大露天風呂の日記

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熱海温泉 ホテルニューアカオ 昭和レトロ豪華を極めた超巨大ホテルで日帰り入浴

 

 
基本情報
 

【日帰り入浴時間】

13:00〜18:00(受付17:00まで)

【日帰り入浴料】

平日2500円

土日祝日3000円

【露天風呂】 

あり

【お風呂の数】 

内湯露天(男2・女2)

【客室数】

350室

【公式HP】

https://hotel-new-akao.com/

【個人的オススメ度】

★★★★★

 

 

住所・電話番号 
 

 【住所】

静岡県熱海市熱海1933-250

【電話番号】

0557-83-6161

 

 

泉質
 

 ■源泉

熱海402号泉(錦浦源泉)

■泉質   

ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

(含塩化土類食塩泉)

■温度           

49.5度

■pH値

pH7.3

■成分総計  

11360mg

 

静岡県 熱海温泉ってこんなところ

 


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熱海温泉は静岡県伊豆半島の中部にある温泉。

大型ホテルやマンションなど立ち並ぶ日本有数の巨大温泉です。

 

その歴史は今から1500年前と非常に古く、熱湯が吹き出し、魚がもだえ死んだ様子を見て、熱海と名付けられたそう。

江戸時代には徳川家康も入湯し将軍家御用達の温泉として愛されていました。家光は熱海のお湯を江戸城に運ばせたほど。

 

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明治以降も多くの文人墨客に愛され、別荘地としても発展しました。

戦後は新幹線の開通や首都圏からのアクセスの良さもあり、一大リゾート地として発展。一時衰退したものの、現在再び人気が再燃し、多くの観光客が訪れます。

土日ともなれば熱海駅から続く商店街を中心に人だらけ。

若い観光客の方にインバウンドの方もたくさん。

車も大渋滞でコインパーキングも満車。

今最もアツイ温泉地です。

 

日帰り入浴は主要なホテルを中心に約半分ほどで可能ですが、料金は熱海価格。

有名温泉地ゆえ、どのホテルもかなり高いので、事前に値段をチェックした方がよいです。

 

海にせり出す!熱海で最も有名な超大型ホテル

 


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ホテルニューアカオは熱海温泉で最大のホテル。

巨大なホテルが立ち並ぶ熱海温泉でも群を抜く巨大さで、海沿いから見ると隣町からでも確認できます。


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入口から見ると小さく見えますが、崖に沿って海に浮かぶように建てられており、ロビーは最上階にあたる17階にあります。

客室数250室を数える超巨大ホテルです。



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開業は1973年。熱海のシンボルとして熱海温泉を牽引してき存在でしたが、コロナ禍などの煽りを受け、2021年に惜しまれつつ閉館。

その後、経営が変わり2023年にリニューアルオープンしました。

 

レベルが違う!昭和レトロな豪華さ


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中はとにかくぶっ飛んでいます。

まさに昭和レトロな豪華さを極めた館内。

巨大なシャンデリアが並び、まるで豪華客船の上にいるかのような気分。

日帰り入浴も3000円とすげえ値段。

熱海温泉の日帰り入浴はとにかく高いのですが、その中でも最もお高い。

そして15時以降は宿泊客で大混雑するので、日帰り入浴はその前に訪れたほうがオススメです。


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このシャンデリアは同時代に建てられた伊東温泉のジュラクにもありましたが、にしても数といい内装といいこちらの方がすごい。


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経営は変わりましたが、敢えて昭和レトロな豪華さをそのまま残したことで、若い人にも大ヒット。

今どきこんなぶっ飛んだホテルはないので、平成令和世代からしたら、何もかもが新鮮に映ります。

昭和らしさ全開のロゴも敢えてそのまま。

なんならこのロゴのTシャツまで売ってました。

 

ちなみにニューアカオはじゃらんで年間最も売れた宿に選ばれるほどの盛況ぶり。

 


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ホテルのパンフレット。

海に突き出た部分が昭和レトロなオーシャンウィング、山の上にあるのが少し新しいホライゾンウィング。

その間にあるのが、スパリウムニシキというお風呂棟。

この辺り一帯は錦ヶ浦と呼ばれているため、ニシキという名前。

 

すべて通路で繋がっていて、中から行来できるようになっています。

でかすぎる、、

 

お風呂は全部で3箇所あるのですが、日帰り入浴はうち2箇所。

スパリウムニシキと大浴場「彩海」。

メインはスパリウムニシキです。


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お風呂は15階から連絡通路で向かいます。

エレベーターもありますが、ロビーから螺旋階段で降りることができます。

エレベーターは3基ありますが、これだけの巨大ホテルなのでなかなか来るのが遅い。階段がオススメです。

 

この螺旋階段もよく見れば御影石製。

こんなところまで豪華ですねえ。

タイタニックにでも乗っているかのような気分。


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15階へ到着。ニューアカオで最もスゴイこはこの階。

奥にあるサロン・デ・錦鱗(きんりん)というホールです。


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もうここまで来ると、すごすぎて笑っちゃいますね。

ここまでする必要あったのかしら?

