基本情報
【日帰り入浴時間】
10:00〜16:00
【日帰り入浴料】
500円
貸切風呂1100円
【タオル】
100円
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
露天(貸切2)
【客室数】
16室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★★☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0269-33-4561
泉質
■源泉
穂波温泉第2、第4混合
■泉質
ナトリウム-塩化物泉
(純食塩泉)
■温度
73度
■pH値
pH8.1
■成分総計
1404mg
外観はちょっとくたびれています
湯田中温泉の対岸は正確には穂波温泉ですが、知名度が今ひとつなため、ほとんどの旅館が湯田中渋温泉郷と名乗っています。
確かに穂波温泉って温泉好きでも知ってる人は少ないような。
建物はちょっと年季が入っています。
宿の目の前に本物の廃墟ホテルがあったりするので、余計に廃墟みたいに見えちゃいますが、ちゃんと営業しています。
なんなら、こちらの旅館は温泉にこだわっているため、ファンも多いのです。
さっそく館内へ。館内もレトロな雰囲気。
ご主人のおじいちゃんがテレビを見ながらくつろぎ中。
つるやは館内の大浴場と貸切露天風呂の2箇所があります。
とりあえず大浴場をお願いしました。
大浴場だけなら700円です。
お風呂入口。
ここで急に裸のおじさんに出くわしてびっくり。
どこから移動して来たのか?そのまま浴室へ。
貸切風呂から裸で移動して来たのでしょうか?
他にお客さんはいなかったので、まあいいのかもですが。
「天然温泉こだわり オーナーからひと言」
全部は読んでいませんが、オーナーは源泉かけ流し主義者とお見受け。
これは期待できそう。
夢殿をイメージした名物風呂
こちらが大浴場。
床にはタイルが敷かれています。
特徴的なのは形。浴室も湯船も八角形なのです。
なんでもこれは法隆寺の夢殿をイメージして作ったらしい。
50年前からあるつるやの名物大浴場です。
ちなみにこちらが本物。
どうです?似てますか?
中央の湯口からちょろちょろとお湯が注がれています。
泉質はナトリウム-塩化物泉。
いわゆる食塩泉ですが、成分総計は1400mgほどで単純温泉に近い。
そのため、塩っぱさはほぼありません。
源泉は70度以上ありますが、井戸水を加水して42度程度に保っています。加水はしていますが源泉かけ流しです。
熱くて入れないよりは、加水してもらったほうが全然いい。
夢殿風呂に隣接して露天風呂もあります。
こちらは打って変わって、木造の浴室。
後から増設された感じで新しいです。
露天風呂は三人サイズくらいです。
大浴場と繋がっていますが、露天側にも脱衣所。
もとは貸切風呂だったのかしら?
露天風呂も熱すぎず適温の湯加減でした。
別料金で貸切露天風呂も利用可能
大浴場のあとは、やっぱり貸切風呂にも入ってみたくなったので、追加注文。「貸切風呂は外ですけどいいですか?」とのこと。
追加料金1100円を支払うと、お風呂まで案内してくれました。
こちらが貸切風呂。写真左手が旅館の玄関。
ちょうど駐車場の目の前にあたります。
車を停めた際、どう見てもお風呂だなと思いましたが正確でした。
貸切風呂はかめの湯とつるの湯の2つ。
このときは問答無用でかめの湯に案内されたので、つるの湯は入れなかったのかも。
こちらが貸切露天風呂。
3人サイズくらいで、落ち着いた感じのお風呂。
こちらも新しく増設されなばかりな感じ。
外観からはこんなにきれいなお風呂があるとは思いませんでした。
介護が必要な方や赤ちゃん連れでも気兼ねなく入れるようにとの気遣いでご主人が作ったそう。
赤ちゃん用のバスタブ的なものや、介護用の椅子も置かれていました。さすがです。
湯口が個性的で流木が使われていました。
貸切露天風呂も適温の湯加減。
つるや旅館は夢殿をイメージした大浴場が名物。
熱すぎず適温で入れる温泉も魅力です。
温泉分析書 弱食塩泉です
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1404mgで1000mgを超えます。
陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・-塩化物泉です。