翠光館の日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
・源泉かけ流しのお風呂に入りたい
・絶景を楽しみたい
・館内でゆっくり休憩したい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
11:00〜17:00
▶日帰り入浴料
1100円
▶タオル
100円
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
▶サウナ
なし
翠光館の外観と館内
翠光館は強羅公園に隣接する旅館。
強羅公園って知らなかったのですが、大正時代に開園した歴史ある公園だそう。四季折々の草花が楽しめます。
公園は強羅温泉のど真ん中にあり、結構賑わっていました。
高級旅館が多い強羅温泉で、日帰り入浴の看板を出している数少ない宿。
駐車場ガ狭いのが難点。
ちょうどこの時、工事用車両が停まっていて出すときも入れるときもひやひや。
奥が翠光館ですが、手前は別邸今宵という高級旅館。
隣同士ですが姉妹館というわけでもないよう。
宿のお庭から強羅公園に直接行けそうな感じ。
ではさっそく館内へ。
ロビーはこんな感じ。
館内に入るや否や「お風呂ですか?」と女将さん。
日帰り入浴料は1100円。
ちなみに日帰り入浴料には強羅公園の入園料も含まれています。
なので、実質的には500円くらい。
強羅公園に行くなら超お得です。
なんですが、この日は強羅公園は休園日。ガーン。
気を取り直してお風呂へ。
エレベーターで最上階の4階へ。
4階へ到着。
風が吹き抜けていて気持ちいい。
ベランダに出てみると、これはすごい。
めっちゃ景色がいいじゃないですか。
明神ヶ岳や強羅の街並みを見下ろす素晴らしい景色。
翠光館の温泉
脱衣所。
こちらが展望大浴場。ここも眺めがとてもよい。
眼下に広がるのは強羅公園。
真夏なので特に花などは咲いてなさそう。
バラや紅葉の時期などは大浴場からも少し見えそうです。
大涌谷方面も眺めることができました。
少し黄色がかった透明なお湯。
乳白色の硫黄泉のイメージが強い強羅温泉ですが、泉質は様々。
こちらの泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
強羅温泉でも珍しい泉質です。
旧泉質名では含重曹食塩泉。
しかも源泉かけ流しというのがポイント高い。
無色透明の温泉で源泉かけ流しというのはかなり少ない。
箱根や強羅という有名温泉地ならなおさらですが、ちゃんと温泉にこだわっているというのがいいですね。
床タイルが一部黒ずんでいますが、これは温泉成分によるもの。
マンガンや鉄などの金属イオンを微量に含んでいます。
お風呂上がりに休憩処へ。
ここが最高に気持ちよかった。
旧客室だったと思われるお部屋。
4階にあるため、風通しがよくとにかく気持ちよい。
真夏でもクーラーなんかいらないくらい。
しかも誰もいないというのが最高。
いつもならすぐに他の旅館に行く私ですが、ここは気持ち良すぎたのでしばし昼寝タイム。
日帰り入浴は2時間以内。そんなにいるわけないと思っていましたが、ここなら余裕で2時間過ごせそうでした。
以上、強羅館の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
強羅温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
翠光館は日帰り入浴歓迎の宿。
気軽に源泉かけ流しの温泉を楽しめます。
湯上り処での休憩は至福のひととき。
景色も素晴らしく忘れられない旅館となりました。
誰にも会うことなくゆっくり入れました。
《訪問日》2024.9.2
翠光館の泉質と効能