群馬県渋川市にある伊香保温泉「春日楼」を日帰り入浴で訪れました。
巨石を配した斬新な内湯がおもしろい宿。
本記事では、「春日楼」の日帰り入浴の魅力を、温泉ソムリエの視点でたっぷりとお伝えします!
日帰り入浴の料金と営業時間
入浴時間 | 10:00~15:00(要確認) |
---|---|
入浴料 |
1000円 |
タオル |
なし |
お風呂の数 |
内湯(男1・女1) |
サウナ | なし |
貸切風呂 | なし |
混雑度 | 空いている |
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保329-10 |
電話番号 | 0279-72-4151 |
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伊香保温泉「割烹旅館春日楼」とは?外観と館内
春日楼は伊香保温泉にある割烹旅館。
割烹旅館なので料亭風のただ住まいをイメージしていましたが、普通に昭和レトロなミニホテルという感じ。
石段街から離れた伊香保温泉のはずれにあります。
隣に大きな駐車場がありますが、ここは下水処理施設なので停められません。
伊香保温泉の宿はだいだい日帰り入浴済みですが、ここは最後まで未湯でした。
この日電話してみたところ、あっさりいいですよとのこと。
HPでは平日のみとなっていましたが、祝日でもOKでした。
あれ?なんで今まで気づかなかったんだろう。
玄関にはロウバイの花。なんともいい香りです。
館内も昭和レトロ。割烹旅館という感じもしません。
日帰り入浴は1000円と意外とお高い。
女将さんが受付。
「車でき来たの?雪大丈夫だった?」と女将さん。
「差し支えなければ」とのことで身分証明書のコピーをとられます。
日帰り入浴で免許証を出したのは初めて。
なにやら張り紙がいっぱい。いろいろと決めがあるのでしょう。
ロビーには高そうな品々。
どことなくやはり昭和な雰囲気。
大浴場は階段の下。
なんか怪しいナイトサロン。
中はちょっとタバコの香りがするスナックのような空間でした。
お風呂入口。
脱衣所。ドライヤーあり。
こんなところにも無駄に豪華な一品。
漆塗りに金箔的な飾り。
館内は所々にこうした品々が飾られています。
これは整髪剤。私物に見えるので使っていいか迷う。
「もし寒かったらストーブつけてください」とのこと。
古い旅館あるあるで、なかなか寒かったので、すぐにスイッチオン。
巨石とサボテンのお風呂
こちらが内湯。露天風呂はありませんが、なかなか大きな内湯です。
観葉植物がアクセント。
こんなところにガチな灯籠。
窓が開けてあり、お風呂の中も寒かったので、すぐに閉めました。
ちょっとした庭園を望む景色です。
巨石を大胆に配した内湯。
割烹旅館ですし、お風呂はあまり期待してなかったのですが、これはなかなか。
巨石のてっぺんにはサボテンが鎮座。
キノコのように突き出した灯籠など見どころ多数。
伊香保と言えば本来は黄金色のお湯。
こちらは伊香保では銀泉と呼ばれる系統の温泉。
泉質名のない鉱泉で、メタケイ酸の項目で温泉に該当。
成分的にはかなり薄いです。
循環ろ過、塩素消毒ありですが、あまり感じませんでした。
たぶんこの日は私が一番風呂。
温泉の鮮度もいい感じで、温度も熱すぎず適温でした。
カラン。
あまり見かけないマーブル模様の洗面器。
かなりくたびれた洗面器かと思いましたが、こういう模様です。
車に戻ろうとするとニコニコとしたおじいちゃんに遭遇。
どうやら宿の方のよう。
「お風呂入ったの?」と声をかけていただきました。
まとめ:ちょっと高いがお風呂はなかなかいい
温泉 | ★★☆☆☆ |
---|---|
設備 |
★★★☆☆ |
景色 | ★★★☆☆ |
コスパ | ★★☆☆☆ |
日帰り入浴のしやすさ | ★★☆☆☆ |
春日楼はあまり有名ではなく、伊香保の中心からも離れているので空いています。
露天風呂はありませんが、内湯はなかなか面白いです。
日帰り入浴不可の日も多いので、電話したほうがいいと思います。
春日楼の泉質と効能
加水加温循環ろ過、塩素消毒あり。そもそも温泉が薄いので、温泉らしさはあまりありません。