大露天風呂の日記

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増富温泉「丹生あづま」日帰り温泉体験|ガンプラと温泉で究極のリフレッシュ

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営業情報とアクセス

▶日帰り入浴時間

要確認

▶日帰り入浴料

600円

▶お風呂の数

内湯(男女入替え1) 

▶サウナ

なし

▶住所

山梨県北杜市須玉町比志6476

▶電話番号
0551-45-0611

 

おすすめ。

丹生あづまの外観と館内

 


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丹生あづまは増富温泉の玄関口にある小さな旅館。

これで「ニューあづま」と読みます。

外観はかなり年季の入った感じです。


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日帰り入浴は一応やってはいます。

ただ、「やっている日もある」程度で、日帰り入浴できたらラッキーくらい。基本的にはお断りされる日が多いので、要確認です。

 

ロビーはこんな感じ。日帰り入浴料は600円。

若いご主人が受付。


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このご主人の趣味なのか、すごい数のガンプラ

私はその方面には詳しくないので、なんというガンダムかは分かりません。


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軽く50体以上はあろうかという数です。


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お風呂は二階。階段がびっくりするくらい急です。

男女の別はなく、小さな内湯が一つのみ。

事実上の貸切のような利用になります。

 

丹生あづまの温泉


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それでは入りましょう。


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こちらが内湯。非常にこぢんまりとしていて、アメニティも家庭のお風呂的な感じ。

 

山側に面した小さな窓のみなので、昼でも薄暗いです。

左側が源泉、右は温泉ではありませんが、体を温める用の加温浴槽です。


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泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉

丹生の湯というこの宿だけの自家源泉を使用。

増富温泉ラジウムで有名ですが、各旅館で源泉が異なるため、含有量も様々。

実は、増富温泉放射線泉の基準を満たすのはほんのわずか。

不老閣だけはぶっとんだ数値ですが、ほとんどはナトリウム-塩化物泉です。

 

温泉分析書には肝心のラドンの部分が空欄でしたが、古い分析書を見ると20以上と書いてありました。増富温泉ではそこそこの含有量です。


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鉄分を豊富に含むため、お湯に足をつけると、湯の花が舞い上がり、見る見るうちににごり湯に。

泉温は22度書いてありましたが、体感はもっと冷たい。

水に近いような温度で、夏場でもなかなか気合がいります。

 

一方の加温浴槽はかなり熱く、ちょうどよい湯加減の浴槽がないのがちと辛い。

 

温冷交互浴をすると、より効能があるそう。


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浴室前に興味深い掲示。各旅館のラドン含有量を比較したもの。

旅館名の部分は黒塗りされていますが、場所でなんとなく分かります。

数値は1999年と少し古いですが、これを見ると丹生あづまの含有量は不老閣に次ぐレベル。

 

日帰り入浴してみた感想

 

丹生あづまは日帰り入浴の難易度が少し高い。

なかなかチャンスはありませんが、入れたらかなりラッキーです。

温泉も良いですが、ガンダム好きにもおすすめです。

 

 

丹生あづまの泉質と効能


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ナトリウム-塩化物冷鉱泉

✓源泉 丹生の湯

✓温度   22.4度(冷鉱泉

✓pH値 6.4(中性泉)

ラドン 20×10⁻¹⁰Ci(0.4マッヘ)

✓成分総計 7913mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症