佐藤屋旅館の日帰り入浴ってどんな感じなの?
年間300箇所以上日帰り入浴している温泉ソムリエが、実際に訪れてレポートします。
こんな人におすすめ
・源泉かけ流し温泉に入りたい
・素朴な旅館が好き
・混みあわずに入浴したい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
11:00〜14:00
▶日帰り入浴料
730円
▶タオル
120円(ロゴなし)
▶お風呂の数
内湯(男2)
内湯露天(女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
022-398-2711
佐藤屋旅館の外観と館内
佐藤屋旅館は秋保温泉の中心部にある旅館。
鉄筋五階建てですが、秋保温泉では小さい旅館です。
秋保温泉と佐藤は関係が深い。
湯元のホテル佐勘も佐藤勘三郎の名前から来ています。
もしかして、佐藤屋旅館も佐勘と関係があるのかも?
しかも場所も佐勘の目の前です。
建物は少し年季が入っている感じ。
佐勘や水戸屋などの名だたる豪華旅館に囲まれているので、
失礼ながら、余計にボロく見えてしまいます。
ですが!こちらは秋保温泉唯一の源泉かけ流しの宿。
温泉好きなら真っ先に向かうべき旅館です。
ロビー。小ぢんまりとした感じで落ち着きますね。
このアットホームな感じは秋保では珍しい。
日帰り入浴は730円。秋保温泉では一番お安いです。
「今の時間は男性は内風呂のみですがいいですか?」とのこと。
佐藤屋旅館のお風呂は、磊々(らいらい)の湯と里の湯の二つ。
磊々の湯がメインで露天風呂付き、里の湯は内風呂のみです。
お昼過ぎに伺いましたが、この時は里の湯が男性だったよう。
内風呂だけでも全然問題ありません。
磊々の湯は源泉かけ流しではないので、なんなら里の湯の方がいいです。
タオルはロゴなし。残念。
フロントの真横が大浴場です。
フロントからこんな近いお風呂は初めて。
佐藤屋旅館の温泉
のれんをくぐると、左右に扉があります。
どちらも内湯。ほぼ左右対称の造り。
男性はどちらも入れますが、右側はまだお湯が溜まっていないとのことで、左側のお風呂へ。
脱衣所も小さめです。
こちらが大浴場。
景色はないのですが、シンプルでいい感じ。
いかにもお湯にこだわってそう。
日帰り入浴客は瑞鳳や水戸屋などの有名旅館に行くため、全く誰もいませんでした。貸し切りなんてラッキー!
秋保温泉にもこんなシブいお風呂があったなんて。
大きな露天風呂は他の旅館でも入れますが、こういう古くてシブいお風呂は秋保温泉でもここだけです。
泉質はナトリウム-塩化物泉。
源泉は秋保2号と新4号の混合泉で、水戸屋などと同じです。
いわゆる食塩泉ですが、成分総計は1000mg弱。
秋保温泉の他の源泉は8000mg前後の食塩泉なので、それに比べればだいぶマイルド。
なので塩味はほとんどありません。
むしろ苦みのほうが強い感じ。
お湯は少し熱め。
消毒作用のあるメタホウ酸を含むためか、わずかに薬品臭も。
その他、美肌成分のメタケイ酸も少し含まれています。
秋保温泉ってこんなお湯だったのかとちょっと感動。
源泉かけ流しなので、お湯は絶えずオーバーフロー。
やはり、循環消毒と源泉かけ流しは入った感じが全然違います。
以上、佐藤屋旅館の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
秋保温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
佐藤屋旅館は秋保では比較的小さめの旅館。
秋保唯一の源泉かけ流しのお風呂に入れます。
日帰り入浴も混み合うことなく、ゆっくり入れます。
佐藤屋旅館の泉質と効能