こんな人におすすめ
・乳白色の温泉に入りたい
・源泉かけ流し風呂に入りたい
・湯治目的で療養したい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
要確認
▶日帰り入浴料
900円
▶タオル
サービス
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0460-84-5760
万寿屋旅館の外観と館内
万寿屋(ますや)旅館は仙石原温泉にある小さな宿。
路地裏にあるため、狙ってこないと気づきにくい場所にあります。
観光向けというよりか、湯治向けの宿です。
ますやという名前の旅館は五万とありますが、この当て字はなかなかないかも。
日帰り入浴可能か電話してみると、「何時くらいが良いですか?」とのと。厳密に営業時間は決まっていないようで、臨機応変に対応してもらえそうな感じ。
午前中に伺う旨を伝えて、やってきました。
玄関前に置かれた自転車。
旅館ではなく、誰かのお宅にお邪魔するような気分です。
館内はこんな感じ。
昔ながらの旅館という雰囲気。仙石原で一番アットホームかも。
声の高いおばあちゃんが出てきて受付。
日帰り入浴は900円。
タオルをお願いすると、バスタオルまで貸していただきました。
タオル代は無料。お得ですね。
万寿屋旅館の温泉
お風呂は玄関の隣。
お風呂周りは改装されているようで、扉も真新しい感じ。
左のほうが広いお風呂ですとのこと。
一応、左が男湯、右が女湯なのですが、選んで良さそうな感じでした。
事実上貸切りのように使わせてもらえます。
ということで、オススメの広い方のお風呂へ。
脱衣籠は2つのみ。
こちらが内風呂。
扇型の湯船に白濁のお湯。いいですねえ。
広めと言えども、3人くらいでいっぱいのサイズ。
シャワーやボディソープなどは完備。
泉質は酸性-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。
大涌谷2号線と3号線を使用していて、強羅温泉とは微妙に泉質が異なります。
「泉」の誤字ではなく、大涌谷の源泉は「線」という字を使用。
強羅温泉のほどの濁りはありませんが、こちらの方が酸性度は高め。
加水なしの源泉かけ流しで、温泉成分をそのまま感じることができます。
お湯に浸かると、沈殿していた硫黄分が巻き上がり、煙のような感じに。香ばしい感じの硫黄臭がする温泉です。
なめると、爽やかな収斂味(すっぱさ)があります。
温度は少し熱めくらい。
ちなみに女湯側はこんな感じ。
気持ち男湯よりも小さめです。
以上、万寿屋旅館の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
仙石原温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
万寿屋旅館は仙石原温泉でも最も湯治色の強い宿。
露天風呂もなく、お風呂も小さいですが、本物の源泉かけ流し温泉を楽しめます。
時間も割と融通が利きそうな感じで、お風呂だけ気軽に利用するのにいいかも。
万寿屋旅館の泉質と効能
✓源泉 蒸気造成混合泉2号線(仙石原方面)、3号線(強羅方面)
✓温度 60.6度(高温泉)
✓pH値 2.1(酸性泉)
✓成分総計 1278mg
✓効能 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、末梢循環障害、糖尿病、きりきず、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症