと高いかも
温泉 | ★★★★★ |
---|---|
設備 |
★★★★☆ |
景色 | ★★☆☆☆ |
コスパ | ★☆☆☆☆ |
日帰り入浴のしやすさ | ★★★☆☆ |
いなもとは大型旅館ながら源泉かけ流しで温泉を楽しめます。
露天風呂が日帰りで利用不可なのが残念。
アメニティや設備は文句無しですが、ちょっと高いかも。
いなもとの泉質と効能
食塩を主成分とする単純温泉。越後湯沢で多くの旅館が使用している源泉です。
弱アルカリ性で無色透明の温泉。
成分総計は946mgでほぼ食塩泉といってもいいくらいの濃度です。
✓源泉 第1配湯所(東映源泉、滝の湯2号源泉、熊野3号源泉)
✓温度 57度(高温泉)
✓pH値 7.9(弱アルカリ性泉)
✓成分総計 948mg
✓効能 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、糖尿病、軽いコレステロール血症、軽い喘息、痔の痛み、自律神経不安定症、不眠症、うつ状態