昔は宴会場として使っていたようですが、現在は何もなく、ただただ広い空間。撮影スポット用となっていました。


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両側は海です。

ここで記念撮影をしている人も多数。

そりゃ撮りたくなりますよね。


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こんな空間は他で見ることができません。

現代ならここまで派手には作らないでしょう。ある意味、貴重な文化遺産だと思います。

結婚式の会場にしてもありあまる広さ。

ここのシャンデリもすごすぎます。


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館内見学だけでも圧倒されてしまいましたが、本題のお風呂へ。

15階から長い連絡通路でまずはスパリウムニシキへ。


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上からみるとこの部分。

錦ヶ浦の湾を囲むように回廊があります。

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そしてちょうどこの下にはニューアカオを象徴する圧巻のダイニングホールがあります

写真下の大きな窓の部分。

錦ヶ浦の湾の部分の岩盤をくりぬくように作られた扇形の大ホールです。

現代であれば絶対作れないような場所にあります。

 

公式HPより

そのデカさもさることながら、まるで劇場のような作りで、装飾も豪華を極めています。ローマの劇場のような?

思わず、何これ!?すげー、、、となってしまいます。

 

ちなみに2018年には台風による高波により、ここの窓ガラスが割れる被害もありました。


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ニューアカオ建設当時の貴重な写真。 

ニューアカオという名前のとおり、もとは赤尾旅館でした。

ホテルの建設は、場所が場所故、関係省庁の許可がなかなか降りなかったとか。

霞が関ビルの設計を行ったチームに依頼し、数万本のピアノ線を岩盤に固定するという驚きの工法で建設したそう。

 

プロジェクトXにでも出てきそうな大工事です。

 

海と一体になれる!インフィニティ露天風呂


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スパリウムニシキ入口。

ここからは昭和レトロな感じはなく、新しい。

というのも、こちらはリニューアルオープン時よりも前の2018年2月建てられたもの。


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湯上がり処。眺望がすごいです。


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脱衣所。

 

この先は撮影禁止なのでHPから。

公式HPより

こちらは日帰り入浴では男湯になっている断崖の段々湯。

全部で3段ありますが、温度の違いはほぼなし。

海を見渡す段々風呂は圧巻の景色。

そびえる松もアクセントになっています。

めっちゃ混んでました。

公式HPより

こちらは大浴場。内湯の眺望もすごいですね。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉

旧泉質名では含塩化土類食塩泉です。

 

熱海402号泉というこの宿だけの源泉を使用。

成分総計は1万mgを超え、熱海でも有数の濃いお湯です。

かなりしょっぱく、カルシウムを含むため苦いです。

食塩が濃いため、顔をこすったりすると目にめっちゃ染みます。

 

 

循環消毒はあり。

てか、この規模なら循環消毒していないと逆に不安になっちゃいます。

 

公式HPより

こちらは日帰り入浴では女湯側のお風呂。

宿泊すれば朝男女入れ替えになります。

こちらは段々風呂ではないのですが、よりインフィニティ感の強い絶景。

まさに海と一体になったような気分。

熱海の少し南にある赤沢温泉の露天風呂にも似ています。

 

どちらがいいかは好みによるかも。

私的には大きな段々風呂の方がお気に入りでした。

 


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続いて大浴場の彩海(さいかい)へ。

スパリウムニシキに入る手前を右に曲がります。

そこから、ぐるぐると螺旋階段でホライゾンウィングへ。


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ホライゾンウィングの玄関。

オーシャンウィングと異なり、レトロさはありません。

 

ホライゾンウィングは白亜の宮殿


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が、ここもすごい。

館内はまるで白亜の宮殿です。

というかこれはもはや結婚式場では???


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こちらはとにかく真っ白で統一。

オーシャンウィングより高そうな感じ。

気持ち悪いくらいに全く物がない。


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どこがフロントなのかしら?


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お風呂は2階です。

ここで急に和風な感じになるので違和感しかない。

ちょっとスーパー銭湯的な雰囲気。

 

公式HPより

こちらが大浴場彩海。先程のスパリウムニシキより高台にあるため、海はちょっと遠い。サイズもそこまで大きくないので、サブ大浴場という感じですね。

やはりメインはスパリウムニシキ。なので、こちらの大浴場は割と空いていました。

 

ホテルニューアカオは熱海最大の巨大ホテル。

いや、伊豆半島でも最大でしょう。

今となっては珍しい昭和レトロな豪華さはもはや文化財級だと思います。

日帰り入浴はかなり高いですが、館内の見学も兼ねていらしてみては?

 

温泉分析書 熱海でも有数の食塩泉

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは11360mgで超濃い温泉。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉です