大露天風呂の日記

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鳴子温泉【村本旅館】日帰り入浴記「温泉成分びっしりの石膏泉」

村本旅館の日帰り入浴ってどんな感じなの?

年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。

 

こんな人におすすめ 

 

・珍しい泉質の温泉に入りたい

・熱めの温泉が好き

・アットホームな宿が好き

 

営業情報とアクセス

▶日帰り入浴時間

13:00〜1:00

▶日帰り入浴料

500円

▶お風呂の数

内湯(男1・女1)

▶サウナ

なし

▶住所

宮城県大崎市鳴子温泉末沢西17-3

▶電話番号

022-395-2341

 

村本旅館の外観と館内


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村本旅館は江合川を挟んで鳴子温泉街の対岸にある旅館。

鳴子温泉観光協会が湯めぐりシールを発行しており、ほぼ全ての旅館が加入していますが、こちらは未加入。

ホームページもありません。

 

そのため、かなりの鳴子上級者でないと知らない旅館。

私も鳴子温泉は何度となく訪れていますが、その存在を知ったのは最近。しかもお湯がいいというではありませんか。


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ということで訪れてみました。

湯めぐりシールは使えませんが、日帰り入浴には寛容です。

入浴料は500円。

 

宿のご主人と息子さんは気さくな感じ。

この日実は宿泊で訪れました。

雨の中、車に忘れ物を取りに行こうとしたところ、深夜にも関わらず、わざわざ傘を持ってきてくれたのです。

ちょっと感激しました。


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小瓶のお酒がかわいい。


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男女別の内湯は別棟にあります。

ちょうど玄関の反対側の小屋のような所。

 

村本旅館の温泉


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こちらがお風呂。

お湯は無色透明に近く、パット見は特徴なさそうに見えます。 


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ところがよく見てみると、温泉成分で浴槽の淵が棚田状になっています。これはすごいですね。


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拡大してみるとトルコのパムッカレのよう。

これだけ見事な析出物は鳴子温泉でもここだけ。


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泉質はナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉。

旧泉質名では含石膏重曹泉です。

もちろん源泉かけ流しです。

鳴子温泉重曹系の泉質が多いのですが、石膏を含むのは非常に珍しい。


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棚田のような析出物は、温泉に含まれる石膏によるものだと思います。


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お湯は少し熱め。湯船の内側にもびっしりと温泉成分が付着。

手彫りの岩風呂のようにザラザラとした質感になっています。


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カランは2つ。シャワーはお湯の出も十分。

シャンプーやボディソープ類はご家庭にあるようなやつでした。

秘湯だとカランが弱いところも多いですが、こちらはカランもしっかりしています。

 

以上、村本旅館の日帰り入浴情報をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

鳴子温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです

 

日帰り入浴してみた感想まとめ

村本旅館は知る人ぞ知る旅館という感じ。

鳴子でも珍しい石膏を含む温泉で、何層にも堆積した浴槽の析出は、温泉マニアなら必見です。

 

 

村本旅館の泉質と効能


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ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(含石膏芒硝泉)

✓源泉 町有末沢源泉

✓温度 59.7度(高温泉)

✓pH値 6.9(中性泉)

✓成分総計 2008mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症