蘭亭の日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
・設備充実の大型旅館で入浴したい
・畳のお風呂に入りたい
・庭園散策も楽しみたい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
11:00~17:00(受付16:00)
▶日帰り入浴料
900円
▶タオル
220円
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0570-040-707
蘭亭の外観と館内
蘭亭は秋保温泉では比較的新しく1995年にオープンした旅館。
その名の通り、蘭をモチーフにした旅館です。
近代的な鉄筋8階建てで、翼を広げたような堂々たる建物が特徴。
日帰り入浴にも積極的。秋保温泉では最も遅い16時まで受付けています。
宿泊してもそこまで高い旅館ではないため、利用しやすいのも魅力です。
旅館の横に気になるものを発見。
なんとグランピング用のドームテント。
もちろん蘭亭の施設で、グランピングのプランも人気らしい。
グランピングで、お風呂は旅館の立派な大浴場に入れる。
夕食はBBQで朝食はホテルのバイキング。
ありそうでなかった面白いプランですね。
さっそく館内へ入りましょう。
いきなり日帰り入浴の案内があります。
これなら入りやすい。
日帰り入浴は900円。秋保温泉ではお安めの価格設定で助かる。
ロビー。仙台らしい巨大な七夕飾りがお出迎え。
2層吹き抜けでなかなか豪華です。
ちょうどチェックイン時刻前。ファミリー客が多そうな感じ。
割に混んでいて、人気旅館であることが分かります。
蘭がモチーフなので。玄関から胡蝶蘭がお出迎えです。
大浴場はエレベーターで3階です。
エレベーターは外が見えるシースルー。
下からみるとこんな感じ。
秋保らしく豪華な造り。シャンデリアも蘭をモチーフにしています。
ちなみにシャンデリアの下は食事会場になっています。
3階に到着。几帳が飾られており、上質な和の雰囲気を演出。
ちょうどロビーの真上にあたります。
仙台の七夕飾りをこんなに至近距離で見るのは初めて。
蘭亭の温泉
大浴場入口。
こちらが大浴場。
大浴場は珍しい畳敷き。
抗菌性に優れ、滑りにくく、ふんわりとした感触。
畳風呂は蘭亭のウリの一つです。
壁は蘭や鳥をモチーフにした陶器のタイルでかわいい感じです。
内湯は2つの湯船に分かれていましたが、温度の違いなどはなし。
源泉浴槽かな?と思いましたが、そういうわけではもなさそう。
続いて露天風呂へ。こちらは特に目立った点はなく、フツーな感じ。
秋保温泉にしては小さめの露天風呂。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
旧泉質名は含塩化土類食塩泉。
亀の湯という源泉を使用。
秋保のほとんどの源泉は塩分濃度が高いのですが、こちらはかなり薄めで単純温泉に近い感じ。
循環消毒ありです。
景色はこんな感じ。
ホテルのバックヤード的な感じ。
ちょっと立てば景色は見えますが、景色面では弱め。
湯上がりにお茶をいただきます。
煎茶とほうじ茶が選べるのが嬉しい。
帰りにホテルのお庭を散策してみることに。
ちょっと下るとホテル全容がよく見えます。蘭亭のベストショット位置。
雑誌などにもよく見るとアングルです。
帰ろうとすると、ちょうどチェックイン時間だったので、
玄関前には着物姿の女将さんやスタッフさんが4人ほどずらり。
チェックインするお客さんのお出迎えのようです。
私は逆に帰るところでしたが、日帰り入浴にも「どうもありがとうございました」と丁寧にお見送り。
なんと、車が見えなくなるまで全員で手を振っていただきました。
宿泊客がチェックインする超忙しい時間。
日帰り入浴客は雑に扱われても文句は言えませんが、
ここまでしてくれるなんて感動です。
次回は絶対泊まりに来ます。
以上、蘭亭の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
秋保温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
蘭亭は蘭もモチーフにした女性受けも良さそうな旅館。
畳敷きのお風呂や、陶器タイルなどこだわりも感じられるお風呂です。
日帰り入浴は意外にも人気で、秋保では瑞鳳の次に混んでいました。
日帰り客へのサービスも良く、オススメの旅館です。
蘭亭の泉質と効能
✓源泉 亀の湯
✓温度 25.9度(低温泉)
✓pH値 6.7(中性泉)
✓成分総計 1018mg