大露天風呂の日記

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片品温泉 旅館うめや 100%源泉かけ流し!ほのかに硫黄が香るヌルヌル温泉に日帰り入浴

 

 

基本情報

 

【日帰り入浴時間】

要確認

【日帰り入浴料】

800円

【タオル】

サービス

【露天風呂】 

なし

【お風呂の数】 

内湯(男1・女1)

【客室数】

20室

【公式HP】

https://oze-umeya.com/

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

 

住所・電話番号

 【住所】

群馬県利根郡片品村土出122

【電話番号】

0278-58-7786

 

 

泉質
 

 ■源泉

釈迦の湯2号

■泉質   

アルカリ性単純硫黄温泉

■温度           

48.3度

■pH値

pH9.04

■成分総計  

257mg

 

群馬県 片品温泉ってこんなとこ


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片品温泉は群馬県片品村にある温泉。

周辺に点在する尾瀬戸倉、鎌田、白根、幡谷、丸沼、座禅温泉などどに片品温泉郷と呼ばれます。

片品温泉はその中心で最も多くの宿があります。

 

開湯時期は不明ですが、かつては新井の湯と呼ばれ、湯元の千代田館は約100年ほど前に創業しました。

 

このエリアは尾瀬の玄関口にあたり、日光白根山武尊山など百名山も多いため、ハイキングや登山の拠点として利用されることが多いです。

そのため、ロッジや民宿などの小さな宿が主体で、いわゆる温泉旅館のような宿は少ないです。

 

日帰り入浴には比較的寛容で、小さな民宿などを除き、ほとんどで可能です。

 

片品温泉で一番大きい旅館

 


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旅館うめやは片品温泉の中心にある旅館。

ロッジや民宿が多い片品温泉では比較的目立つ宿で、玄関は小さく見えますが、奥に鉄筋の建物が控えています。

片品温泉では一番大きな宿かもです。


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玄関周りは花が沢山。

お花畑みたいになっていました。ミニ尾瀬

 

日帰り入浴の電話をしてみると女将さん。

「今どのへん?じゃあ昼ころかな?はいよー」という感じ。

絶妙にタメ口なんですが、全然嫌な感じはしない。

友達みたいな感覚で話してきて、なんか気さくでええ感じです。


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やたらとでかいロビー。

中央には片品村尾瀬のパンフレットがずらりです。


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囲炉裏の休憩室も。

 

電話の女将さんがすぐ出てきて受付。

なんかタバコが似合いそうな、イケてる感じの女将さんでした。

私を見るや、にこっと「電話くれた方?温泉巡りしてるわけ?」

 

さすが。一発で見抜かれました。

 

タオルをお願いしてみます。

「うちで洗ったやつでよければただであげんだけど」

ということでタオルは無料でいただきました。

 

温泉ソムリエも絶賛!こだわりの源泉かけ流し湯


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お風呂はフロントからすぐ。


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こちらが大浴場。超シンプルで何の特徴もない感じですが、

こちらの旅館は温泉が素晴らしい。


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片品温泉はロッジや民宿が多く、温泉に気合を入れている宿は少ないのですが、こちらの旅館は源泉かけ流しに熱いこだわり。

加水も加温もしていません。

 

露天風呂がないのも、100%源泉かけ流しを維持するため。

その為にはどうしてもこのサイズの内湯しか作れないのだそう。


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泉質はアルカリ性単純硫黄温泉。

浴室に入った瞬間、硫黄の香りがふわっと香ります。

pH9.0を超える強アルカリ性のお湯。

お湯はかなりヌルヌル感があり、しっかりとろみを感じました。

 

温泉ソムリエの家元遠間氏も絶賛したそう。


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朝日新聞の記事。群馬のおすすめ温泉ベスト3

かの有名な法師温泉万座温泉に次いで、うめやは第3位!

すげえ 草津温泉超えました。

 

温泉の良さは確かなもので、片品温泉を隅から隅まで湯巡りしましたが、他の日帰り入浴客に会ったのはここだけでした。

 

旅館うめやは片品温泉で最も温泉にこだわる宿。

温泉好きの方も納得の源泉かけ流し湯です。

 

温泉分析書の説明 強アルカリ性の硫黄泉

 


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溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。

こちら257mgのため、単純温泉です。

 

その他に総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mg以上で硫黄泉となりますが、こちらは2.2mgあるので、ギリギリ基準を満たします。

 

また、pH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH9.0でアルカリ性です。 以上より、アルカリ性単純硫黄温泉になります。