毒沢鉱泉ってこんなところ
戦国時代の永禄年間に武田信玄が金鉱を掘り当てた際、怪我人の治療に利用したと伝えられています。
信玄の隠し湯と言われると効能の高い鉱泉で、戦前には売薬許可を受けていたほど。
名前の由来は、武田信玄が薬効の高い鉱泉を隠すため「毒沢」と名付けたとも、鉱泉で川の魚が死滅したからとも言われています。
3件の旅館がありましたが、現在は神乃湯と宮乃湯の2件のみ。
どちらも日帰り入浴可能です。
毒沢温泉の泉質
泉質は含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉又は酸性・含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉。
ミョウバンと緑礬を含む非常に珍しい泉質。
鉄分を非常に多く含む温泉で、非加熱の源泉は透明ですが、加温すると鮮やかすぎるほどのオレンジ色を呈します。
飲用の効果も絶大で胃腸病などに効能あり。
意外にもクセは少なく、さわやかな酸味でレモン水のようなおいしさ。
日帰り入浴おすすめランキング
1位 神乃湯
日本秘湯を守る会の会員宿。
落ち着いた雰囲気の浴室は、源泉そのままを楽しめる浴槽も。
鉄分を豊富に含む温泉は、毒々しいほどに鮮やかなオレンジ色。
清涼感のある美味しい鉱泉で、飲用すれば貧血や胃腸病に効能があり。
2位 宮乃湯旅館
毒沢鉱泉に日帰り入浴してみた感想
毒沢鉱泉は温泉好きにもファンが多い温泉。
2件の宿はいずれも露天風呂もありませんが、珍しい泉質を楽しめます。
泉質も2件で微妙に異なりますが、鮮やかなオレンジ色なのは共通。
とにかく美味しい鉱泉なので、飲泉もおススメです。
以上、毒沢鉱泉の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
毒沢鉱泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです