ますとみ旅館の日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
・とにかく泉質にこだわりたい
・熱めの温泉が好き
・清潔感ある宿で入浴したい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
11:30〜14:30
▶日帰り入浴料
1200円
▶タオル
フェイスタオル付
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
▶サウナ
なし
ますとみ旅館の外観と館内
ますとみ旅館は早川沿いにある小さな旅館。
左側に屋根だけ見えるのは、箱根を代表する萬翠楼福住という老舗旅館です。こちらはもちろん日帰り入浴不可。
いつか泊まってみたいあこがれの宿です。
ますとみ旅館は国道1号線旭橋に面しているため、良く目立ちます。
このレトロな旭橋は戦前の昭和初期に建築された歴史あるもの。
重要文化財にも指定されている箱根のシンボルの一つです。
宿は大正12年創業の老舗。
建物こそ新しくはなっていますが、玄関の看板など随所に老舗の風格があります。
つい最近日帰り入浴を始めたようです。
さっそく館内へ。
日帰り入浴は1200円。フェイスタオルは脱衣所に備え付けてあるもの使用できます。
全館畳敷き。
館内は非常にキレイで清潔感があります。
お風呂は急な階段を下りて1階。
ますとみ旅館の温泉
こちらがお風呂入口。貸切風呂のようなサイズ感。
脱衣所とこぢんまりとしています。
自由に使えるタオル。
こちらがお風呂。半地下のような場所にあるため、露天風呂もなく、景色もありません。
お湯はなかなか熱めです。
ますとみ旅館はとにかく温泉にこだわっています。
ままねの湯という良質な自家源泉を保有。
完全なる源泉かけ流しのため、日によって温度も変わります。
泉質は単純温泉。クセはなく入りやすいお湯です。
単純温泉で源泉かけ流しは珍しく、包みこまれるような気持ちよさがあります。
「まま」とは田んぼの土手を指す方言で、ままねとは田んぼの土手の根元的な意味だそう。源泉が湧く場所が「ままね」のような場所であったことから、先代が名付けたのだそうです。
この源泉は医大なリハビリセンターなど各方面の医師からも推薦されるほど効能が高いのだとか。
カランは2つのみ。
ちなみに屋上に貸切露天風呂もあります。日帰り入浴でも利用可能ですが、プラス3850円。なかなか高いのでやめておきました。
ただ、4名まで同じ料金で利用できるので、グループで訪れるなら屋上露天風呂もいいかも。
玄関の横には早川を望むテラス。
川を吹き抜ける風が気持ちよく、湯上がりにはぴったり。
以上、ますとみ旅館の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
箱根湯本温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
ますとみ旅館は温泉にこだわる宿。
露天風呂もない小さな内湯のみですが、箱根有数の名湯と呼ばれるままねの湯を源泉かけ流しで楽しめます。
泉質にこだわる方にオススメです。
ますとみ旅館の泉質と効能