営業情報とアクセス
おすすめ。
丹生あづまの外観と館内
丹生あづまは増富温泉の玄関口にある小さな旅館。
これで「ニューあづま」と読みます。
外観はかなり年季の入った感じです。
日帰り入浴は一応やってはいます。
ただ、「やっている日もある」程度で、日帰り入浴できたらラッキーくらい。基本的にはお断りされる日が多いので、要確認です。
ロビーはこんな感じ。日帰り入浴料は600円。
若いご主人が受付。
このご主人の趣味なのか、すごい数のガンプラ。
私はその方面には詳しくないので、なんというガンダムかは分かりません。
軽く50体以上はあろうかという数です。
お風呂は二階。階段がびっくりするくらい急です。
男女の別はなく、小さな内湯が一つのみ。
事実上の貸切のような利用になります。
丹生あづまの温泉
それでは入りましょう。
こちらが内湯。非常にこぢんまりとしていて、アメニティも家庭のお風呂的な感じ。
山側に面した小さな窓のみなので、昼でも薄暗いです。
左側が源泉、右は温泉ではありませんが、体を温める用の加温浴槽です。
泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉。
丹生の湯というこの宿だけの自家源泉を使用。
増富温泉はラジウムで有名ですが、各旅館で源泉が異なるため、含有量も様々。
不老閣だけはぶっとんだ数値ですが、ほとんどはナトリウム-塩化物泉です。
温泉分析書には肝心のラドンの部分が空欄でしたが、古い分析書を見ると20以上と書いてありました。増富温泉ではそこそこの含有量です。
鉄分を豊富に含むため、お湯に足をつけると、湯の花が舞い上がり、見る見るうちににごり湯に。
泉温は22度書いてありましたが、体感はもっと冷たい。
水に近いような温度で、夏場でもなかなか気合がいります。
一方の加温浴槽はかなり熱く、ちょうどよい湯加減の浴槽がないのがちと辛い。
温冷交互浴をすると、より効能があるそう。
旅館名の部分は黒塗りされていますが、場所でなんとなく分かります。
数値は1999年と少し古いですが、これを見ると丹生あづまの含有量は不老閣に次ぐレベル。
日帰り入浴してみた感想
丹生あづまは日帰り入浴の難易度が少し高い。
なかなかチャンスはありませんが、入れたらかなりラッキーです。
温泉も良いですが、ガンダム好きにもおすすめです。
丹生あづまの泉質と効能