こんな人におすすめ
・ビックスケールのお風呂に入りたい
・様々な種類の温泉を楽しみたい
・絶景を見ながら入浴したい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
9:00〜21:00(受付18:00まで)
▶日帰り入浴料
2250円
※16:00〜18:00は1700円
▶タオル
バスタオル・フェイスタオル付
▶お風呂の数
内湯露天(男1・女1)
▶サウナ
あり
▶住所
▶電話番号
0143-84-2202
第一滝本館の外観と館内
第一滝本館(だいいちたきもとかん)は登別温泉で最も巨大で、最も有名な宿。客室数は387室で北海道最大と言っても過言ではありません。
玄関からして堂々たる佇まい。地獄谷を望む一等地に鎮座し、まさに登別温泉の顔です。
正面玄関は宿泊者専用。日帰り入浴は裏側に別に入り口があります。
登別に来たらとりあえず温泉。
ところが登別温泉は外湯が弱く、日帰り施設はさぎりの湯という温泉銭湯のみ。
そうなると、皆さん大体は第一滝本館に入浴に来ます。
サウナ好きなら登別グランドホテルでしょうか。
こちらが日帰り入浴用の入口。正面玄関と比べると随分のしょぼい感じ。まあ裏口なので。
料金は2250円。バスタオルとフェイスタオルは付いています。
結構高いと思うかもですが、第一滝本館の圧倒的な規模を誇る大浴場を考えたら、むしろ安いくらいかと。
裏口から入るとすぐに受付。
例えが悪いですが、病院の休日診療の窓口みたいな感じ。
料金を払うとカードキーが手渡されます。
これがないと温泉ゾーンに行けないので、なくさないように注意。
いきなりエスカレーター登場。
普通のホテルにエスカレーターなんて早々ありません。
かなりゆっくり動くので、ちょっと気持ち悪い。
第一滝本館は、本館、東館、南館、西館ととにかく広い。
ホテル自慢の巨大な大浴場は、最も地獄谷の噴気孔に近い西側にあります。
この地図を見るだけだも、大浴場のデカさに目が行きますね。
お風呂の前にちょっと散策。こちらが宿のメインとなるエリア。
北海道では珍しく、純和風の雰囲気。
豪華な吹き抜け空間の中央には、鬼ちなんだ大金棒。
金箔が貼られた豪華なもので、圧倒的な存在感を放ちます。
時間になるとからくり時計のように開き、鬼がダンスするそうです。
館内は街のようになっていて、ちょっと加賀屋っぽい。
本州の名だたる豪華旅館にも負けない雰囲気ですね。
ひととおり見学したのでお風呂へ。
この先はお風呂ゾーン。カードキーをかざさないと入れません。
なんか特別感ありますね。
エレベーターがすごい。ホテルのロゴは金棒をモチーフにしているようです。
大浴場入口。
うず高く積まれたバスタオルとフェイスタオル。
一枚ずつとってお風呂へ行きましょう。
第一滝本館の温泉
第一滝本館の大浴場はとにかくでかい。
私もいろいろな温泉に行きましたが、日本でも有数の規模だと思います。
2階建てになっていて、湯船の数だけも16以上。
サウナや打たせ湯、歩行浴、露天風呂などありとあらゆるお風呂が揃う、まさに温泉天国。
しかもその全てが源泉かけ流しというのだからやばい。
異なる7本の源泉を所有し、様々な泉質が楽しめるのも魅力。
メインは地獄谷を望む特等席の展望風呂。
巨大なガラス張りの大浴場で、ここだけでも何十人分はあろうかという大きさ。紅葉も素晴らしくまさに絶景というもの。
ここは食塩泉で、温度は一番ぬるめ。ゆったりとこの絶景を堪能しちゃいました。
中央には八角形の湯船がありますが、こちらも食塩泉。
ただ、ここはちょっと熱めになっています。
八角形の湯船を取り囲むように、食塩泉、硫黄泉、重曹泉などの湯船が4つ。それぞれ温度も絶妙に違うんですね。
これだけある全部入らなきゃ!という気持ちになってきます。
子どもも楽しいでしょうね。
こちらは濁り湯。泉質は酸性緑礬泉という登別温泉らしいお湯。
これだけ大きいので、掃除係の方がちらほら。
入浴時間と並行して掃除しないと追いつかないようです。
階段を降りると更にお風呂ゾーン。
どれだけ広いのよ。ショッピングモールみたいな感じですね。
ここは歩行浴やサウナ、ジャグジーなどの変わり種がラインナップ。
ただの壁みたいに見えますが、打たせ湯です。
歩行浴。かなり浅いので浸かるのは無理でした。
こちらは硫黄泉。
このエリアには他にも寝湯とジャグジー。
ジャグジーは温泉ではなさそうでしたが。
とりあえず全てに入浴。
こちらはサウナと蒸気風呂。
サウナは特徴などはなくどこにでもある感じ。
ちなみに、登別グランドホテルがやたらとサウナにこだわっていて、ここだけは別格。日帰り入浴もできるので、サウナ重視なら第一滝本館よりも登別グランドホテルがオススメです。
蒸気風呂は。。とにかくすごいです。
まさに高温の蒸気で蒸されているような。サウナよりも全然キツイかも。
このエリアを抜けるとようやく露天風呂ゾーン。
食塩泉、酸性緑礬泉、硫黄泉の3つのお風呂があります。
メインは一番奥にある硫黄泉の湯船。
円形の湯船からは先ほど見えた地獄谷。
ただ景色的には展望風呂の方がよきでした。
あとなぜかここはお湯が半分ほどしか溜まってない。
半身浴的な感じで楽しみました。
露天風呂は内湯の規模に比べれば普通な感じです。
どのお風呂もちょっとずつ入ったつもりですが、やはりガツンときます。
最後に飲泉して帰りました。
酸っぱいのかと思いきや、ほぼ無味で飲みやすい。
日帰り入浴してみた感想まとめ
第一滝本館はとんでもなくデカいお風呂が自慢。
景色も規模も泉質もも、どれをとっても登別ナンバーワンだと思います。
知名度も高く人気の旅館。外国人の方も多い印象。
この日は平日でしたが、結構車が停まっていました。
ただ、お風呂の規模が規模なので、混んでいるという感じが全然しないのがすごい。
日帰り入浴には超積極的なので、はるばる登別に訪れたら、まず最初に訪れたい温泉です。
第一滝本館の泉質と効能
✓源泉 20号泉・21号泉の混合泉
✓温度 49.6度(高温泉)
✓pH値 6.3(中性泉)
✓成分総計 1768mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
✓源泉 1号乙泉
✓温度 72.5度(高温泉)
✓pH値 2.3(酸性泉)
✓成分総計 928mg
✓効能 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、糖尿病、慢性湿疹、表皮化膿症、末梢循環障害
✓源泉 7号泉
✓温度 50.8度(高温泉)
✓pH値 7.3(中性泉)
✓成分総計 2806mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
✓源泉 22号泉
✓温度 65.4度(高温泉)
✓pH値 6.7(中性泉)
✓成分総計 2477mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
✓源泉 1号甲泉
✓温度 72.5度(高温泉)
✓pH値 2.3(酸性泉)
✓成分総計 1720mg
✓効能 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、糖尿病、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
✓源泉 19号泉
✓温度 56.4度(高温泉)
✓pH値 6.8(中性泉)
✓成分総計 2036mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症