大露天風呂の日記

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上野鉱泉【中の湯】日帰り入浴記「湯口が神秘的な硫黄の冷鉱泉」

上野(うわの)鉱泉 中の湯の日帰り入浴ってどんな感じなの?

年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。

こんな人におすすめ 

 

・マニアックな温泉に入りたい

・誰にも会わずにゆっくり入りたい

・珍しい硫黄の鉱泉に入りたい

 

営業情報とアクセス


▶日帰り入浴時間

昼頃〜16:00

▶日帰り入浴料

500円

▶タオル

サービス

▶お風呂の数

内湯(男1・女1)

▶サウナ

なし

 

中の湯の外観と館内

 

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上野(うわの)鉱泉新潟県南魚沼市にある温泉。 

中の湯は上野鉱泉でもっと奥にある宿。


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宿の前の国道は、映えスポットとして最近有名な清津峡への最短ルート。結構な車通りがあるので横断注意。

 

上野鉱泉は国道沿いに名月荘、松寿館、中の湯と点在しています。

中の湯に奥に更に奥の湯という旅館がありましたが、こちらは2014年頃に惜しくも閉館。


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日帰り入浴は不定期営業。

おそらく宿泊客がいない日は営業してないのだと思います。

日帰り入浴営業日はこのようにのぼり旗が立っています。


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療養鉱泉と書かれた黄色の看板が目立ちます。


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かなり渋い雰囲気の玄関。


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歴史がありそうな銅板の看板。

この古さが素敵です。温泉マークもいい感じ。


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玄関。ピンポンを押すと奥からおばあちゃん。

日帰り入浴は500円。


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タオルの販売はありませんが、無料で貸してくれます。


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お風呂は2階。ソファーなどが置かれた共有スペース。


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宿の建物は2つに分かれいて、奥側の建物にお風呂があります。


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こちらは自炊ができる炊事場。

今ではなかなかお目にかかれないガスコンロ。


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お風呂入口。

館内は全体的にちょっと古くて暗いですが、トイレはキレイでした。

 

中の湯の温泉

 

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こちらがお風呂。窓が大きく、魚沼の森が良く見えます。

浴室に入るとふんわりと硫黄の香り。

女湯との境はこれまたレトロなガラスブロック。


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ちょっと褐色を帯びたお湯。

泉質名のつかない鉱泉で、硫黄とメタケイ酸の項目により温泉法上の温泉に該当します。

泉質名がないため、正確には療養泉ではありません。 

硫黄やメタケイ酸も温泉の基準値ギリギリの含有量ではあります。


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源泉は14度ですが、いい感じに加温されていました。

お湯は循環消毒あり。


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湯口の上には冷たい源泉。 

ここは源泉かけ流しの鉱泉に触れます。

よく見ると源泉がすごいことになっていました。


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硫黄が蜘蛛の巣のように糸状に広がり、神秘的な感じに。

どうやったらこんな不思議な模様になるのでしょう?

見れば見るほど美しいです。まるで曜変天目

 

以上、中の湯の日帰り入浴情報をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

上野鉱泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです

 

日帰り入浴してみた感想まとめ

上野鉱泉新潟県民でもなかなか知らないマニアックな温泉。

中の湯はひなびた湯治宿という雰囲気。

珍しい硫黄の香りがする鉱泉を楽しめます。

誰にも会わずにゆっくり入れました。

 

中の湯の泉質


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総硫黄とメタケイ酸の項目により温泉に該当

✓源泉 中の湯

✓温度 14.6度(冷鉱泉

✓pH値 7.1(中性泉)

✓成分総計 211mg