基本情報
【日帰り入浴時間】
13:00〜15:00
【日帰り入浴料】
1000円
【タオル】
350円(ロゴ入り)
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
36室
【公式HP】
https://www.oze-iwakura.co.jp/hotel/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0278-58-7131
泉質
■源泉
市山の湯
■泉質
アルカリ性単純硫黄温泉
■温度
42.1度
■pH値
pH9.2
■成分総計
360mg
群馬県 土出温泉ってこんなとこ
周辺に点在する片品、尾瀬戸倉、鎌田、白根、幡谷、丸沼、座禅温泉などどに片品温泉郷と呼ばれます。
場所的にはほぼ片品温泉。
このエリアは尾瀬の玄関口にあたり、日光白根山や武尊山など百名山も多いため、ハイキングや登山の拠点として利用されることが多いです。
そのため、ロッジや民宿などの小さな宿が主体で、いわゆる温泉旅館のような宿は少ないです。
日帰り入浴には比較的寛容で、小さな民宿などを除き、ほとんどで可能です。
スキー場の横にあるリゾートホテル
尾瀬岩鞍リゾートホテルは、スキー場に隣接するリゾートホテル。
片品温泉の中心から車で5分ほど山を登ったところにあります。
標高1300m の高原の温泉です。
スキー場の周囲にはちょっとしたロッジ街。
片品温泉の旅館街からは少し離れており、源泉も違うため、土井温泉などとも呼ばれます。
日帰り入浴も歓迎の宿。
念の為いつものように電話してから訪問。
すると、受付に入るやいなや、
「先ほどお電話いただいた方ですか?申し訳ございません!」
えっ何があったんでしょう。
「大浴場の栓のトラブルで、まだお湯が半分しか溜まっていないんです。。入れないことはないのですが、、、」
とすごく申し訳無さそう。
ワタシ的には半分でも温泉に入れれば満足なので問題なし。
むしろ、ここまで来て断られる方がショック。
「全然大丈夫です」と伝えると、
「でしたから普段は1000円ですが、ワンコインで結構です」とのこと。
あら ラッキー!
タオルは350円。ロゴ入りで、可愛らしいキャラ付きの巾着袋も付いてきます。
お風呂は一階の奥にあります。
こちらは売店。スキー場やキャンプ場が近いため、お土産よりも日用品に特化した感じ。
こちらが大浴場。男湯は浮島の湯という名前。
露天風呂は残念ながらなし
リゾートホテルなので脱衣所も大きい。
日帰り入浴客もチラホラいるかと思いましたが、お風呂の調子が悪いせいもあってかゼロ。貸切確定です。
こちらが大浴場。
このホテル規模からして、絶対露天風呂はあるだろうと思っていましたが、残念ながら内湯のみ。
カランは超充実。
しかも窓もほぼなく、景色もなし。うーん。
浴槽は2つ。左側は確かにお湯が半分ほど。
でもこのくらい溜まっていれば全然入れます。
右側は、あら?溜まってるじゃないですか。
まずはこっちから入ろうかと足をつけたところ、
ひゃ!めっちゃ冷たい!びっくり。
これはサウナの水風呂でした。水風呂とか書いていなかったので全く気づかず。
気を取り直して温泉の湯船の方へ。
半分しか溜まっていませんが、タオルを枕にして寝湯風にして楽しむことに。
なんですが、湯船の底からすごい勢いで投入されているお湯。
波がすごくて、寝ていると体が左右に揺さぶられて落ち着かない。
ということで、お次は階段状の湯口から流れ落ちるお湯に肩を当ててて、打たせ湯風に楽しんでみることに。
これは正解でした。
循環消毒ありのお風呂のようですが、この湯口から出ているお湯はどうやら源泉そのまま。
少しだけぬるめで、柔らかく、ちょっとだけ硫黄の香りも。とろみもありなかなかいいお湯です。
泉質はアルカリ性単純硫黄温泉。
硫黄分は4mgほどで片品温泉よりも多く含んでいます。
半分しかお湯が溜まっていないおかげで、逆に源泉かけ流しの打たせ湯を味わえました。
帰りに玄関の横に猫小屋を発見。
女性スタッフがちょうど餌を上げたばかりのよう。
ゴソゴソと2匹の猫がお食事中。
近づいてみると、「なんだよ?」という顔。
サバトラの方は、ちょっと距離を置き逃げてしまいましたが、
茶色の方は微動だにせず食事。
茶色の方は看板猫のようで、人馴れしていました。
サバトラのほうは野良猫かも?
来たときはどこかへお出かけ中だったので、会えて良かった。
尾瀬岩鞍リゾートホテルは片品温泉唯一のリゾートホテル。
設備は充実していますが、大浴場は景色がないのがちと残念。
わずかに硫黄が香る温泉はなかなか良いです。
ネコ好きの方にもおすすめ。
温泉分析書 強アルカリ性の硫黄泉
溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。
こちら360mgのため、単純温泉です。
その他に総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上で硫黄泉となりますが、こちらは4.9mgあるので、基準を満たします。
また、pH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH9.2でアルカリ性です。 以上より、アルカリ性単純硫黄温泉になります。