箱根湯本温泉ってこんなところ
首都圏からのアクセスも良く、抜群の知名度を誇る一大温泉地です。
奈良時代の738年に開湯されたと言われ、豊臣秀吉の小田原攻めでも利用されたと言われています。江戸時代頃から東海道に沿った温泉として繁栄を極め、塔ノ沢、堂ヶ島、宮ノ下温泉などともに箱根七湯と呼ばれました。
明治時代には保養地として開発が進み、この頃に建てられた日本情緒溢れる木造旅館も多く残っています。
人気温泉地ゆえ日帰り入浴にはかなり厳しく、ほとんどの旅館で不可。
日帰り入浴可能なのは7件のみです。
箱根湯本温泉の泉質
箱根湯本は複数の源泉がありますが、最も多いのはアルカリ性単純温泉。
その他、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉などの泉質を持つ宿もあります。
無色透明でアルカリ性のお湯はクセがなく、優しい肌触りが特徴です。
日帰り入浴おすすめランキング
1位 吉池旅館
一万坪を超える広大な敷地を有する旅館。
敷地内には旧岩崎財閥の別邸が保存されており、庭園散策も楽しめます。
温室を改造したという大浴場は他では味わえないジャングルのような雰囲気。
圧倒的な湯量を100%源泉かけ流しで楽しめます。
▶泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(含塩化土類食塩泉)
▶日帰り入浴時間
13:00〜20:00
▶日帰り入浴料
2200円
▶住所
▶電話番号
0460-85-5711
2位 萬寿福旅館
昭和8年に宮大工の手によって作られた趣ある木造3階建の旅館。
小さな内湯が3箇所あり、いずれも貸切で楽しめます。
浴室は当時の職人のこだわりを感じる凝ったタイル造り。
3位 箱根花紋
北条早雲ゆかりの早雲寺前にある城郭風の旅館。
日帰り入浴客用の休憩室も備えており、1日中ゆっくり滞在することができます。
洞窟風呂や寝湯、箱蒸し風呂など多彩な湯船があるのも魅力。
つぼ風呂のみ、源泉かけ流しで温泉を楽しめます。
▶泉質
ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(含芒硝食塩泉)
▶日帰り入浴時間
10:30〜17:00(受付16:00まで)
▶日帰り入浴料
1980円
▶住所
▶電話番号
0460-85-5050
4位 湯本富士屋ホテル
温泉街を見下ろす高台にある大型ホテル。
館内は昭和レトロながらも、クラシックホテルのような格式を感じます。
竹林を望む風流な和風露天風呂の他、遠赤外線による低温サウナも楽しめます。
5位 ますとみ旅館
早川沿いに佇む全館畳敷きの小ぢんまりとした和風旅館
効能が高いことで知られる「ままねの湯」という自家源泉をかけ流しで楽します。
露天風呂はなく、半地下の内湯のみですが、追加料金を支払えば屋上の貸切露天風呂も利用可能です。
6位 天成園
須雲川に沿うようにして建つ箱根でも有数の大型ホテル。
敷地内に玉簾の滝と飛烟の滝があり、庭園散策も楽しめます。
箱根の山並みを望む屋上露天風呂は抜群の解放感。石風呂のみ源泉かけ流しです。
日帰り入浴は翌朝9時まで営業しており、深夜でも日帰り入浴が可能です。
7位 箱根路開運
箱根エリアを中心に展開する一の湯グループの宿。
系列の宿であればお得に湯めぐりができます。
大浴場は6階にあり、陶器の露天風呂からは温泉街を一望できます。
日帰り入浴は混み合うことなくゆっくり楽しめます。
箱根湯本温泉に日帰り入浴してみた感想
箱根湯本温泉は人気温泉なだけあって、日帰り入浴料はかなり高いです。
大型ホテルが多く、源泉かけ流しで楽しめる宿は多くありません。
平日でも多くのお客さんが訪れている印象で、日帰り入浴は比較的混雑しています。
日帰りで1日中ゆっくり滞在できる宿も多いので、高い料金を払うからには、ゆっくいりと楽しんだ方がお得だと思います。
以上、箱根湯本温泉の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
箱根湯本温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです