基本情報
【日帰り入浴時間】
要確認
【日帰り入浴料】
1000円
【タオル】
300円
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0269-33-3181
泉質
■源泉
渋温泉総合源泉
(比良の湯、薬師の湯、とんびの湯混合泉)
■泉質
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(含塩化土類芒硝泉)
■温度
65.0度
■pH値
pH4.6
■成分総計
1210mg
歴史を感じる重厚な木造旅館
風情ある建物が目に引く湯本旅館の隣にあります。
千と千尋の神隠しのモデルと言われる金具屋も近い。
まさに渋温泉の中心部にあります。
欄間が立派な玄関。
日帰り入浴可能どうかは微妙だったので電話してみると、
「お日にちによります 今日なら大丈夫です。何時くらいにいらっしゃいますか?」とのこと。
朝10時過ぎに伺う旨を伝えてからやってきました。
日曜日の朝。ちょうど宿泊客がチェックアウトして一段落する時間帯です。
館内は歴史を感じるは重厚な作り。
女将さんがすぐに出てきて受付。
松屋の女将さんは気さくですごく上品な感じの方。
日帰り入浴は1000円です。
300円で立派なロゴ入りのタオルがもらえます。
「ちょっとお待ちいただけますか?」とのことで、奥の間でちょっと 一休み。
2つ並んだ茶釜がかわいい。この宿には看板猫の黒猫ちゃんがいるよう。
トイレの前には風鈴が下げられており、風流な音を奏でています。
床も天井も木造の浴室
お風呂は地下一階。
のれんには「油」の文字。
良く見たら、千と千尋の神隠しの暖簾でした。
カオナシやカエルなど。主人公クラスは逆にいない。
女将さんが先回りして湯加減をチェックしてくれていたよう。
「熱いと思いまして水を入れておきました。ちょうどよくなったら止めてください」とのこと。
渋温泉はとにかく熱い。本当に入れないレベルのところもあるので、加水してもらったほうが逆にありがたい。
お風呂は貸切の利用になります。
脱衣所。
こちらが内湯。天井も床も壁もすべて木造。
景色は全くないのですが、その分木の温もりを感じるお風呂。
カランもいい感じです。
お湯は確かに結構熱い。
源泉は渋温泉の総合泉を使用。源泉は65度もあります。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。
旧泉質名では含塩化土類芒硝泉。
渋温泉はpH4.6の弱酸性のお湯。
弱酸性の温泉というのは実はかなり珍しい。
加水してくれているので、だんだんいい感じの湯加減に。
ちょっと分かりにくいですが、硫黄の小さな湯の花が舞っています。
もちろん源泉かけ流しのお湯。
お風呂上がりにふと足元を見ると、スリッパが揃えてありました。
私はこんなきれいに脱いではないので、女将さんが揃えてくれたよう。細やかな気遣いがさすがですね。
帰りに女将さんとお話。
「このあたりの旅館を回られているんですか?」
「だいだい全部入りました」
「なら熱いのもなれてらっしゃいますね」
「今度はぜひまたゆっくりお越しください」
今度は宿泊で来たいと思います。
温泉分析書 塩分を含む芒硝泉
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1210mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは硫酸塩イオンと塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉です。
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉となります。